2017年11月22日

201611it イタリア・シチリア旅 4日目その3「初めての街でストライクに呑み食いするのは本当に難しい」


 4日目の夜から5日目の朝食まで、主に食レポになります。

 カターニアに戻ってきたegamidayさん、中央駅近くの宿に向かいますが、この中央駅前がパレルモに増して荒らっぽい感じ。手持ちぶさたさんやがらの悪い大声の輩も多いし、駅前なんか車が遠慮無しにびゅんびゅん通ってるのを、信号の無い横断歩道をえいやっと渡らないといけない、なにこの都市設計、ていう。考えてみればヨーロッパの駅なんかおおかたは街の外れ部分なわけで、荒れててもしゃあないのかなという。
 実際、宿周りも薄暗く、宿から新市街あたりへ歩くのも荒っぽいか薄暗いかで若干不安で、でも、真ん中あたりの新市街や歴史地区あたりまで出ればきれいで人出も多く安心できる、という感じです。ただそうなると今度は駅とのアクセスが不便になっちゃう。カターニアはシチリア東岸地域のあちこちの観光どころに行くための拠点としてはすごく吉な位置取りだと思うんですけど、そのへんが若干惜しいなと。

 今朝ほど予約した宿のほうはまったく申し分なく、ご主人っぽいおじいさんがなんかずいぶんと気さくで、相談すると、観光地図にペン書きであれこれと食事処のおすすめを教えてくださる。ここはシーフードが美味くて家族連れでよく行くんだとか。特に、宿からすぐ近くにあるというワインバー、壁一面にボトルワインが並んでるとかいうパンフも渡されて、これはなかなか”捗る”な、という感じです。
 パレルモの宿のオーナーさんもそうでしたけど、こうやって街の勘どころを教えてくれる土地の人って、ほんとに旅が捗ってありがたいなあ、と思いますね。余談ですが、旅先の情報収集を助ける図書館、もあらまほしいと言えばあらまほしいのですが、やっぱりこういうときって”パーソナルな評価で色付け・フィルタリングされた”情報(ていうか”談話”)のほうが、なんとなくありがたかったりします。

 というわけで、宵のカターニアを歩いてみます。

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 まちがいなく、バロックですね、ていう。
 カターニアもそうなんですが、シチリアの南東あたりの街というのは、17世紀後半あたりにでっかい火山噴火やでっかい地震に遭い、そこから街を再建しようとしたところがちょうどバロック全盛期だったので、とにかく街がバロックにつぐバロックというデザインになっている、ということらしいです。ドゥオモ広場なんか、あれ、ここベルギーだっけ?みたいな装いになってる。

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 夜目遠目なんとやらと言いますが、街並みも夜の灯りの下ではずいぶん艶っぽく見えますね、正直、昼間の同じ場所の写真よりもぜんぜんこっちのほうがいいです。
 あと、存外に高低差があって、まあ、歩くのしんどいと言えばしんどい街だなと。

 歩き疲れたときの定番ということで、ドゥオモにお邪魔して座り込み、ミサを聴きながら明日明後日の行程を練ったりして、時間をつぶしてます。
 なぜにわざわざ時間をつぶしたりなんかしてるかというと、行くつもりのレストランが開店するのを待ってるのです。シチリア、ていうかイタリアが、でしょうか、レストランが開店するのが7時なんか極めて早いほうで、8時からとかふつーにあるらしく、なっかなか開店してくれなくて待つしかないという状態がわりとあります。

 というわけで、夕食です。
 オーナーに教わった「ピカソ」というお店。
 https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g187888-d2259417-Reviews-Vineria_Picasso-Catania_Province_of_Catania_Sicily.html

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 シーフードのフリットのミックス。揚げもの久しぶり!で身体が喜んでる。
 エビがぷりぷりで美味い。カタクチイワシが生臭くなくて美味い、何この土地、イワシをイワシ臭くなく味わえる土地柄ってだけで星満天じゃないか。あとゲソ、ゲソが美味いのなんか当たり前じゃないか、ちくしょう。
 これを途中でオリーブオイルやバルサミコ酢を投入して味を変えつつ味わっていくんだけど、うん、美味いんだけど、なんせ皿いっぱいで腹いっぱいなんですよ、イタリア料理さんはこのあたりが解決できればなあという感じ。

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 パスタ。メニュー見たら「ピスタチオのパスタ」っていうから、えっ、と思って反応でオーダーしたという。
 パスタは手打ちのタリアテッレ。ソースがピスタチオとマッシュルーム。ソースのピスタチオは、もっとペーストにしてあるのかなと思ったら存外に豆豆しく、クラッシュした豆のつぶつぶが邪魔にならないしかつ存在消えないしのちょうどいい大きさで、食べてて”楽しい”という感じ。ただ、味は、甘くもなく塩っぱくもなく、豆の味本来だなあ、という感じ。ベースのおダシ的なのがなんなのかがわかんなかった。
 で、それなりに堪能したなと思ってたんですが、あとから来たお客の様子を観察したところ、どうやらシチリア野菜の前菜をビュッフェ形式でいただけるメニューがあったらしく、そういうシステムをちゃんとわかってなくてこれは大いにしくじったと言わなければならないのです。初めての街でストライクに呑み食いするのは、本当に難しいことだなあ、と思たです。

 呑みです。
 オーナーに教わった壁一面のワインバー「Il Cantiniere」というところ。
 https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g187888-d1901863-Reviews-Il_Cantiniere-Catania_Province_of_Catania_Sicily.html

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 「壁一面のワイン」が”比喩表現”じゃなかった。ほんまだった。
 店内がまあまあ広く、ソファ席もテーブル席も立ち飲みに近い席もあり、真ん中には島型のカウンター、奥の方にまた別のバーみたいなところがあって、そこは生ハムとチーズのバーみたいになってるという、あかんぞこれ、みんなで呑みに来たらエンドレスで居座ってしまえるやつや。これ京都に作ってください。

 ひと晩明けて、5日目朝の朝食レポです。

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 ぱっと泊まれるくらいなホテルのビュッフェな朝食だからそうたいしたものはと、期待せずにいたのですが、ドーナツが盛ってあるのをよく見ると、ドーナツの下に敷いてある紙がしっとり濡れてる。え、まさか、と思って食べたら、ドーナツがいまここの厨房で揚げたやつだったのでびびった。確かに、奥に厨房あってがちゃがちゃ音してるなと思った。クロワッサンも新しいやつだった。
 こうなると一気にテンションが上がり黙々と集中し始めるegamiday氏。↑写真見ると、テンション上がりすぎて、なぜか食べかけの白パンが2つあるという我忘れ感。
 瓶詰めのやつなんだけどオリーブをペーストにしたのをパンにつけて食べるのがまた美味いし、名産のピスタチオをクリームにしたやつがまた甘くてコクがあって緑が鮮やかで美味いっていう、これはアルファコンテンツ行き。
 あと、オレンジとセロリをサラダにして和えたやつもこれはグッジョブと思った、あとで調べたらオレンジをサラダに使うのがシチリアの定番料理とのこと。

 おい、朝からこれかよ、ちきしょうレベル高えなシチリア、という感じです。
 美味いとそうじゃないの物差しが、逆にだんだんぼんやりしてきちゃうっていう。

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2017年11月21日

201611it イタリア・シチリア旅 4日目その2「嵐電・叡電に乗ってる人の気持ちがよくわかった」


 4日目お昼前。カターニア着に続いて、エトナ山周遊鉄道に乗りにいくところです。
 シチリア島の東海岸、カターニアの北に、エトナ山という火山があります。標高が3350m、成層火山で、近くに目立った別の山もない、となると雰囲気が実に富士山そっくりというわけで、極私的に”エトナ富士”と勝手に呼ばせてもらってますが、エトナ富士が日本の富士山と一番違うのが、現役でちょくちょく噴火してるということで、実はあたしの帰国後もわりとやらかしたらしいです。
 ただ、ちょくちょく岩が飛んだり溶岩が流れたりしてるものの、付近はわりと町や集落がふつーにあってみなさん生活してるっていう、そんなスタンス。そこへ来て、このエトナ山のまわりをぐるっと鉄道が走ってまして、その集落の人たちの生活路線でもあり、あたしのような観光客のための観光路線でもあり、どっちもを兼ねる感じで走ってる、と。
 いうことらしいので、これはぜひもので乗りに行かなきゃいけませんな、と勇んで向かうわけです。

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 Catania Borgo 11:35 → 13:43 Giarre

 スタートはエトナ山の5時過ぎあたりの位置にある、海岸の街・カターニア市内のボルゴ駅。そこから時計回りにぐるっとまわって、11時くらいのところにあるランダッツオでいったん乗り換え、終点は3時前くらいの位置にあるGiarreというところまで。
 ほんとは途中の街で降りて散歩したり昼食したりがいいんでしょうけど、そこまでの便数はないし接続も悪いしで、残念ながら今回は乗るだけですが、2時間一本勝負です。

 というわけで、まずはいま着いたカターニアの中央駅から、地下鉄でボルゴ駅まで行かなくてはならないわけです。

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 ・・・これが地下鉄の駅?笑 
 めっちゃ陽が燦々としてて、海風がびゅんびゅんしてて、波がざっぱんざっぱん岸を叩いてる音がするホームから、地下鉄(註:カターニア市内全6駅)に乗ります。
 乗ってしまえば、まあ地下鉄(というか市内鉄道)なんて各国大差ない、日常的な容れ物の中にふわっと溶け込んで座ってる感じ。

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 ネットではわりと迷うみたいに書いてあったんですが、すんなりボルゴ・周遊鉄道駅に到着。切符も入手。
 時間があるので駅横のバールへ、よく考えればこれが昼食代わりになるのだなあとチョコあん入りクッキーみたいなのをいただいてたら、まだ飲んでる途中で置いてるエスプレッソのカップをしゅっと下げられ洗われてしまったので、教訓:バールでのエスプレッソなんかクイッと行くようなものですよ、と。

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 あたし、嵐電くらいのちっちゃな風情ある車両を勝手に想像してましたが、想定外に↑ごっつい新車両でしたね。

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 出発。↑あの遥か遠い雲の中に隠れてるのがエトナ富士、なんでしょうきっと。だいぶ雲隠れにしエトナ富士かなという感じですが、裾野の堂々さ加減がやはり富士山を連想させて、謎の安心感があります。

 そして同じく乗り込んだほかのお客さんを観察してると、どうも自分以外はほとんどが生活路線として使ってるお客っぽい。一応観光鉄道としての売り方もしてることはしてるみたいなのですが、実際に乗るとめっちゃ生活感。そして、ごつい車両に見せかけてまあまあののろのろ運転。
 ・・・あ、これあれだ、いま嵐電・叡電に乗ってる感じなんだ。よそから京都観光来てあれに乗ってる人の気持ちがよくわかった(笑)。

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 そしてこのへんがすこし不思議((c)F先生)なんですが、途中から急に地下鉄になるわけです、え、地下も走るんだと思ってると、地下駅に停車する。その地下駅で高校生たちが乗ってきて、しばらくすると別の駅で降りる。高校もあるのかなと思ってたら、さらに途中駅で突如として乗り込んでくる女子高生の大人数集団。4人掛けの周りを女子高生に取り囲まれてる状態で、え、学校があるのか、部活の競技場でもあるのか、ていうか平日で半ドンなのか、よくわかんない。でもまあこれも、嵐電・叡電の風景だと思えばしっくりしますね。
 車窓も、民家をすれすれに通ってるようなところ。サボテンや蜜柑が植わってるのをこするように(ていうかガシガシこすりつつ)通ってるようなところ、が多かったりします。

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 で、街中エリアからだんだん火山エリアに近づいてくる、いま時計でいう9時前あたりまでもう来てますが、こう、↑岩ゴツゴツがベースになってきます。あとサボテン。とにかくサボテン、そして枯れ木。

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 火山とは逆サイドの窓の外を見ると、標高がだいぶ高まってきてるのがわかります、ていうか眺めがすごく良い。阿蘇あたりを思い出しますね。

 そうこうしているうちに、ブロンテという途中の町に到着しました。

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 このあたりはピスタチオの産地として特に有名らしく(たくさん見えた枯れ木はピスタチオなのかな?)、そういう名産品やそういうスイーツやそういうお祭りや、地元の料理、地元の集落の町並み、ていうか窓から見る屋根や壁の色の統一感だけでいかにも、あ、この町って景観大事にしてるな、というのがわかるので、ものすごく途中下車&散歩、なんなら一泊したい気にすら駆られるのですが、いまはただ下車して去っていく高校生の後ろ姿を見送るのみ。
 こういうとき、車運転できる身だったらなとかも思いますね。ここも次の縁ある時は泊まる候補で。

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 ブロンテを出るや、急に登山列車キャラを思い出したかのように豹変する。岩ゴツゴツ&急勾配。

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 お次は、↑右へ左へと揺れる急カーブの連続。マジで落ちないかとおののく。
 かと思えば、徐行しながら汽笛ガンガン鳴らして、何かと思えば、踏切無しで道路と交わってるパターン。交通戦争かここは。

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 ランダッツオ駅着。ここまでで約半分、ここで小さくて古い別の車両に乗り換えます。ごく軽くですが雰囲気(主に昭和感)が出る。

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 ↑今度はオリーブやぶどうがやたら植わってる土地柄になります。時計でいう12時近くのあたり。

 ちなみにこのあたりまで全然エトナ富士の姿が登場してませんが、基本雲の中です、見えてません。
 多少雲も晴れて見えてきそうになったかなと思いきや、いま、時計でいう12時のあたりですから、

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 ↑思いっきり逆光、ていう。

 残念だなあと思うまもなく、次第に窓の外が街めいてくる。ていうかガンガン下がってる、だいぶ高度を下げてきてます。

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 海が見えてきました。
 下りからの見晴らし感、車両の疾走感、青い海の爽快感と、平地の緑と町並みの景観、そしてタイミング抜群の虹。
 このあたりが一番車窓が良かったなと。虹なんか2本でてましたからね。
 ここまで来ると車両内は自分と観光客らしきカップル2組だけでしたけど、みんなで車窓を堪能してました。よかったよかった。

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 Giarre(ジャーレ)駅着。こここそマジで住宅地ど真ん中だった。

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 ここから国鉄でカターニアへ戻って宿に向かいます。
 おつかれちゃん。
posted by egamiday3 at 23:37| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

201611it イタリア・シチリア旅 4日目その1「豊かな大地の中に惜しげも躊躇もなくぶっとい高速道路」


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 4日目の早朝、早くも宿を出てパレルモ駅で、景気づけに生搾りオレンジジュース飲んでます。
 今日は鉄道につぐ鉄道の日ということで、まずはパレルモから、シチリア島東海岸にある第2の都市・カターニアへ向かいます。

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 パレルモ発 07:36 → 10:25 カターニア着

 3時間弱ですか。多分瞬殺ですね。

 シチリア島は”イタリアの穀倉”と呼ばれるほどの穀倉地帯であり、交通の要衝というだけでなくそれによってもあちこちから人がやってきては支配したがるということなんでしょうが、その穀倉的な原っぱの真ん中を突っ切って走る路線、と考えていただければ何らかの目安となるでしょうという感じです。

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 さよならパレルモ。
 ちなみに、朝早すぎるからというので、前の晩に宿の兄さんが朝食パックをつくってくれてました。素の食パンに素のハムと素のチーズをはさんだ素サンドイッチ。美味いからいいけど。

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 しばらく海岸を走ってましたが、ほどなくして内陸に分け入ります。田園、褐色の岩が見える山、壁のような山肌にへばりつきつつ草を食む山羊、集落、教会、トラクター、たまに現れる石造りの廃屋、風力発電施設。そういった車窓です。

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 中間駅・シチリア島のへそにあたるカルタニセッタ到着。
 もう半分来ちゃった、ほらみろ瞬殺じゃないか。

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 延々と田園が続くので、このへんがまさにイタリアの穀倉という感じなんだろうなと思うのですが、ただ、平坦な田園というわけではなく、丘がウェーブのように延々と連なってるという感じ。丘につぐ丘、ていう。

 しかも、単純に自然豊かな田園風景というファンタジーな光景でもなくて、その豊かな大地の中に惜しげも躊躇もなくどっしりと築き上げられている、ぶっとい高速道路。そこを車がびゅんびゅん走る、その堂々さが、なぜだかこう、たいした違和感を抱かないなあ、というのが率直な感想です。
 昨日見たパレルモの街だって、歴史あるはずの土地のきれいなはずの建物に囲まれた街が、薄汚れてたりわしゃわしゃしてたりしてたし、で、それがウソも掛け値もない、この街なんだったら、それはそれで違和感も不審感もない。これもひとつの紛いない現実なんだな、と。この島の、この国の、もろもろの歴史的経緯をたどったうえでのこの光景、ていう。

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 とかなんとか言ってるうち、突如山の上に建物群が現れるのが見えたかと思えば、エンナ駅に着。ファンタジーか冗談かと思うような、見上げる崖の上にほんとに街があるんですねここは。街々のキャラが立ってるあたり、イタリアだなあという感じ。縁があったらまたいつか行ってみる。

 実はこの路線は単線なので、たまに駅だとかすれちがい用の場所とかで、向こうから来た列車とすれちがったりします。シチリア第1-第2の都市を結ぶ鉄道が単線で大丈夫かいなと思いきや、まあ、お客乗せる便も日に数本しか走ってないのですが。

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 で、土地が平坦になってきたなあという感じがして、最終カターニアに到着。
 瞬殺じゃないか。

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 カターニア駅は、めっちゃ海岸沿い、思った以上に海辺。波が少し荒い。
 位置的には、このずっとずっと向こうがギリシャで、その昔、ギリシャ人たちもこの島までやってきてポリスを築き、ギリシャ神殿的なのとか劇場施設的なのとかをたくさん築いていったという。

 次は地下鉄、からの、エトナ山周遊鉄道です。
posted by egamiday3 at 23:08| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月18日

レジュメの作り方(流れ):案

 レジュメの作り方の流れ、案。
 主に事実説明・報告型とする。(問い立てや論証まではしない)
 2017年11月現在。

ゴール: あるテーマ/トピックスについて、人前で発表・説明するための、レジュメを作る。 

1.「テーマ/トピックス」を設定する。
 ↓
2.素材となる「参考文献」を、調査・検索する/入手する/評価・選定する。
 ↓
3.参考文献を通読して、そのテーマ/トピックスをざっくりと理解する。
4.そのテーマ/トピックスの「要点」(伝えるべきこと)を決める。
 ↓
5.参考文献を精読して、そこに書かれている情報を「要素」として抜き出す。
 −要点(伝えるべきこと)を説明するため。
 −要点の「背景/周辺/前提」を説明するため。
 −発表全体の「構成」をかたちづくっていくため。
 ※要素はできるだけ多く、細かく、箇条書きにする。
 ※抜き出した要素の「ソース」「情報源」を付記しておく。
 ↓
6.抜き出した要素を整理して、全体を「構成」する。
6.1 −要点(伝えるべきこと)を主軸に「構成」を決定する。
  −「小見出し」と「章番号」を付ける。
      +
6.2 −要素を、要点・小見出しごとに「配列・整理」する。
  −要素を、取捨選択する or 分割統合する。
  −全体の「流れ」をつくりあげる。
      +
6.3 −「要調査」「要補強」すべきことをメモする。
   ※真偽不明・裏取りが必要な要素を、疑いの目で見つけ出す。
   ※参考文献だけでは足りない、補足・追加調査が必要な情報を見つけ出す。
 ↓ ↑
7.要素の「追加調査」「補強」をおこなう。
   ※要調査・要補強について、実際に調査・補強する。
   ※得られた情報の「ソース」「情報源」を付記しておく
   ※調査・補強ができない/難しければ、保留する。
   ※保留については「但し書き」を付ける。
 ↓
8.「完成原稿」ができる。
 ↓
9.レジュメの形に整形する。(本体)
   ※多く盛り込みすぎず、できるだけ削る。
   ※レジュメに盛り込むことと、口頭で補足することとに、仕分けする。
10. レジュメを完成させる。(目次・参考文献・その他)
 ↓
終 レジュメを用いて人前で説明する。


補足
※6.と7.は同時進行、行きつ戻りつする。
※9.と6.7.8.も、行きつ戻りつする。
posted by egamiday3 at 11:37| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月14日

201611it イタリア・シチリア旅 3日目その3「バロック? イスラム? いやもう全部のせでしょ」


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 ↑モンレアーレからパレルモへ戻るための、バス停兼時刻表のプレート

 というわけで、戻ってパレルモ歩きです。

 まずはノルマン王宮。モンレアーレと同じく「イスラムからの、ノルマン」な時代の王様が、パレルモ市内の居場所としてはったわけで、

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 ↑こういう建物の中に、↓パラティーナ礼拝堂がある。アラブ×ノルマン×ビザンツ再びであります。

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 正直、モンレアーレ後なので若干の小並み感を抱いてしまった(笑)、かわいそうなパラティーナ。
 ただ、ここがひと味違うのは、部屋の外側もまあまあの本気っていう。

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 太陽光による劣化が気になる・・・。

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 ↑王様の寝室の天井。寝られへんわ。

 歩いて移動。
 ていうか、平日の昼日中のはずなんですが、おっちゃんらが通り沿いのベンチにたむろしてチェスだかトランプだかやってるの、何かな。

 ここでいったん昼食。

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 ↑イカの胴にパン粉ベースの詰め物がしてあるのと、たぶんカジキマグロ的なのでパン粉ベースの詰め物を巻いてあるのと、ナスをトマトソースで焼いたふうなの。とりあえず炭水化物はパン粉で満たされる感じ。(アラカルト的な店だったけど、好き勝手注文してたら、普通の店並みになった)

 次に、↓カテドラーレ(大聖堂)へ。

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 ノルマン時代以降、いろんなボスがやってきては建て増しにつぐ建て増しで、結果いろんな様式が折衷されてしまってますよ、ということらしい。まあイスラムっぽいのかなと思わせきやゴシック感を出してきたりして、ごちゃついてる感はかなりある。

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 ↑メイン通り(ヴィットリオ・エマヌエーレ通り)沿いに州立図書館があったのですが、クローズでした。中をのぞくと廻廊の庭っぽいのが気になる。もしかしたらイタリア式昼休憩タイムにかかってたということかもしれないけど、よくわからない、ただCloseとしか書いてない、それがイタリア。

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 ↑クァトロ・カンティ。四条烏丸的な、パレルモの中心的四つ辻。
 ↓そして、その周辺の広場や建物たち。

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 さっきからガイドブックで見かけるあれこれの建物をうろちょろ見歩いてるわけなんですけど、どう言ったらいいかな、もう、あれが何様式だ、これが何時代だ、って言ったり確認したりっていう気持ちがすうーっと失せて馬鹿馬鹿しくなるくらいの、”パッチワークさ加減”なんだなと、街全体が。バロック? イスラム? いやもう全部のせでしょこんなもん、と。

 このあと、カテドライ通りというところが調理器具専門の道具街なんだ、ってきいて行ってみたんだけど、あまりにもネイティヴすぎ、おっちゃんらがランニングでぶらぶらしてるような薄暗いところで、明らかに自分が異分子過ぎたので足早に通り過ぎたという。写真もない。

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 そんなこんなで、早くも疲れ切って座り込んだ、↑マッシモ劇場前。学生たちがはしゃいでる。

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 ↑ブッチリア市場。2時半とかなんで、ピークは過ぎてる感じなので、だらだらしてる。

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 ↑宿近くの小ぎれいなバールでカンノーロ(シチリアのスイーツ)。んー、甘い以外はぼんやりしてる。

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 ↑これもパレルモ名物、牛モツの油煮をパンではさんだもの。2.5ユーロ、安い。牛モツ好きとしてははるばるやってきてはみたものの、んー、やはり若干のぼんやり感、ヤンニンジャンか何かがほしい。

 なんだかんだで、夜。
 ていうか、この日は月曜の夜だったんですけど日が悪かったのか、行く店が開いてなかったり、昼のみ営業だったり、若干のすべってる感。

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 ↑なんと、シチリアまで来てなぜかIPAを呑んでるというw。2ユーロ、安い。

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 ↑せっかくだからとエノテカ(イタリアのワインバー)にも2軒目として行きましたが、つきだしのペーストがめっちゃうまい。地中海食材に疎いせいで詳しくはわかんないんだけど、オリーブでしょう。
 あと、ワインバーといいつつもお客がわりとがっつり食事をしてはるタイプの店なんだけど、だいぶ狭い坪に見えてどこでそんな調理してるのかな?と厨房サイドが気になる気質のegamidayさん、ぼんやり観察してると、チャイムみたいなのが鳴る度にマスターが通りの向かいにある軽食屋に毎皿毎皿取りに行ってるという。ある意味豪快、ある意味合理的、そしてある意味京都でも伝統的なシステムではありましたね。

 パレルモおしまい。
 明日は鉄道の日です。

posted by egamiday3 at 23:36| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする