2018年01月31日

極私的・2018年の絵馬(活動指針メモ) 年頭仮置きver.

 絵馬。
 それは、折に触れて掲げたり降ろしたりする、今年一年の活動指針。
 1月が去ぬ前に、長期計画が練られる前の急拵えver.として。



●タイムライン
1998  ↓
2007 HVU
2008 NBK・JLA
2012 本棚の中のニッポン
↓   ↓
2018 ===いまここ===
↓   ↓
2020  ↓ (?)
2022  ↓


●イベントごと
2017.03 CEAL/NCC@ワシントンDC
2017.03 NBK年度末
2017.05-06 (このあたりで旅情)
2017.09 EAJRS@カウナス
2017.10 東アジア日本研究協議会@京都
2017.11 (このあたりで旅情)


●2018年の絵馬
・・大方針
 やりたいことを、やる。好きなことを、する。己の欲するところに従いて過ごす。

・・行動指針
(↓とりあえずこんな感じで試行)
・ちょっとしたことでも何かしら書いて片付ける、「30分blog制」
・常に読みたいものを読みつづけることで積ん読を片付ける、「3冊併行制」
・月毎にとりわけ重点的にやりたかったことを片付ける、「月テーマ制」

・・コンテンツ
・デジタルアーカイブ
・ILL
・ドイツ/ニューヨーク
・NBK

・・project
・タイムラインの更新(長期)
・next something(稿-大)
・next something(稿-小)
・寄席
・独り大学院

・・願い事
・もうこんな歳だから好きなことしたい。やりたかったことは何でも試したい。やれる時間でやりたいことをやれるだけやって、結果がもし何かあればそれでいい。
・α(アルファ)を選別的に志向します。もうそんなリソースに余裕ないです。
・環境が整うのを待つのは、時間の無駄です。そんなに余裕ないです。
・基礎体力をつけてください。基礎体力は、エビデンスであり、説得力です。そのための有酸素運動です。(知的活動の話)
・アウトプット←→基礎体力、の循環です。そのための、今年の「行動指針」です。
・それ以外のことは、まあどうにかなるだろうし、ならなくてもどうということはないです。たぶん。

posted by egamiday3 at 21:56| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月30日

『兼好法師』を読んだメモ


 なんと言うか、我々の目はどんな節穴だったんだ、というようなギャフン感。
 以降、下記メモのあたりを折に触れて要後追い。

・作品論からの作者像が異様な偏りを生んだという、身も蓋もなさ感。「作品の外部に眼をやり伝記を探究する努力を放棄すべきではない」。はい。
・その時・その環境の”当たり前”が何かを、真摯に史料に向き合って知る、ということ。これは、図書館のユーザ理解にもつながる(ということを考えてしまうくらいの図書館馬鹿)。例:「平安時代に基づく辞書の記述ではなく、当時の実態を顧みなければならない」
・「遁世」という”チート”。第三者感、または、フラット化は大事。
・あと、六波羅も大事。「東と西の人間、鎌倉の武士と京都の文士の交差同居する六波羅という空間が、文化的にも新しい創造の場」「武士・宗教者・金融業者などがひしめく新興都市」。そこが兼好の行動圏。
・仁和寺の寺域も大事。
・里内裏も大事。全部まとめてブラタモリしたい。
・里内裏と、都市の観衆に見られる前提の儀式。
・二間観音の話だけで、2時間ドラマできるのでは。
・超個性派という自選歌集の編纂方針。さすがタダ者ではない感。
・大草子というジャンル。
・結論:許すまじ吉田兼倶。

posted by egamiday3 at 21:28| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする