2020年06月25日
今日の「CA読み」メモ: 早慶システム共同運用 他
●CA1963 - ヘルシンキ中央図書館“Oodi”の機能・理念とその成果 / 久野和子
https://current.ndl.go.jp/ca1963
実際訪問して感じた物足りなさは、的外れでもなかったっぽい。
理念はわかる。
●CA1964 - SDGsと図書館 ―国内の取組から― / 中村穂佳
https://current.ndl.go.jp/ca1964
「SDGsとの関わりが明示されていないと実態としてなされている貢献が見えにくい」
→「韓国図書館協会では、韓国国内の図書館におけるSDGsに関する取組を国内外で共有するため、事例収集を行っている」
↑
こういう作業にコストをかけられる余裕があるかどうかが”分かれ目”なんだな、と思った。
●CA1966 - 動向レビュー:フェイクニュースと図書館の関わり:米国における動向 / 鎌田 均
https://current.ndl.go.jp/ca1966
「現在の「ポスト真実」の世界では、この、情報の信頼性の根拠とされてきたオーソリティそのものが大きく揺らいでいる。これまでの情報リテラシー教育では自明としてきたような、学術研究コミュニティー、政府、伝統的メディアというオーソリティを人々は必ずしも信頼しなくなっている」
「図書館がフェイクニュースという事象に積極的に関わろうとするならば、それについての深い理解が必要となる。図書館員も現在の情報を取り巻く環境において、図書館資料だけではなく、様々な情報がどのように生み出され、流通しているかをよりよく理解する必要がある」
●CA1969 - 早稲田大学・慶應義塾大学コンソーシアムによる図書館システム共同運用に向けた取り組みについて / 本間知佐子, 入江 伸
https://current.ndl.go.jp/ca1969
「資料の識別には、国際的にOCLC番号か米国議会図書館管理番号(LCCN)がURIの基礎となることを思い知らされ、メタデータの相互運用性を確保するために、OCLC番号の必要性を強く感じていた」
「システム共同運用の開始後は、早慶資料をWorldCatへ登録していくが、その登録コストを個別大学が長期に負担していくことは難しい。今後、日本語の資料を国際的に流通させ、データ相互運用を実現していくため、国立国会図書館(NDL)と国内の他の図書館が連携し、登録のための仕組みを作っていくことが重要だろう」
●CA1970 - 日本の図書館と先住民族:IFLA2019年アテネ大会先住民分科会でアイヌ民族を取り上げるセッションを組織して / 兎内勇津流, 石原真衣, 亀丸由紀子
https://current.ndl.go.jp/ca1970
「図書館とアイヌ民族の関係について図書館員が実践を語り、認識や課題を共有する場をつくること」
「アイヌ民族関係の資料にはどういうものがあり、それぞれの図書館でアイヌ民族についての資料を収集するとしたら何がいいのか、書誌もしくはツールの整備に取り組むこと」
●CA1972 - EU新著作権指令にみるデジタル時代の「図書館」像 ―デジタルコンテンツの供給源としての図書館 / 松澤邦典
https://current.ndl.go.jp/ca1972
日本もEUさんに指令してもらってはどうか。
「新著作権指令は、絶版等の理由で一般に入手できなくなったアウト・オブ・コマースの所蔵資料については、文化遺産機関が非営利目的でオンライン公開を可能とする制度の導入を求めている」
「パブリックドメインとなった美術作品の複製」新著作権指令は、文化遺産機関による所蔵資料の保存目的でのデジタル複製については、著作権を制限する規定を導入するよう求めている」
「新著作権指令では、研究組織および文化遺産機関が学術研究目的でテキスト・データ・マイニングを行うことができるよう、著作権を制限する規定を導入することが求められている」
●CA1973 - 動向レビュー:Rights Statementsと日本における権利表記の動向 / 数藤雅彦
https://current.ndl.go.jp/ca1973
「4. デジタルアーカイブにおける権利表記の現在」が、よくわかる解説のまとめ、になってる。
「CCライセンスは…権利者が作品の利用条件を示してライセンスする」
「RSは、主に権利の状態を表示するためのもの」
「図書館等は資料にも写真にも著作権を有しないため、CCライセンスを使うことは論理的には適切でない」
今日の「CA読み」メモ: Publons、調べ方案内 他
●E2175 - 全国の図書館で太宰治資料展:五所川原市立図書館による企画
https://current.ndl.go.jp/e2175
「全国の図書館に展示をお願いできれば太宰治作品に触れてもらえるチャンスが格段に広がる,展示写真を共有すれば次の展示の参考になる(展示の仕方の研修にもなる)」
●CA1958 - 脚本アーカイブズ活動の成果と今後の展望 / 石橋 映里
https://current.ndl.go.jp/ca1958
NDLさんが脚本を受け入れた本当の理由ってなんだったんだろう。
●CA1959 - CHORUSダッシュボード・サービスと千葉大学附属図書館での取り組み / 高橋 菜奈子, 千葉 明子
https://current.ndl.go.jp/ca1959
「出版社ウェブサイトでの無料での論文ファイルの公開というOAの手法」
「CHORUS(Clearinghouse for the Open Research of the United States)は、研究資金を得てなされた研究の成果を、容易かつ永続的に、発見可能、アクセス可能、検証可能とすることを目指して、資金助成機関、出版社、研究者、及び研究機関が研究論文のパブリックアクセスを実現することを支援するイニシアティブ」
「著者によるセルフアーカイビングの拡大にも限界が見える中、今回の実験を通じて、少なくとも短期的にはOA推進の手法として意義がある」
●CA1960 - ハゲタカジャーナル問題 : 大学図書館員の視点から / 千葉 浩之
https://current.ndl.go.jp/ca1960
「こうした出版社がOAを維持するコストを担うとは考えにくく、いつのまにか論文が消える恐れがある。一度論文が消えると、冊子版がないため、消えた論文業績を証明する術がない」
「掲載後にハゲタカジャーナルと公になった場合、OAなのでウェブ検索によって掲載論文や著者の特定は容易であり、査読の不備による研究成果への信用低下は避けられない」
「査読によるチェックが不十分な論文をもとに別の研究が展開される事態は、学術研究全体に悪影響を及ぼす」
「ジェフリー・ビール(Jefrey Beall)によるリスト(いわゆるBeall's List)が公開されており
Directory of Open Access Journals(DOAJ:OA学術誌要覧)(17)には厳しい審査基準を通ったOA学術誌が収録されている」
「高次元の情報リテラシー教育として大学図書館から研究者へ働きかける必要がある」
●CA1961 - 動向レビュー:岐路に立つ査読と、その変化に踏み込むPublons / 松野 渉
https://current.ndl.go.jp/ca1961
「査読者の匿名性が、学術コミュニケーションの世界での近年の特に大きな問題の一つである「ハゲタカジャーナル」をはじめとした詐称査読の問題につながっている」「適切な査読者を確保しにくい」「研究者にとっての査読に対するインセンティブの不足」
↓
「Publonsは2012年にニュージーランドでスタートした「査読登録サービス」」
「研究者はPublonsを利用して、自身のこれまでの査読歴を管理・可視化することが可能」
「編集者は、研究者が登録した査読歴やコメントを基に、自誌の査読者探しを効率的に実施することが可能」
「Publonsはパートナーである学術出版社から発行された論文誌に関して、論文査読歴と編集委員歴を自動で取得する」
「Publonsは、ScholarOneやEditorial Manager、eJournalPressなどの主要な査読投稿プラットフォームとも連携」
↓
「佐藤はハゲタカオープンアクセス(OA)対策の文脈から査読登録サービスへのJ-STAGEの対応について言及している。仮にJ-STAGEがPublonsに対応することになれば、国内の研究者コミュニティにおける査読の透明化やその貢献の可視化などについて大きな進展の契機となることは間違いない」
●CA1962 - 動向レビュー:ウェブ上で提供される調べ方案内の展開 ―米国での実践を中心に― / 藤田 千紘
なぜ「パスファインダー」ではなく「調べ方案内」という語を採用したのだろう??
・「ウェブ上の調べ方案内を「自館の資源やコレクションを売り込み、大学内の他機関や地域コミュニティとの結びつきを強めるアウトリーチのツール」として利用する」「学外の人々には存在が知られにくく「隠れた」状態に陥りがちな特別コレクションを見つけやすくする」
・「調べ方案内がウェブ上にあることで、過去とは比較にならないほど広い範囲での協働が可能になったことは言うまでもない」
・「ウェブ上の調べ方案内がそこにかかる費用・労力・時間に見合うほど利用されているか」
パスファインダーや調べ方案内は、”質より量”とまでは言わないにしろ、”こだわり”よりも”可視化”じゃないかな、と思った、アンチ・フェイク、アンチ・ハゲタカ(?)的に。
2020年06月23日
今日の「CA読み」メモ: Queer Japan Web Archive、Archive-It
●E2177 - 米・アイビー・プラス図書館連合のQueer Japan Web Archive
https://current.ndl.go.jp/e2177
「2019年5月,米国の13の大学図書館で構成されるアイビー・プラス図書館連合は,日本の性的マイノリティに関するウェブサイトを収集保存するプロジェクト,Queer Japan Web Archiveを発足させた」。
この記事は、以下の複数の重要な要素を含みます。
海外の日本研究
LGBTQ資料
灰色文献の収集
webサイトの保存
多機関連携
その中でも特に「webサイトの保存」についての実践例解説が、具体的で勉強になるなと思いました。
○灰色文献の収集
「LGBTQのコミュニティに関する情報の多くは,チラシやニュースレター,またはTwitterやブログなどの電子媒体での発信のみで,研究に有益な情報は保存されにくい」
○海外の日本研究
「日本のLGBTQトピックに対する関心は,世界の学術コミュニティのなかで高まっており,…今後日本のLGBTQに取り組む研究者の増加を見込み」
「オーストラリア国立図書館のJapan: Sex and Gender: LGBTQはトップページの階層のみの保存」
○多機関・専門職の連携
「Ivy Plusのうち5校(イェール,デューク,ハーバード,プリンストン,ブラウン大学)の日本研究専門司書は,共同で関連ウェブサイトをアーカイブすることに同意した」
「QJWAではサイトのアーカイブだけでなく,司書によるコレクション構築のための共同キュレーションにも尽力している。日々,作られては消える多様で膨大なサイトを,一個人でアーカイブすることは不可能に近い」
「日本研究専門司書が共同で対象サイトのURL,タイトル,言語,メタデータなどの情報を登録し,それを基にWeb Resources Collection Librarianがサイトの所有者に通知し,Archive-Itでクロールを行う」
○webサイトの保存
「Ivy PlusのWeb Collecting Program…このプログラムは,消滅しやすいウェブサイトをテーマ別に精選し,収集することを目指す」
「Web Resources Collection Librarianと称する専門司書…この専門司書は,コロンビア大学を拠点として,Archive-Itのアカウントの維持,目録の作成,サイト所有者への通知,収集するサイトの選考をする司書のサポートを職務としている」
「研究価値の高いサイトのリスト作成のため,学術的知見と,LGBTQコミュニティと良好な関係を持つ日本の研究者2人から協力を得た」
「国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)が対象とする政府機関のサイトは収集対象外」
「Facebookは有効性の高い方法での保存が困難なため対象外だが,Twitterは技術的に可能なため収集を検討している」
「日本研究専門司書が共同で対象サイトのURL,タイトル,言語,メタデータなどの情報を登録し,それを基にWeb Resources Collection Librarianがサイトの所有者に通知し,Archive-Itでクロールを行う」
「通知後は所有者からの返事を待たずにクロールを行うが,サイト所有者からクレームがあった場合はサイトを削除する。このような手順は“Notification-Only”と言われている」
○Archive-It
「Archive-It」はInternet Archiveが作成したwebサイト保存サービス。
・自組織のウェブアーカイブを簡単に行えるサービス“Archive-It”
https://current.ndl.go.jp/node/6565
・E1832 - Internet Archiveによるウェブアーカイブの現状・課題等調査
https://current.ndl.go.jp/e1832
・ウェブアーカイブを支える技術
https://doi.org/10.18919/jkg.67.2_73
・億万長者からの圧力でニュース記事や文書を葬られないよう保存する「Archive-It」とは?
https://gigazine.net/news/20180201-archive-it/
https://current.ndl.go.jp/e2177
「2019年5月,米国の13の大学図書館で構成されるアイビー・プラス図書館連合は,日本の性的マイノリティに関するウェブサイトを収集保存するプロジェクト,Queer Japan Web Archiveを発足させた」。
この記事は、以下の複数の重要な要素を含みます。
海外の日本研究
LGBTQ資料
灰色文献の収集
webサイトの保存
多機関連携
その中でも特に「webサイトの保存」についての実践例解説が、具体的で勉強になるなと思いました。
○灰色文献の収集
「LGBTQのコミュニティに関する情報の多くは,チラシやニュースレター,またはTwitterやブログなどの電子媒体での発信のみで,研究に有益な情報は保存されにくい」
○海外の日本研究
「日本のLGBTQトピックに対する関心は,世界の学術コミュニティのなかで高まっており,…今後日本のLGBTQに取り組む研究者の増加を見込み」
「オーストラリア国立図書館のJapan: Sex and Gender: LGBTQはトップページの階層のみの保存」
○多機関・専門職の連携
「Ivy Plusのうち5校(イェール,デューク,ハーバード,プリンストン,ブラウン大学)の日本研究専門司書は,共同で関連ウェブサイトをアーカイブすることに同意した」
「QJWAではサイトのアーカイブだけでなく,司書によるコレクション構築のための共同キュレーションにも尽力している。日々,作られては消える多様で膨大なサイトを,一個人でアーカイブすることは不可能に近い」
「日本研究専門司書が共同で対象サイトのURL,タイトル,言語,メタデータなどの情報を登録し,それを基にWeb Resources Collection Librarianがサイトの所有者に通知し,Archive-Itでクロールを行う」
○webサイトの保存
「Ivy PlusのWeb Collecting Program…このプログラムは,消滅しやすいウェブサイトをテーマ別に精選し,収集することを目指す」
「Web Resources Collection Librarianと称する専門司書…この専門司書は,コロンビア大学を拠点として,Archive-Itのアカウントの維持,目録の作成,サイト所有者への通知,収集するサイトの選考をする司書のサポートを職務としている」
「研究価値の高いサイトのリスト作成のため,学術的知見と,LGBTQコミュニティと良好な関係を持つ日本の研究者2人から協力を得た」
「国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)が対象とする政府機関のサイトは収集対象外」
「Facebookは有効性の高い方法での保存が困難なため対象外だが,Twitterは技術的に可能なため収集を検討している」
「日本研究専門司書が共同で対象サイトのURL,タイトル,言語,メタデータなどの情報を登録し,それを基にWeb Resources Collection Librarianがサイトの所有者に通知し,Archive-Itでクロールを行う」
「通知後は所有者からの返事を待たずにクロールを行うが,サイト所有者からクレームがあった場合はサイトを削除する。このような手順は“Notification-Only”と言われている」
○Archive-It
「Archive-It」はInternet Archiveが作成したwebサイト保存サービス。
・自組織のウェブアーカイブを簡単に行えるサービス“Archive-It”
https://current.ndl.go.jp/node/6565
・E1832 - Internet Archiveによるウェブアーカイブの現状・課題等調査
https://current.ndl.go.jp/e1832
・ウェブアーカイブを支える技術
https://doi.org/10.18919/jkg.67.2_73
・億万長者からの圧力でニュース記事や文書を葬られないよう保存する「Archive-It」とは?
https://gigazine.net/news/20180201-archive-it/
大学でのレポート課題に何を求めるかを考える その2:論述は孔子のように
「その1:リテラシーはミニマリストのように」http://egamiday3.seesaa.net/article/475846941.html の続き。
-----------------------------------------------------
@「すでにある事実や他人の見解が書かれた文献」を正確に理解したうえで、
↓
Aそれにもとづいて「自分の考察や見解」を論じる。
-----------------------------------------------------
この@→Aさえちゃんとできてりゃいいと思うので、それ以外のことはまあ、気にいたしませんというスタイルという話でした。
但し、です。
その最低限の@→Aだけはきっちりやってもらいます、っていうのが膏肓に入ってしまった結果、うちとこのレポート課題は「3段階」あるということになっちゃってます、逆に悲報。
例えば「日本の図書館はなぜ電子書籍が普及しないのか」とか「電子ジャーナルが高騰しているのに、なぜ研究者は一斉にオープンアクセスにしないのか」とかいう感じのそれっぽい論題があったとして、その論題についてこの3段階で取り組んでそれぞれ提出してね、っていう。
-----------------------------------------------------
・課題(1):考察に役立ちそうな参考文献を探し、リストアップする。(文献探索)
・課題(2):考察の根拠とできる文献2点を読んで、内容を要約する。(要約)
・課題(3):この問いについて、自分はどう回答するか考えて、論じる。(考察)
-----------------------------------------------------
ふつう先生方は「課題(3)」の部分しか求めません、そりゃそうだ、あたしも以前はそうでした。でも「課題(3)」だけ出題して待ってるだけだと、実際に提出されたものの出来不出来の差がすげえ激しいわけです。ガチ勢は、むしろあたしが教わりたい(あのーどちらで修行なさったんですか?的な)くらいなんでいいんですけど、不出来のほうって、これ困ったなどこまでさかのぼって指導したらよかったんだろう、というあれなのを、実際にさかのぼって検証してみるとあーなるほど、と。(1)(2)のステップをやってないなと。
ていうか何も言わずに「○○について論じよ」って言われたら、そりゃ自分勝手に○○について書いて終わるでしょう、「電子書籍を実際に使ってみたら目が疲れたから、不向き」とか。それで終わろうとする向きには、文献探索なんかするべうもない、でもそれじゃ感想文かよくて随筆なので、大学のレポートとして最低限必要な(1)(2)をふまえてくださいよ、と。目の疲れをどうしても訴えたいなら、せめて「『○○』によれば**%が目の疲れを訴えた」とかでもいいから、いっぺん探してみてよ、じゃないと検証も否定もできないでしょう、と。
仮にもアカデミックな場で書く文章のトレーニングだったら、検証可能性には意識的であってほしい、と思うわけです、司書という職業に就くというならなおさら。
ただ、その「ふまえてくださいよ」を口でやれやれ言うだけだと、精神論に毛が生えた程度にしか聞こえないだろうなって思ったんで、うちとこでは「課題(1)」「課題(2)」という明確なステップとして要求した、っていう感じです。
構造改革です。出題改革です。
出題は大事です、出題のしかたを変えることによって回答どころか思考過程まで変わっちゃうんだ、っていうことを元クイズ研としては身に染みてわかってるので。
だから学生さんには、3段階もあってウザい課題と思うかもしんないけど、リテラシーの「到達度を測る」ためじゃなくて「到達してもらう」ために書いてもらう目的でやってるんで、わざわざ言うしわざわざやってもらうし、かなりの割合で再提出指示が出ます。
ていうか他の先生も、わざわざ言わないだけで本来は求めてるはずのことなんだから、黙っててもできてなかったら落とされるんやで、がんばったレポートなのにいまいち成績良くなかったなって思ったらそういうことやで、みたいに言います。言っちゃっていいのかしらんけど。
あと余談ですが学生さんには、この「@→A」や「(1)(2)(3)」は大学のレポートだけじゃなくて、社会に出てどんな仕事するにしろ必要なリテラシーやし、なんならネットでクソリプ飛ばすやつは@や(1)(2)ができてへんからやで、って言います。ほとんどの学生さんが生涯学術コミュニティに属するわけではないにせよ、でもなぜこのリテラシーが一般人の知的活動にも必要なのか、無いと困ることなのかっていうことはちゃんとわかって卒業してもらう、ていうのが、大学学部教育のひとつの責任じゃないかなって思います。
もうひとつ余談、@→Aの説明をするのに、論語の「学びて思わざれば則ち罔し(くらし)、思いて学ばざれば則ち殆し(あやうし)」という誰もが一度は漢文の教科書で見たはずのフレーズを引き合いに出すと、わりと「あーなるほど」という顔をする学生さんが増えます。古典は本当に必要なのだ。
ふだんですとこの(1)(2)(3)の3段階を、1ヶ月ごとくらいに順々に提出してもらい、授業内で数人ピックアップして簡単に発表してもらいながら、ここはこういう意味でいいやり方ですねとか、これはこういう理由でこう変えたほうがいいですね、これはどういうことに迷いましたか、みたいな感じでみなさんに共有していく、っていうやり方をやってたんですけど、まああれですね、コロナうざい。
-----------------------------------------------------
@「すでにある事実や他人の見解が書かれた文献」を正確に理解したうえで、
↓
Aそれにもとづいて「自分の考察や見解」を論じる。
-----------------------------------------------------
この@→Aさえちゃんとできてりゃいいと思うので、それ以外のことはまあ、気にいたしませんというスタイルという話でした。
但し、です。
その最低限の@→Aだけはきっちりやってもらいます、っていうのが膏肓に入ってしまった結果、うちとこのレポート課題は「3段階」あるということになっちゃってます、逆に悲報。
例えば「日本の図書館はなぜ電子書籍が普及しないのか」とか「電子ジャーナルが高騰しているのに、なぜ研究者は一斉にオープンアクセスにしないのか」とかいう感じのそれっぽい論題があったとして、その論題についてこの3段階で取り組んでそれぞれ提出してね、っていう。
-----------------------------------------------------
・課題(1):考察に役立ちそうな参考文献を探し、リストアップする。(文献探索)
・課題(2):考察の根拠とできる文献2点を読んで、内容を要約する。(要約)
・課題(3):この問いについて、自分はどう回答するか考えて、論じる。(考察)
-----------------------------------------------------
ふつう先生方は「課題(3)」の部分しか求めません、そりゃそうだ、あたしも以前はそうでした。でも「課題(3)」だけ出題して待ってるだけだと、実際に提出されたものの出来不出来の差がすげえ激しいわけです。ガチ勢は、むしろあたしが教わりたい(あのーどちらで修行なさったんですか?的な)くらいなんでいいんですけど、不出来のほうって、これ困ったなどこまでさかのぼって指導したらよかったんだろう、というあれなのを、実際にさかのぼって検証してみるとあーなるほど、と。(1)(2)のステップをやってないなと。
ていうか何も言わずに「○○について論じよ」って言われたら、そりゃ自分勝手に○○について書いて終わるでしょう、「電子書籍を実際に使ってみたら目が疲れたから、不向き」とか。それで終わろうとする向きには、文献探索なんかするべうもない、でもそれじゃ感想文かよくて随筆なので、大学のレポートとして最低限必要な(1)(2)をふまえてくださいよ、と。目の疲れをどうしても訴えたいなら、せめて「『○○』によれば**%が目の疲れを訴えた」とかでもいいから、いっぺん探してみてよ、じゃないと検証も否定もできないでしょう、と。
仮にもアカデミックな場で書く文章のトレーニングだったら、検証可能性には意識的であってほしい、と思うわけです、司書という職業に就くというならなおさら。
ただ、その「ふまえてくださいよ」を口でやれやれ言うだけだと、精神論に毛が生えた程度にしか聞こえないだろうなって思ったんで、うちとこでは「課題(1)」「課題(2)」という明確なステップとして要求した、っていう感じです。
構造改革です。出題改革です。
出題は大事です、出題のしかたを変えることによって回答どころか思考過程まで変わっちゃうんだ、っていうことを元クイズ研としては身に染みてわかってるので。
だから学生さんには、3段階もあってウザい課題と思うかもしんないけど、リテラシーの「到達度を測る」ためじゃなくて「到達してもらう」ために書いてもらう目的でやってるんで、わざわざ言うしわざわざやってもらうし、かなりの割合で再提出指示が出ます。
ていうか他の先生も、わざわざ言わないだけで本来は求めてるはずのことなんだから、黙っててもできてなかったら落とされるんやで、がんばったレポートなのにいまいち成績良くなかったなって思ったらそういうことやで、みたいに言います。言っちゃっていいのかしらんけど。
あと余談ですが学生さんには、この「@→A」や「(1)(2)(3)」は大学のレポートだけじゃなくて、社会に出てどんな仕事するにしろ必要なリテラシーやし、なんならネットでクソリプ飛ばすやつは@や(1)(2)ができてへんからやで、って言います。ほとんどの学生さんが生涯学術コミュニティに属するわけではないにせよ、でもなぜこのリテラシーが一般人の知的活動にも必要なのか、無いと困ることなのかっていうことはちゃんとわかって卒業してもらう、ていうのが、大学学部教育のひとつの責任じゃないかなって思います。
もうひとつ余談、@→Aの説明をするのに、論語の「学びて思わざれば則ち罔し(くらし)、思いて学ばざれば則ち殆し(あやうし)」という誰もが一度は漢文の教科書で見たはずのフレーズを引き合いに出すと、わりと「あーなるほど」という顔をする学生さんが増えます。古典は本当に必要なのだ。
ふだんですとこの(1)(2)(3)の3段階を、1ヶ月ごとくらいに順々に提出してもらい、授業内で数人ピックアップして簡単に発表してもらいながら、ここはこういう意味でいいやり方ですねとか、これはこういう理由でこう変えたほうがいいですね、これはどういうことに迷いましたか、みたいな感じでみなさんに共有していく、っていうやり方をやってたんですけど、まああれですね、コロナうざい。
2020年06月20日
大学でのレポート課題に何を求めるかを考える その1:リテラシーはミニマリストのように
大学の授業担当界隈では、そろそろレポートが気になる時期になってきました。
うちとこ(図書館情報資源概論)でも前期分を出題済みです。
レポートに関して教員サイドの声を聞くと、あれはダメだとわかってもらえない、これはこうしなきゃいけないのにできてない、みたいな苦心惨憺の愚痴が多く聞こえてきます。自分はそこまでやってなくて結構ゆるいほうだとは思うのですが、そんなあたしでも、どこまでは求めようか、ここまでは少なくともやんなきゃダメだよってことをどう説明しようか、毎年やってるはずなのにやっぱり毎年悩む、というような感じです。
問題は、なぜそんなに悩んでまで、たいへんな思いをしてまで学生にレポートを書かせるのか、ということだと思います。レポートを書かせることによって、いったい何をしたいのか、させたいのかという。
ていうか、それ、学生さんサイドにちゃんと伝わってるかしら、何のためかわかんないけど課題だから書かざるを得ない、てなるとだいぶ苦行ですが。それこそ「言わなくても分かれ」ではなく。
レポートによって理解度をはかるとか、学術的お作法の習得度をはかるとか、いろいろあると思うんですが、うちとこ(図書館情報資源概論)は正直内容の理解度とかはどうでもいいかなって思ってて、言われたこと丸呑みするんじゃなくて、勉強の仕方を勉強するんだよって最初に言ってあるし、知るべきことが出れば勉強すれば済むし、ガチ勢はほっといても勉強するので。それでもレポートを書いてもらおうというからには、それを大学の授業の一環として体験することによって、何かしらの学術的・科学的な知的活動の”リテラシー”、またはお作法のようなものを習得してもらいたい、ということだと思ってます。もちろん1回のレポート提出でがっちり習得なんて夢のような話はありませんし、うちとこはそれ専門の履修課程でも何でもないですが、少なくとも大学という学歴(学歴ですね)を得るからにはそういう機会全スルーでふわっと世に出られてもPL法的に困るよなって思うので、何回か経験するであろう内の1回をうちとこでも、という感じです。
では、そのレポート・卒論の類で習得すべきという「学術的・科学的な知的活動の”リテラシー”」とは果たして何ぞや、という問題になるわけですが、その細かなところはそもそも分野・専門内容によって違うし、扱うトピックによっても変わるし、教員や大学によって、言語や文化圏によって、学部か院かガチ勢かそうでないかの差によって、何なら時代やメディアによってもぜんぜん変わってくるだろうわけなんで、そんなものを「これがルールブックだっ」って押しつけるように教育する資格が、一瞬一科目を通り過ぎる時にたまさか教壇に立ってるようなあたしに果たしてあるのかっていうのが甚だ疑問なんですが、だとしても(いやむしろ「だからこそ」)言うべきこととは、と。様々ある分野・組織・時代・メディアの違いを越えて、共通項としての、最大公約数としての、削ぎ落としに削ぎ落とし尽くした最低限の「学術的な知的活動の”リテラシー”」って、こういうことじゃないかなって思いました。
-----------------------------------------------------
@「すでにある事実や他人の見解が書かれた文献」を正確に理解したうえで、
↓
Aそれにもとづいて「自分の考察や見解」を論じる。
-----------------------------------------------------
この@→A。
ドン引きするほどのミニマリスト的リテラシー。
これができてないとどの分野・時代・進路先でも”大卒”としてはヤバイでしょうと。逆に言えば、これさえ踏み外さなければ、属したコミュニティ内でのローカルルールや個人的信条由来の体裁は各自で微調整すればいいし、多少ヘタをとっても容易に軌道修正は可能でしょう、っていう。
というわけで、この@→Aさえちゃんとできてりゃいいのかなーってあたしなんかは思うので、採点や指導でもそれ以外のことは目をつぶって気にしてないことが多いです。
段落一字下げしてない? 気にいたしません。
ですます調? 気にいたしません。
スマホで書いてる? 気にいたしません、テキストを評価します。
図書館に行かずネットしか見てない? 気にいたしません、分野や環境で違って当たり前だし。あ、でも文献自体の適不適はもちろん気にします。ていうか、適な文献がネットに無いのは、無いことのほうが問題。
そのかわり@→Aができていなかったら、それはできてないからできるようになってね、と。
あと、@→Aに是非モノで付いてくる諸々があるはずなので、それもできるようになってね、と。(例:文献選択の適不適は@の遂行に関わる問題だし、@がちゃんと理解できてれば必要な書誌事項は提示できるはずだし、的な)
特定の分野や学問的コミュニティに属しているわけではないうちとこの科目では、言うべきことはそのくらいに抑えておかなきゃなって思います。
2020年06月11日
今日の「本読み」メモ:『創発する日本へ』
●アンドルー・ゴードン, 瀧井一博編. 『創発する日本へ : ポスト「失われた20年」のデッサン』. 弘文堂, 2018.2.
↓これは折に触れて読み返すべき。
(「ローカル」は地理的な意味でだけではなく。)
瀧井一博. 「日本文明論のゆくえ : 様々な日本へ」
・「「失われた」と表現することは、果たしてどの局面を指してのものなのか」「失われたのは、実は日本のある一部分に過ぎないのではないか」「「失われた二〇年」を克服しようとするなかで、そこから漏れ落ちてきた様々な”声”…国民国家が暗黙の前提とされることによって、その中に解消されない様々な周縁的な声があがっていることに注意が促され。それらの声に耳傾けることが説かれた」
・「ネガティヴなものとしてのみ強調(するのではなく)…そのような声に立脚して、社会構築へとつなげていくための”理論”が必要とされる」
・「自分たちの土地が育んできた豊かな歴史の実りを忘却していたのである。いまそれを回復すべき時ではないか」「”フクシマ”と”オキナワ”という現代日本や戦後日本のある側面を象徴するローカルな場に焦点が当てられ、…このような学問的実践は、もっとこの列島の隅々で行われてよい」
・「その際に留意すべきは、ここでローカルというコンセプトを地域的な特殊性に自己完結させてしまってはいけない…それをグローバルなつながりのなかに位置づけること」
・「文化にせよ地方にせよそれを担うのは一人ひとりの国民であり、住民であり、個人である。「文化と地方の時代」を担い得る自律的な個人のあり方」「そのような綜合のかたちとして提起したいのが、知識を生み出し発信する場としての地方=ローカルの再構築である」「均質的で単一的な日本は制度疲労を起こしており…新たな地方の時代という日本史の周期に入りつつある」「個々人が参与してつくり上げたローカルなコミュニティの集積として積み上げられた「日本」であり、そのような下からの知識生産のメカニズムとして「日本」を構想すること」「そのような知識創造国家(Knowledge Creating Nation)」
↓これは折に触れて読み返すべき。
(「ローカル」は地理的な意味でだけではなく。)
瀧井一博. 「日本文明論のゆくえ : 様々な日本へ」
・「「失われた」と表現することは、果たしてどの局面を指してのものなのか」「失われたのは、実は日本のある一部分に過ぎないのではないか」「「失われた二〇年」を克服しようとするなかで、そこから漏れ落ちてきた様々な”声”…国民国家が暗黙の前提とされることによって、その中に解消されない様々な周縁的な声があがっていることに注意が促され。それらの声に耳傾けることが説かれた」
・「ネガティヴなものとしてのみ強調(するのではなく)…そのような声に立脚して、社会構築へとつなげていくための”理論”が必要とされる」
・「自分たちの土地が育んできた豊かな歴史の実りを忘却していたのである。いまそれを回復すべき時ではないか」「”フクシマ”と”オキナワ”という現代日本や戦後日本のある側面を象徴するローカルな場に焦点が当てられ、…このような学問的実践は、もっとこの列島の隅々で行われてよい」
・「その際に留意すべきは、ここでローカルというコンセプトを地域的な特殊性に自己完結させてしまってはいけない…それをグローバルなつながりのなかに位置づけること」
・「文化にせよ地方にせよそれを担うのは一人ひとりの国民であり、住民であり、個人である。「文化と地方の時代」を担い得る自律的な個人のあり方」「そのような綜合のかたちとして提起したいのが、知識を生み出し発信する場としての地方=ローカルの再構築である」「均質的で単一的な日本は制度疲労を起こしており…新たな地方の時代という日本史の周期に入りつつある」「個々人が参与してつくり上げたローカルなコミュニティの集積として積み上げられた「日本」であり、そのような下からの知識生産のメカニズムとして「日本」を構想すること」「そのような知識創造国家(Knowledge Creating Nation)」
2020年06月08日
2020年4月・5月のまとめ
■2020年4月・5月のまとめ
●総評
COVID-19で、時間がとけた。初めての環境下で時間を有効に活用するのはなかなか難しい。
但し、#move2020はずいぶんはかどった。引越片付 meets ステイホーム。
●まとめ
以下、4月・5月のまとめですが、はからずも「COVID-19禍下の日常」のようになったので、ひとつの記録として長めに。
なお、「COVID-19禍下の日常」と「#move2020(自宅引越)」とが併走します。
・オンライン授業の回数が増える。→結果、全回になる。
・初zoom飲み会。安定の寝落ち。
・バス・地下鉄がガラガラになり、スタバに行かなくなる。
・「Link Global, Love Local」「先日雑誌『STANDART』日本版10号中村佳太「京都が未来である理由: ポスト資本主義への道標」を読んで、「過度な成長や変革を求めず、世界の中の一部として、本当に必要な人に必要なものをサステナブルに橋渡しできれば」とツイートしたけど、それが今朝書いた「Link Global, Love Local」なんだなと」
・著書の一部分を授業の教材として使うのに、PDFでオンラインシステムに載せさせてほしい、と出版社と著者の方に連絡して、OKをいただく。
・引越見積もり合わせ。
・オンライン寄席がスタート。
・京都醸造が持ち帰り販売のみになる。
・ハンカチを折りたたんで作ったマスクで通勤するようになる。
・「たけしの挑戦状ビヨンド」公演が中止になったと思ったら、すぐさまオンラインコンテンツが登場する。さすがの、往年の”スタジオ祭”感。
・在宅・テレワーク・縮減・閉館の、調整に次ぐ調整、変更に次ぐ変更に追われる。
・つぶれてほしくないパン屋/弁当屋/飲食屋で現金払い、という行動パターンができる。
・ドラマが始まりそうにないのでTVerで「アリスの棘」の再放送や「サイレント・ヴォイス」を見てる。
・セラミックコーヒーフィルター
・「非対面授業のための教材作成の経緯・メモ (2020/4/5現在)」(egamiday 3) http://egamiday3.seesaa.net/article/474493049.html
・「シャロンさんの某MLのメールにとてもとても感動している…ピンチをチャンスに変える、ということの本当の意味がいまやっとわかった気がする」「この難局で、突然不如意だらけで、そこで"今まで通りのこと"を無理くりやろうとすると、そりゃ手詰まりだらけで呪いたくなる。それよりも、いまこの環境下でしかできないような"新しいこと"を考案して取り組むほうが、またとないチャンスで違うステージに行けるし、結果コスパいいのでは」「こないだふわっと深夜アニメ見てたら、筋は特にどうということなかったけど、執事がお嬢さんに「時間を敵ではなく味方に変えろ」的な説教をしてはったの、なるほどまったくそのとおりだなって思たです」
・「ドロステのはてで僕ら」公開延期になる。
・在宅勤務も始まらないうちから曜日の感覚が薄れていく。
・「ウィルスで社会の何やかやが休止したところで、自分の寿命がロスタイムのように延びるわけではないのだ」
・閉館対応が決まる。
・祇園祭の山鉾巡行中止が決まる。
・どうぶつの森とデジタルアーカイブが出会う。
・zoom飲み会がたびたび催される。
・「つぶれてほしくないパン屋さんまで、必要なパンを買いに、人通りのないがらんとした路地を、ウォーキング。ていうかなんでこんなエクスキューズめいた表現にせなならんのか。」というような、エクスキューズめいた表現のツイートが増える。
・#move2020としての、新宅準備作業、旧宅引揚作業、別宅断捨離作業がはかどる。
・「未開の議場オンライン版」
・自宅待機が開始される。
・「集まれる人集合! フレンチトーストを食べる会 【YouTube Live 「ヨーロッパ企画の生配信」 @ヨーロッパ企画公式チャンネル】」。手を叩いて笑った。これがヨーロッパ企画だなと思った。
・出勤日もさらに調整に次ぐ調整、変更に次ぐ変更。
・劇場に演劇が見に行きたくて泣きたくなる。
・在宅勤務が開始される。
・「在宅勤務って、多少持ち帰ってみたところで、結局いるものがあれもこれも肝心なところが全部職場に置いてあって、ぜんっぜん先に進まないからすげえイライラする。アタック25であまり成績良くない人が優勝した時の最後の映像問題みたいなもん」
・出勤日の仕事の8割方が、在宅勤務制度のための調整・手続き・準備・手配で占められる。
・「「スーパードンキーヤング DX」リモート反省会 【YouTube Live 「ヨーロッパ企画の生配信」 @ヨーロッパ企画公式チャンネル】」
・朝ウォーキング(+パン屋買い出し)、昼ウォーキング(+昼食買い出し)、夕ウォーキング(+なんやら買い出し)のルーチンができる。結果、2万歩歩くくらいはざらになる。
・極私的には志村けんより岡江久美子のほうがつらい。
・「京都醸造さんのビアグラスを手に入れてしまった。これは想像以上に美味い。持った時の重量感と手触り、色味、唇の接触感と香りの届き感。やっぱ器は大事だとしみじみ思たです」
・#move2020、こまごまとした準備が着々と進む
・#move2020 ハイライト的な作業として、部屋と大物家具の採寸。同縮尺でパワポに描画して、間取り図上のどこにどの家具を配置すれば良いか、入るか、等をプランニング。→結果、配置に軽イノベーションが起こる。
・「図書館の役目というのは、一面的にはですが、有事非常時にはすでに”終わって”て、有事に解決できるだけのパワーをこれまでの平常時にどれだけつけておけたか、の部分に結局はかかわる機能なんだと思ってる。もちろん有事特有の役目もたくさんあるですが、そのとき何をどれだけできるかも平常時の賜物」
・昼食のテイクアウト渉猟によって近所の飲食店のポテンシャルを知るようになる。鶏肉、焼き魚、中華、スパイスカレー等。
・テレワーク環境が(遅れて)整う。
・ソファを物色にニトリに行って、なぜかリクライニングチェアを発注してしまう事案が発生。→すげえいい。
・悪いことをしてたら、御仏に肩を叩かれる。
・zoom催しが軽く渋滞気味る。
・DUALISとzoomで本を使った知能ゲームをする。
・アメリカと時差でzoom。
・高校の同窓生と10年以上ぶりくらいにzoom。
・自宅クライシス(もう何度目かの)
・近所にあるけど行ったことなかったパン屋を、朝のウォーキングでひとつひとつ探すようになる。
・バンガローさんがクラフトビールのテイクアウトを始める。
・連休後もこの状態は続いて開館はできないだろうとの予測から、連休に入る前からその準備をする態勢をとる。調整に次ぐ調整。
・連休開始による #move2020 本番&突貫準備ウィーク。
・現宅。徐々に殺風景になっていく。→業者さんが来て、現宅がどんどん広くなっていく。この部屋ってこんな広かったっけと思うと泣けてくる。→旧宅(元・現宅)で最後の食事。「テレビとwifiは旧宅にあり、冷蔵庫とデスクは新宅にある。どちらがホームか、という問い」→翌朝になると「逆に旧宅に入るとにおいに違和感を感じるくらいだから不思議」→長年溜まった澱のようなものをえいやっと清掃する。
・新宅。「なんということでしょう」「要するに、モノが多いから暮らしにくくなるのだ」→「一晩寝て過ごすとすっかり”自分の家”感が出る」→新宅を機能的に使用するための工夫あれこれが次々に施される。
・「ムロツヨシショー」(非同期テック部)
・近畿地区MALUI
・自宅クライシス、軽いのだが、結構な心理的ダメージを引きずる
・お弁当屋さんが来なくなる。
・大量の愚痴が出る。
「私のお気に入りを挙げましょう。スタバや図書館でデスクワーク。ふらっと外食。小劇場で観劇。旅行、近場でも無意味にバス電車に乗りたい。京都の名所観光地を町歩き。ビール屋さんでクラフトビール。学生さんの前で講義も好き。
全部できなくなった。
多分自覚してる以上に気持ちがまいってるぽい。」
「愛する職場に行くことすらままならなくなったのだよ…」
「祇園祭もダメになった」
「あと、ドラマが始まらない」
「旅行いけないこと自体は、別にひっきりなしに行ってるわけじゃないからいいんだけど、「行く計画を立てて予習する」を楽しむという余地すら無くて先行き見えないのが、すげえストレスというか閉塞感」
「テイクアウトと外食は明確に違う。食器、配膳、接遇、調度、内装、厨房の匂いと音と空気感。外食ってそういうことだから。テイクアウト買うけど、支援として。」
「「ブログを書く」と「読書」という2大favoriteが残ってるように見えて、実は執筆と読書の8割がたをスタバ・図書館・バスの中でやってたので、ぜんっぜん調子が出ない。」
「芝居が観たい。演劇。劇場で。小さい劇場で身体を小さくしながら、真っ暗な中で、演じられるものが観たい。あたりでもはずれでもいい。」
「クラフトビールも、支援として家でがんばって飲んでるけど、お店でタップのリスト見て、こんな味かなあんな味かなと想像して、迷った末にえいやって選んで、それが当たったりはずれたりしながら、知らなかったビールの味を知る、っていうのがひっくるめて楽しいのだ。」
「そして最終、日文研に週2日しか行けないのが一番つらい。」
「なんだ在宅勤務って、ボケかと、どっか行けと。」
・かなりはっきりと曜日感覚がなくなる。
・「12人の優しい日本人 を読む会」
・中野劇団のzoomコント動画
・新宅の収納スペースが多いため、わりとストレスなく片付けが進む。
・進んでくれた結果、次の別宅断捨離&片付けに手がかかる。
・加えて、写真保存システム×極私的こんまりメソッドの導入により、人生で初くらいの断捨離モードに入る。45リットルのゴミ袋が二ケタはける。
・光回線を導入するも、なかなか接続してくれないの刑、および速さがモバイルwifiとたいして変わりがないの刑に処される。
・ウォーキングが長距離化する。
・「なんというか全般的に、まあちょっと落ち着こうぜ、って思ってる。この世界をどうしたいんだについて考えるには、対症療法ではちょっとあれなんじゃないかっていう。」
・「人類社会をほしいままに蹂躙し世界を恐怖のズンドコにおとしいれた新型コロナウィルスも、日本の「図書館複写pdf送信不可」という分厚い壁の前には為す術もないのか…」
・ハンマーによる破壊行為という旧宅清掃。
・「独り言:今の図書館美術館博物館は、ある意味観光業と真逆で、近場の人に実際来てもらい現物を提供するよりも、海外ほど遠い人にコピーや画像やバーチャルを届けるほうが、簡単だし低コストだしコスパいいんだろうから、そういう意味でのインバウンド(と言えるかはともかく)を狙い撃ちに行く」→「コロナ禍下の図書館(美術館・博物館)にまつわる雑感 : 観光とビール」(egamiday 3) http://egamiday3.seesaa.net/article/475143500.html
・EAJRSの中止が決まる。
・日文研図書館ニュースレターの発行が始まる。
・在宅勤務の終了。
・某特論で、本棚の中のニッポン的zoom講義をおこなう。リアルタイムは初めて。聞き手の反応がわかりにくいのですごくやりづらい。
・清水寺、二年坂、スターバックス、キャラメルマキアート。
・Lil’ Funk(NOM CRAFT BREWING)
・ルックお風呂の防カビくん煙剤を使う。
・通常出勤の再開。段階的復活。
・「この春から図書館員になったけどコロナ禍下の混乱で何をどう理解してよいか戸惑っている(としたらそのような)人のための読書案内: (1) 場の機能編」(egamiday 3) http://egamiday3.seesaa.net/article/475315923.html
・お弁当屋さんの復活をきく。
・別宅断捨離&片付けがあまりに順調に進んだため、全引揚が具体的に決まる。さらには新別宅のしつらえすら終わる。
・さよなら旧宅。
・自宅クライシス案件に片が付く。
・京都があまりに”疎”すぎて、二年坂スタバの6畳和室を長時間堪能する。まさに「ぷしゅー」である。
・街で外国語をしゃべるグループが歩いてるのと行きあって、なんだかすごくホッとする。
・6月からの再始動を考える。
・「妄想コント」
・振り返れば、酒量は増えてはいないものの、休肝日を取る気力がなくなっている。(増えてんねん)
●4月テーマの進捗
・「#move2020に注力」 → 成功
・「寄席tube」 → 順調
・「たぶんこの2つ&COVID-19対応で終わる」 → 予想通り
なんだかんだで予定通りだった。
●6月の月テーマ
リハビリ
●総評
COVID-19で、時間がとけた。初めての環境下で時間を有効に活用するのはなかなか難しい。
但し、#move2020はずいぶんはかどった。引越片付 meets ステイホーム。
●まとめ
以下、4月・5月のまとめですが、はからずも「COVID-19禍下の日常」のようになったので、ひとつの記録として長めに。
なお、「COVID-19禍下の日常」と「#move2020(自宅引越)」とが併走します。
・オンライン授業の回数が増える。→結果、全回になる。
・初zoom飲み会。安定の寝落ち。
・バス・地下鉄がガラガラになり、スタバに行かなくなる。
・「Link Global, Love Local」「先日雑誌『STANDART』日本版10号中村佳太「京都が未来である理由: ポスト資本主義への道標」を読んで、「過度な成長や変革を求めず、世界の中の一部として、本当に必要な人に必要なものをサステナブルに橋渡しできれば」とツイートしたけど、それが今朝書いた「Link Global, Love Local」なんだなと」
・著書の一部分を授業の教材として使うのに、PDFでオンラインシステムに載せさせてほしい、と出版社と著者の方に連絡して、OKをいただく。
・引越見積もり合わせ。
・オンライン寄席がスタート。
・京都醸造が持ち帰り販売のみになる。
・ハンカチを折りたたんで作ったマスクで通勤するようになる。
・「たけしの挑戦状ビヨンド」公演が中止になったと思ったら、すぐさまオンラインコンテンツが登場する。さすがの、往年の”スタジオ祭”感。
・在宅・テレワーク・縮減・閉館の、調整に次ぐ調整、変更に次ぐ変更に追われる。
・つぶれてほしくないパン屋/弁当屋/飲食屋で現金払い、という行動パターンができる。
・ドラマが始まりそうにないのでTVerで「アリスの棘」の再放送や「サイレント・ヴォイス」を見てる。
・セラミックコーヒーフィルター
・「非対面授業のための教材作成の経緯・メモ (2020/4/5現在)」(egamiday 3) http://egamiday3.seesaa.net/article/474493049.html
・「シャロンさんの某MLのメールにとてもとても感動している…ピンチをチャンスに変える、ということの本当の意味がいまやっとわかった気がする」「この難局で、突然不如意だらけで、そこで"今まで通りのこと"を無理くりやろうとすると、そりゃ手詰まりだらけで呪いたくなる。それよりも、いまこの環境下でしかできないような"新しいこと"を考案して取り組むほうが、またとないチャンスで違うステージに行けるし、結果コスパいいのでは」「こないだふわっと深夜アニメ見てたら、筋は特にどうということなかったけど、執事がお嬢さんに「時間を敵ではなく味方に変えろ」的な説教をしてはったの、なるほどまったくそのとおりだなって思たです」
・「ドロステのはてで僕ら」公開延期になる。
・在宅勤務も始まらないうちから曜日の感覚が薄れていく。
・「ウィルスで社会の何やかやが休止したところで、自分の寿命がロスタイムのように延びるわけではないのだ」
・閉館対応が決まる。
・祇園祭の山鉾巡行中止が決まる。
・どうぶつの森とデジタルアーカイブが出会う。
・zoom飲み会がたびたび催される。
・「つぶれてほしくないパン屋さんまで、必要なパンを買いに、人通りのないがらんとした路地を、ウォーキング。ていうかなんでこんなエクスキューズめいた表現にせなならんのか。」というような、エクスキューズめいた表現のツイートが増える。
・#move2020としての、新宅準備作業、旧宅引揚作業、別宅断捨離作業がはかどる。
・「未開の議場オンライン版」
・自宅待機が開始される。
・「集まれる人集合! フレンチトーストを食べる会 【YouTube Live 「ヨーロッパ企画の生配信」 @ヨーロッパ企画公式チャンネル】」。手を叩いて笑った。これがヨーロッパ企画だなと思った。
・出勤日もさらに調整に次ぐ調整、変更に次ぐ変更。
・劇場に演劇が見に行きたくて泣きたくなる。
・在宅勤務が開始される。
・「在宅勤務って、多少持ち帰ってみたところで、結局いるものがあれもこれも肝心なところが全部職場に置いてあって、ぜんっぜん先に進まないからすげえイライラする。アタック25であまり成績良くない人が優勝した時の最後の映像問題みたいなもん」
・出勤日の仕事の8割方が、在宅勤務制度のための調整・手続き・準備・手配で占められる。
・「「スーパードンキーヤング DX」リモート反省会 【YouTube Live 「ヨーロッパ企画の生配信」 @ヨーロッパ企画公式チャンネル】」
・朝ウォーキング(+パン屋買い出し)、昼ウォーキング(+昼食買い出し)、夕ウォーキング(+なんやら買い出し)のルーチンができる。結果、2万歩歩くくらいはざらになる。
・極私的には志村けんより岡江久美子のほうがつらい。
・「京都醸造さんのビアグラスを手に入れてしまった。これは想像以上に美味い。持った時の重量感と手触り、色味、唇の接触感と香りの届き感。やっぱ器は大事だとしみじみ思たです」
・#move2020、こまごまとした準備が着々と進む
・#move2020 ハイライト的な作業として、部屋と大物家具の採寸。同縮尺でパワポに描画して、間取り図上のどこにどの家具を配置すれば良いか、入るか、等をプランニング。→結果、配置に軽イノベーションが起こる。
・「図書館の役目というのは、一面的にはですが、有事非常時にはすでに”終わって”て、有事に解決できるだけのパワーをこれまでの平常時にどれだけつけておけたか、の部分に結局はかかわる機能なんだと思ってる。もちろん有事特有の役目もたくさんあるですが、そのとき何をどれだけできるかも平常時の賜物」
・昼食のテイクアウト渉猟によって近所の飲食店のポテンシャルを知るようになる。鶏肉、焼き魚、中華、スパイスカレー等。
・テレワーク環境が(遅れて)整う。
・ソファを物色にニトリに行って、なぜかリクライニングチェアを発注してしまう事案が発生。→すげえいい。
・悪いことをしてたら、御仏に肩を叩かれる。
・zoom催しが軽く渋滞気味る。
・DUALISとzoomで本を使った知能ゲームをする。
・アメリカと時差でzoom。
・高校の同窓生と10年以上ぶりくらいにzoom。
・自宅クライシス(もう何度目かの)
・近所にあるけど行ったことなかったパン屋を、朝のウォーキングでひとつひとつ探すようになる。
・バンガローさんがクラフトビールのテイクアウトを始める。
・連休後もこの状態は続いて開館はできないだろうとの予測から、連休に入る前からその準備をする態勢をとる。調整に次ぐ調整。
・連休開始による #move2020 本番&突貫準備ウィーク。
・現宅。徐々に殺風景になっていく。→業者さんが来て、現宅がどんどん広くなっていく。この部屋ってこんな広かったっけと思うと泣けてくる。→旧宅(元・現宅)で最後の食事。「テレビとwifiは旧宅にあり、冷蔵庫とデスクは新宅にある。どちらがホームか、という問い」→翌朝になると「逆に旧宅に入るとにおいに違和感を感じるくらいだから不思議」→長年溜まった澱のようなものをえいやっと清掃する。
・新宅。「なんということでしょう」「要するに、モノが多いから暮らしにくくなるのだ」→「一晩寝て過ごすとすっかり”自分の家”感が出る」→新宅を機能的に使用するための工夫あれこれが次々に施される。
・「ムロツヨシショー」(非同期テック部)
・近畿地区MALUI
・自宅クライシス、軽いのだが、結構な心理的ダメージを引きずる
・お弁当屋さんが来なくなる。
・大量の愚痴が出る。
「私のお気に入りを挙げましょう。スタバや図書館でデスクワーク。ふらっと外食。小劇場で観劇。旅行、近場でも無意味にバス電車に乗りたい。京都の名所観光地を町歩き。ビール屋さんでクラフトビール。学生さんの前で講義も好き。
全部できなくなった。
多分自覚してる以上に気持ちがまいってるぽい。」
「愛する職場に行くことすらままならなくなったのだよ…」
「祇園祭もダメになった」
「あと、ドラマが始まらない」
「旅行いけないこと自体は、別にひっきりなしに行ってるわけじゃないからいいんだけど、「行く計画を立てて予習する」を楽しむという余地すら無くて先行き見えないのが、すげえストレスというか閉塞感」
「テイクアウトと外食は明確に違う。食器、配膳、接遇、調度、内装、厨房の匂いと音と空気感。外食ってそういうことだから。テイクアウト買うけど、支援として。」
「「ブログを書く」と「読書」という2大favoriteが残ってるように見えて、実は執筆と読書の8割がたをスタバ・図書館・バスの中でやってたので、ぜんっぜん調子が出ない。」
「芝居が観たい。演劇。劇場で。小さい劇場で身体を小さくしながら、真っ暗な中で、演じられるものが観たい。あたりでもはずれでもいい。」
「クラフトビールも、支援として家でがんばって飲んでるけど、お店でタップのリスト見て、こんな味かなあんな味かなと想像して、迷った末にえいやって選んで、それが当たったりはずれたりしながら、知らなかったビールの味を知る、っていうのがひっくるめて楽しいのだ。」
「そして最終、日文研に週2日しか行けないのが一番つらい。」
「なんだ在宅勤務って、ボケかと、どっか行けと。」
・かなりはっきりと曜日感覚がなくなる。
・「12人の優しい日本人 を読む会」
・中野劇団のzoomコント動画
・新宅の収納スペースが多いため、わりとストレスなく片付けが進む。
・進んでくれた結果、次の別宅断捨離&片付けに手がかかる。
・加えて、写真保存システム×極私的こんまりメソッドの導入により、人生で初くらいの断捨離モードに入る。45リットルのゴミ袋が二ケタはける。
・光回線を導入するも、なかなか接続してくれないの刑、および速さがモバイルwifiとたいして変わりがないの刑に処される。
・ウォーキングが長距離化する。
・「なんというか全般的に、まあちょっと落ち着こうぜ、って思ってる。この世界をどうしたいんだについて考えるには、対症療法ではちょっとあれなんじゃないかっていう。」
・「人類社会をほしいままに蹂躙し世界を恐怖のズンドコにおとしいれた新型コロナウィルスも、日本の「図書館複写pdf送信不可」という分厚い壁の前には為す術もないのか…」
・ハンマーによる破壊行為という旧宅清掃。
・「独り言:今の図書館美術館博物館は、ある意味観光業と真逆で、近場の人に実際来てもらい現物を提供するよりも、海外ほど遠い人にコピーや画像やバーチャルを届けるほうが、簡単だし低コストだしコスパいいんだろうから、そういう意味でのインバウンド(と言えるかはともかく)を狙い撃ちに行く」→「コロナ禍下の図書館(美術館・博物館)にまつわる雑感 : 観光とビール」(egamiday 3) http://egamiday3.seesaa.net/article/475143500.html
・EAJRSの中止が決まる。
・日文研図書館ニュースレターの発行が始まる。
・在宅勤務の終了。
・某特論で、本棚の中のニッポン的zoom講義をおこなう。リアルタイムは初めて。聞き手の反応がわかりにくいのですごくやりづらい。
・清水寺、二年坂、スターバックス、キャラメルマキアート。
・Lil’ Funk(NOM CRAFT BREWING)
・ルックお風呂の防カビくん煙剤を使う。
・通常出勤の再開。段階的復活。
・「この春から図書館員になったけどコロナ禍下の混乱で何をどう理解してよいか戸惑っている(としたらそのような)人のための読書案内: (1) 場の機能編」(egamiday 3) http://egamiday3.seesaa.net/article/475315923.html
・お弁当屋さんの復活をきく。
・別宅断捨離&片付けがあまりに順調に進んだため、全引揚が具体的に決まる。さらには新別宅のしつらえすら終わる。
・さよなら旧宅。
・自宅クライシス案件に片が付く。
・京都があまりに”疎”すぎて、二年坂スタバの6畳和室を長時間堪能する。まさに「ぷしゅー」である。
・街で外国語をしゃべるグループが歩いてるのと行きあって、なんだかすごくホッとする。
・6月からの再始動を考える。
・「妄想コント」
・振り返れば、酒量は増えてはいないものの、休肝日を取る気力がなくなっている。(増えてんねん)
●4月テーマの進捗
・「#move2020に注力」 → 成功
・「寄席tube」 → 順調
・「たぶんこの2つ&COVID-19対応で終わる」 → 予想通り
なんだかんだで予定通りだった。
●6月の月テーマ
リハビリ