2021年03月21日

視聴メモ「サブジェクト・ライブラリアンの将来像 -- 日本の大学図書館への導入拡大に向けて --」


 オンラインシンポジウムの視聴メモと感想です。

 「サブジェクト・ライブラリアンの将来像 -- 日本の大学図書館への導入拡大に向けて --」(〈むすび、ひらくアジア4〉 アジア研究図書館開館記念シンポジウム)
 2021年3月15日
 http://u-parl.lib.u-tokyo.ac.jp/archives/japanese/mh4

 参考文献です。
・田中あずさ『サブジェクト・ライブラリアン 海の向こうアメリカの学術図書館の仕事』(笠間書院)
 https://kasamashoin.jp/2017/12/post_4082.html
・オダメモリー: 「サブジェクトライブラリアンの将来像」に参加して
 http://oda-senin.blogspot.com/2021/03/blog-post_15.html


 視聴して、および、その後諸々のところから聞こえてくる言説を聞いての、極私的感想・意見。

・狭義の「サブジェクトライブラリアン」というよりは、「研究職ライブラリアン」についての議論であった、という理解でいいのかしら。米国例がシカゴの吉村さんだし。
 自分はそのトピックのほうがむしろ興味あるので良かったのですが、今後(本シンポでも繰り返し言われたように)この職・制度を国内他機関に波及させていくのであれば、”言葉”はそのままでよいのかどうかについてはちょっと気になった。
・とはいえ個人的にはアジア研究図書館、U-PARL、研究職ライブラリアン、いずれも理想形と思っているので、議論も文献ももっと出てほしい、出しましょう、という感じでした。海外事例の調査や図書館業界議論の検討も丁寧そうだったので、図書館業界だけでだらだらマイナーチェンジさせる議論してるよりは、こっちの定着のほうが解は早いんだろうなと(かねてより)思ってます。
・そういう意味では、ディスカッションで話題になった”ポスドク腰掛け”言説もむしろ上等じゃないかな、という感じ。腰掛けで去っていく人がいようが、じっと動かない人がいようが、同様のはたらきを担保するのが”職”を”制度”として設計するということであって、それはどの職種も同じことでしょうと。むしろ問題は、学位持つ人が研究以外の職に就くことをあたかも”ダウングレード”したかのように見る精神性(周囲も、本人も、組織も、社会も)のほうであって、我々はもっとそこのところにがっつり向き合うべきじゃないかなって思います、腰掛ける人をdisる暇があったら。(今回、その風潮はアメリカさんにもあるにはあるんだなという話が聞けたのは、ちょっとよかった。)
・ていうか、腰掛けと2-3年ローテーションにさしたる違いがあるのかと。
・今回の制度がうまくいくかどうかを疑問視することはもちろんあるだろうけど、北米大学だって、その職に何を求め何を実現させようと意図しているかについては、大学によって異なる(もちろん権限も業務も異なるでしょう)っていう話だし、いろんなあり方がいろんな経緯で出来上がっていいはずだと思います。大向さんのおっしゃるように「餅は餅屋の定義が変わってきてる」し、その動きがテンポ早いんであれば、正解を求めるような議論に拘泥するのはコスパが悪い気がする。ていうか、日本の大学行政も文教施策もどうせ山ほど失策してきてるんだからいまさらという感じで、別に何が正解か正解じゃないかなんて特に考えずにやってみなはれでいいんじゃないかしら。一橋さんがどういう経緯だったかはともかく。
・サブジェクトライブラリアン(研究職ライブラリアン)は、研究者と図書館とのギャップを埋めてつなぐ、という話が再三されていて、むしろ、えっ、現状の大学図書館はいったいどんだけ研究者に寄り添えてないんだ、という認識を新たにするに至った。そういうリエゾン役のはたらきが期待されるという半面、あたしらがリエゾンたるはずなんじゃないのかと。
・評価についてなんかも、数的・量的というよりは、質的・人的であって、本邦の議論のほうがよっぽどドライじゃないですかね。


 以下、メモ。

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●「アジア研究図書館の紹介」小野塚知二
・アジアに位置する日本の大学、という自覚
・アジア研究図書館の理念
 -アジア関連資料の集約と再構築、発見的かつ発信的なアジア研究をおこなう
・目標
 -研究図書館として機能すること
 -主題資料専門職の育成
 -研究支援を通しての若手研究者の自己形成
・サブジェクトライブラリアン
 -東京大学にとっては初めての試みであり、このシンポジウムで先行例から学ぶ。
 -研究支援と研究との往還の試みである。
 -他大学への波及と連携、人文系図書館の新しい可能性を視野に入れる。東京大学だけでやっていてもダメだということ。


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●「趣旨説明」中尾道子
・教員職としてのサブジェクトライブラリアンを3名配置。
 -研究支援としての情報リテラシー教育
 -研究情報資源の構築・提供
 -若手研究者のキャリアパスの創出
・その先の他大学への波及が課題。
・日本の大学図書館人事においてこれまでも必要性が叫ばれながら、ジェネラリスト志向が強かったこと、地位待遇が低く研究者のキャリアパスとなりえなかったこと、専門的主題知識の育成ができていないことなどが妨げになっていた。
・普及と定着のカギは何かを、先行例から学ぶ。


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●「米国サブジェクトライブラリアンの現状:「博士号オンリー」日本研究ライブラリアンの現場報告」吉村亜弥子@シカゴ大学図書館

・博士号オンリー
 -民俗学博士号を取得。
 -ハーフタイム図書館実務、数年分の経験あり。(RA同様の制度で院生を雇い、ビブリオグラファーと同様の選書・レファレンス等の業務をおこなうもの。<e>結構ガチだった。)
 -民俗学の博士号を取得はしているが、図書館情報学コース受講歴はない。
 -Academic Appointee、つまり、facultyとスタッフの間。
 https://www.lib.uchicago.edu/about/thelibrary/employment/librarian-opportunities/

・民俗学のライブラリアン職への応用
 -学際性・多様性が強い分野であること。
 -アウトリーチ活動の経験があること。(公共民俗学)

・北米研究機関のライブラリアンの現状
 -サブジェクトライブラリアンや地域研究ライブラリアンは、主題等の知識が図書館情報学の知識以上に重要であるため、図書館情報学コースの履修は問われないこともある。
 -現職の北米の日本研究ライブラリアンは約20名いるが、うち博士号オンリーが4名いる。
 -大学のニーズによってその適任者条件は異なっている。

・職務内容
 -選書、蔵書構築
 -レファレンス(研究・教育の経験を活かす+OJT)
 -カタロギング
 -展示、アウトリーチ活動(地元日本人会等)


 -研究者としてのスキルが活かせることとそうでないことは、まちまちである。
 -専門的主題知識の範疇以外については、現場で実務をこなして上達する仕事である。
 -博士号、図書館情報学学位等は、最低条件である(その先が必要)。
 -博士オンリーのライブラリアンと図書館情報学専門家とのお互いの協力・連携が不可欠である。
 -”利用者”としての研究者の運営関与。


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●「通訳としてのサブジェクトライブラリアン:図書館の言語、研究の言語」福田名津子

・一橋大学におけるサブジェクトライブラリアン勤務
 -社会思想史研究を専門とする
 -西洋古典籍を使用するため、書誌学的知識を必要とする
 -名古屋大学附属図書館研究開発室での非常勤勤務を経験
 -2007年から一橋大学附属図書館「専門助手」
 -「サブジェクトライブラリアン」という言葉は公募のとき以外使われていない。
 -博士号を想定し、研究者色が強い
 -業務は、西洋古典籍資料の整理保存電子化、蔵書構築、外部資金獲得、研究、教育
 -ロールモデルがいない。ジョブディスクリプションは自分で決める。自分にしかできないこと、強み。図書館の現場と研究の現場を両方理解していることが必要。
 -図書館と研究者は相互理解が必ずしも充分ではなく噛み合っていないため、サブジェクトライブラリアンは両者の通訳の役割を果たす。
 -図書館と研究者はそれぞれ言い分があって、噛み合っていないが、面と向かっては言わない。
 -”通訳”によって、例えば「旧蔵書の受け入れに関する提案」などができる。図書館側の事情と研究者側のニーズとを両立できるような折衷案、など。
 -非常勤では視野・権限が限られる。常勤職とすることによって、継続性、長期的蓄積が可能になる。
 -かつて一橋大学には4名のサブジェクトライブラリアンがいたが、現在は1名の助教のみ。


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●「九州大学大学院ライブラリーサイエンス専攻による大学図書館員の人材育成」渡邊由紀子

 -国立大学の図書館職員から、九州大学システム情報科学府で博士学位取得、ライブラリーサイエンス専攻の専任教員を兼務する
 -有川節夫館長による「大学院ライブラリーサイエンス構想」

・ライブラリーサイエンス専攻
 -プロジェクトチームラーニング
 -インターンシップ(九大図書館等が受入)
 -人材育成のための仕組みとして、「境目」をなくしたこと。(学生/教員/図書館職員)
 -図書館職員の教育能力の向上、研究者マインドの涵養
 -制度上の問題として、図書館職員としてのキャリアパス、学位取得のインセンティブ等


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●コメント・大向一輝
 -DHやオープンサイエンスにおいて、図書館と研究者の「餅は餅屋」の定義が変わってきている。
 -通訳
 -固有性に立脚して、共通性を拡大する(学術コミュニケーションの内実に踏み込む等)
 -ライブラリアンは共通性の職能であり、他者との媒介をする。(分野、場所、時間を同じくしない)

●コメント・北村由美
 -大学図書館において多様な専門職が活躍する第一歩である。
 -教育へのコミットメント、国際ネットワークの構築による資料収集
 -人文系オープンサイエンス
 -コミュニケーションを通して新たな価値観を創生すること


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●ディスカッション

・サブジェクトライブラリアンとそれ以外の人々との連携・交流のあり方について
 -米国:同職のコミュニティに関わるなど、人的ネットワーク作りを自力でやっていった。他機関の関係者に自力で積極的につながるように。(吉村)
 -一橋:他分野の専門家からの情報収集。
 -サブジェクトライブラリアンにも出向を採用してもいいのでは。

・評価
 -米国:academic apointee(facultyではない)で、テニュアではなく、レビューがある。ユーザ・教員・他部署からの推薦状(評価)の比重が高い。

・大学図書館の職員は横のつながりが強い。つながりは、表だって見える場で示されるように。

・質問「ポスドクの腰かけ、受け皿に終わるのでは?」
 -そういう”バッシング”は北米でもあるが、実際にはそんなことはないし、そのような人は続かない。
 -研究も職務に含めるべき。研究者が研究と教育をともにやるのと同じ。
 -そもそも研究者は研究だけやっているわけではない。
 -数年後同じ質問が出ないようにU-PARLがどう活動するかが問われる。
 -キャリアパスをどうするかは課題としてのこる。



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2021年03月03日

今日の「CA読み」メモ: 図書館連携、アンフォーレ、アマビエ@熊本 他


●E2349 - 専門図書館と公共図書館の連携はなぜ進まないのか<報告>
 https://current.ndl.go.jp/e2349
 そら連携してあたりまえやろ、それが図書館いうもんや、と思いながら聞いてたら、想像以上にそうではなかったので度肝を抜かれてた。図書館協力への道は長い。
「専門図書館同士の横の連携に加え,すそ野を広げる意味において,公共図書館を窓口にする必要性を感じている」
「より深く専門的な資料や情報を求められるようになったため,公共図書館の資料だけではカバーできない,課題解決につながる資料や情報提供のためには専門図書館との連携はこれまで以上に必須」
「一過性の人とのつながりで満足するだけでなく,図書館同士の組織としての連携が必要」

●E2354 - アンフォーレと安城市図書情報館の挑戦
 https://current.ndl.go.jp/e2354
 名が体を表すのであれば、これぞ街の図書館、地域のハブ、図書館が”図書館”の名を捨てたとき真の図書館になる、と言わざるを得んでしょう。いつか行く。
 「アンフォーレ課は図書情報館を運営するほか,他部署やまちなか…との連携を担当する係があり,施設全体としてのシームレスなサービスの礎となっている。

●E2355 - アマビエでつながる地域と図書館:信頼性のある情報発信
 https://current.ndl.go.jp/e2355
 真の意味での”現代のアマビエ”は、呪術でもネタ消費でもなく、確かな情報に基づくリテラシーだった、という至極まっとうな話。世にアマビエ記事はあふるれど、語るならこうじゃなきゃなと、これは読めて良かった。
「2016年,巨大な熊本地震に遭遇した際,社会に不確かな情報が広まり,人々の不安が拡大したことを体験した」
「思い込みを排し,データや信頼性のある情報に基づいた正しい判断をすることの重要性が増していると考え,この状況下に図書館がとるべき活動は「確かな情報源から得られた情報を提供する」ことだと確信」

●E2356 - コロナ禍におけるオンライン学会:日本図書館情報学会の場合
 https://current.ndl.go.jp/e2356
 日本中、世界中の、あらゆる業界のあらゆるところで、こういうことが起きてたんだろうなと思うと、平時からの知見蓄積と経験共有というものも大事であったはずだな、ということを思い出したくなる。

●E2357 - ウィズ・コロナ時代の北米の大学図書館サービス<報告>
 https://current.ndl.go.jp/e2357
「北米の著作権法で認められているフェア・ユース(米国),フェア・ディーリング(カナダ)が機能して,デジタル資料の貸借など,デジタル情報へのアクセスのサービス拡張を後押ししたが,その点で,日本の図書館とはサービスの格差が拡大した」
「日本の電子書籍は,教育プラットフォームへの掲載が一部分であっても許されない,同時アクセスの制限が厳しいなど,リソースシェアという点で制約が多い」
「海外の日本研究者・学習者を支援する立場として,海外からの日本のデジタル資料の利用につき,法改正を含めたアクセスの改善を望んでいる」

●E2358 - ロックダウン下の英国公共図書館レポートに見る図書館の貢献
 https://current.ndl.go.jp/e2358
 ↓これがどこまでマジコメントかを知りたい。無敵艦隊じゃないですか。
「同じ自治体内の他部署に再配置された図書館職員は,利用者対応,コミュニケーション,学習支援,知識情報管理といった専門的なスキルを遺憾なく発揮し,図書館職員に求められるスキルが汎用的で役立つことを示した」


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2021年03月01日

今日の「CA読み」メモ: 東大アジア研究図書館、特撮アーカイブ、公民連携ブックストア 他


●E2341 - 東京大学アジア研究図書館の開館
 https://current.ndl.go.jp/e2341
 学術図書館の理想的形態だなあと思っている。ので、全文まるごとを参照のこと。
「研究機能と図書館機能との有機的結合を目指す新しいタイプの図書館の誕生である」
「アジア研究図書館では,東京大学に蓄積されてきたアジア関係の研究資料を集約・再構築し,国内外のアジア研究者が集う世界最高水準のアジアに関する研究環境の実現を目指している」
「学内外のアジア研究組織・研究者との連携による協働型アジア研究や国際的な成果発信・研究交流を行うなど,図書館自体が研究機能を有することを特色としている」
「サブジェクト・ライブラリアン制度の検討」「高い専門性に対価を支払って学内業務にいかしてもらうオンキャンパスジョブ活用の枠組みによるカウンター対応などを行う大学院博士課程学生の雇用」
「2021年度には附属図書館にアジア研究図書館に関する新たな研究部門を立ち上げる予定であり,ここではアジアに関する研究のみならず,サブジェクト・ライブラリアン制度の確立を目指した取り組みが行われる」

●E2342 - 須賀川特撮アーカイブセンターについて
 https://current.ndl.go.jp/e2342
 ユニーク資料のアーカイブの、あってほしいし、でもあるだけではダメだし、ていうチャレンジングな感じ↓。
「本センターは他目的で使用されていた公共施設を再活用して整備されたが,博物館のように当初から資料の収蔵を想定した建物ではないため,温湿度管理を含め,資料保存の環境をどう整えていくかは今後の検討課題である。また,資料は材質や形状が多種多様であり,これまで保管されてきた環境も様々であるため,資料毎の適切な保存環境を整える情報や知識,ノウハウが不足している現状がある」

●E2343 - <失われた公演>を記録する:コロナ禍とエンパクの取組
 https://current.ndl.go.jp/e2343
 「そもそも形に残らない演劇を,どのように<残す>のか。当館が開館時から抱える根本的な命題である。」

●E2344 - ドイツ・ベルリン国立図書館における日記調査
 https://current.ndl.go.jp/e2344
「利用者に多様な視点から在館中の行動や考えを記録してもらい,定性調査と定量調査を組み合わせた手法によるデータ分析を行う」
「参加者に選ばれたのは…計16人」
「任意の3日を選んで来館」「1日目は「いつどこで何をして,なぜその場所を選んだのか」,2日目はその場所の評価,3日目はその場所の改善アイデアと拡張されていき,参加者が徐々に調査に慣れ,考えたことを抵抗なく文章化できるように工夫されていた」

●E2345 - 英国の国家プログラム“Towards a National Collection”
 https://current.ndl.go.jp/e2345
 個々に切り分ければ日本でも同様の取り組みがあるにせよ、それをトータルでやろうとしているところが、1次元上を行くデジタルアーカイブ戦略、という感じがして勉強になる。どこが違うとこうなるんだろう、その取り組みの”目的”をどこに置いているのか、あたりかしら。
 「オンライン上の異なるコレクション間の隔絶を無くすことを企図しており,統合されたバーチャルな「国家コレクション」の創設に向けた」

●E2347 - マンガ『夜明けの図書館』完結記念インタビュー
 https://current.ndl.go.jp/e2347
 現実を現実のまま描くことが"現実"なのか、いやそうじゃない、物語ってそうでしょう、と無名草子で言ってたような気がする。
「実際の公共図書館ではあまり浸透していないサービスを描いていいか埜納さんが悩まれていたので「物語だからこそ,こうあって欲しい未来,<図書館の夜明け>を描けるのでは?」と声をかけました」

●E2348 - 公民連携ブックストアとの連携協力:大阪市立港図書館の取組
 https://current.ndl.go.jp/e2348
 街を抜きにして(街から乖離して)図書館ってあり得ないし、空間や環境を抜きにして(無視して)本って成り立たないよね、っていう話として惚れ惚れしながら読んでた。(最近これ系の話に弱い)
「「KLASI COLLEGE」は,住宅・店舗等のリノベーションの総合ショールームを軸に,飲食店,雑貨店やDIY工房も入居する複合施設」
「(ブックストア)「KLASI BOOKs」のオープンにあわせて,公民連携という切り口で何かできないだろうか,という話になり,港区役所と運営事業者から語られたのは「図書館の機能は地域を活性化するのにとても重要な役割を果たす」という言葉だった」
「空間デザインやコンセプトに合わせた港図書館所蔵図書を月替わりで展示をすることとした。具体的には,「KLASI BOOKs」担当者がテーマを示し,それに沿った図書館の蔵書を司書がセレクトする」
「生活空間を再現したショールーム内への展示により,図書館の本が生活に潤いをもたらすことを来場者にイメージしてもらいたい,という期待」

posted by egamiday3 at 21:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「海外の日本研究と日本図書館」に関する2021年1-2月の動向レビュー -- 著作権法改正案への声明、Ramseyer氏論文への異議、コロナ禍と電子資料 ( #本棚の中のニッポン )


・「「海外の日本研究と日本図書館」に関する2020年の動向レビュー」(egamiday 3)
 http://egamiday3.seesaa.net/article/479822915.html


■ライブラリアン&コミュニティ

●30th anniversary celebration and 4-D conference events (NCC)
 NCC30周年記念オンライン会議を、2021年の秋冬に予定しているとのこと。
・「New Year's Message from the Director」(NCC)
 https://guides.nccjapan.org/homepage/news/news/New-Years-Message-from-the-Director-68418
「we are planning to hold our 30thanniversary celebration and 4-D conference events.」
「our main events in the early fall and winter of 2021」

●「From the NCC Archives」(NCC)
 https://guides.nccjapan.org/homepage/news/news/New-Series-From-the-NCC-Archives
 NCCの30年をふりかえるシリーズ。
「This year the North American Coordinating Council on Japanese Library Resources 北米日本研究資料調整協議会 is releasing a series on our news blog entitled “From the Archives.” These features will remind readers of NCC’s core mission to expand access to Japanese information resources for everyone through the work and words of those who have built this unique organization over the past three decades.」

●「Cataloguing & Metadata Resources」 Librarian Professional Development Working Group (NCC)
 https://guides.nccjapan.org/lpdwg/metadataresources
 NCCの研修グループが提供する研修動画。目録実務についてと、デジタルアーカイブ/ヒューマニティーズのためのメタデータについて。
・So Much Work So Little Time: Adopt Automation Into Your Workflow - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=2JpaVBDOaig
・Best Practices: Metadata Creation for Digital Scholarship Workshops - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=A6VJZku16oc

●「安江明夫氏が死去 元国立国会図書館副館長: 日本経済新聞」
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG015LP0R00C21A2000000/


■日本資料

●「Japanese Studies Spotlight」(NCC)
 NCCブログ上で開始された新シリーズ。日本資料のコレクションやコンテンツ紹介に加え、研究教育への活用も紹介とのことです。デジタルアーカイブの実践・活用事例としても注目。
「These features showcase exciting online collections available to researchers and students in Japanese Studies, introducing the archive or project, describing their contents, and demonstrating how they can be usefully engaged in research or in the classroom.」
・「Japanese Studies Spotlight: The Pulverer Collection」
https://guides.nccjapan.org/homepage/news/news/Japanese-Studies-Spotlight-The-Pulverer-Collection
・「Japanese Studies Spotlight: The Okinawa Memories Initiative」
https://guides.nccjapan.org/homepage/news/news/Japanese-Studies-Spotlight-The-Okinawa-Memories-Initiative

●Cultural Properties Recovered? 10 Years on from the Great East Japan Disaster − SISJAC
https://www.sainsbury-institute.org/info/cultural-properties-recovered-10-years-on-from-the-great-east-japan-disaster/

●さわぐり on Twitter
 https://twitter.com/sawaguricph/status/1356580656147558401
「昨年ここにも書いたのですが、デンマークの図書館司書の組合誌に記事を載せてもらいました。マイノリティ(移民難民)言語の児童書がコペンハーゲン中央図書館から消えたことをふまえ、マイノリティ言語の児童書が公共図書館にあることの重要性について書きました(すごく気持ちこもってます)」


■e-resource

●「NCC's Statement on Japanese Copyright Law, Article 31 / 日本著作権法第31条改正に関するNCCの声明」(NCCおよびCEAL)
 「図書館の権利制限に関する規則の改正」云々について、「残念なことに…海外の利用者のニーズが十分に反映されてはおりません」とのこと。ですが、オンライン送信とか国内としても同じことですね。
・「NCC's Statement on Japanese Copyright Law, Article 31」
 https://guides.nccjapan.org/homepage
・「日本著作権法第31条改正に関するNCCの声明」
 https://guides.nccjapan.org/homepage/statement-jpn/31
・「CEAL Statement in Support of the Revision of Article 31 of Japanese Copyright Law」
 https://www.eastasianlib.org/newsite/ceal-statement-in-support-of-the-revision-of-article-31-of-japanese-copyright-law/
「残念なことに報告書には教育や研究のために日本語資料を必要とする海外の利用者のニーズが十分に反映されてはおりません」
「国立国会図書館図書館向けデジタル化資料送信サービス…海外の日本研究者にも同様のサービスを提供していただけるよう」
「日本の図書館や関係機関から提供される複写、及びスキャンされた資料の送信方法…著作権法の改正により、電子送信(PDFファイルや仮URLによる)が可能になり、リクエストをした図書館や個人が障害なくかつ速やかに、資料を受け取ることが可能になるよう」

●Astghik Hovhannisyan(アスタ) on Twitter
 https://mobile.twitter.com/AstghikHovhann4/status/1359015625159540736
「日本の出版社はどうして学術書の電子版をあまり出さないのかな。読みたい本が山ほどあるけど、日本のアマゾンで買ってもコロナ禍でアルメニアに届くかどうかわからないし。 海外にいる人のために電子版を出してください、お願いします」


■日本研究・学術

●「Visualizing Texts, Reading Images V: Thinking 〈Women X Women〉 in Japanに参加して――オンライン開催による研究の可能性を考える(江口啓子、畑 恵里子) - 文学通信
 https://bungaku-report.com/blog/2021/02/visualizing-texts-reading-images-thinking-women-x-women-in-japan.html
「研究交流をすることでお互いの研究の質を高められるのではないかと考えた。今回のワークショップを通じて、オンラインによる国際共同研究は可能であるという手応え」
「原則通訳はない。それでも互いに意思疎通が比較的できた要因のひとつは、発表形式にあったと考えられる。(1)発表者は事前にフルペーパーを提出する(発表時のパワーポイントのデータやレジュメとは別である)、(2)コメンテーターは、フルペーパーへのコメントを事前に発表者へ渡しておく、(3)参加者全員がフルペーパーを熟読しておいた上で参画する。」

●「第2回人間文化研究機構日本研究国際賞受賞記念アンドルー・ゴードンハーバード大学教授インタビュー」(NIHU Magazine Vol.059 - | 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構)
 https://www.nihu.jp/ja/publication/nihu_magazine/059
 ハーバード大学教授であるアンドルー・ゴードン氏のインタビュー記事。ソニー工場見学から、男性中心の終身雇用に興味を持ったとのこと。

●Ramseyer氏慰安婦論文への異議
 ハーバード大学教授であるラムザイヤー氏による歴史修正主義的論文に対する異議・検証に関する記事、動向。
 本件の経緯については、下記ページの日本語解説でおおまかに知ることができます。
・緊急オンラインセミナー ・ラムザイヤー教授の歴史修正主義を批判する | Fight for Justice 日本軍「慰安婦」―忘却への抵抗・未来の責任
 http://fightforjustice.info/?p=5090
・Statement by Andrew Gordon and Carter Eckert concerning J. Mark Ramseyer, "Contracting for Sex in the Pacific War"
 https://dash.harvard.edu/handle/1/37366904
 「as we began to look into the article, its evidence, and its logic, we encountered a different and prior problem of the article’s scholarly integrity.」
・Letter by Concerned Scholars regarding J. Mark Ramseyer, "Contracting for sex in the Pacific War"
 https://sites.google.com/view/concernedhistorians/home
・Harvard Professor's 'Comfort Women' Claims Stir Wake-up Call - The New York Times
 https://www.nytimes.com/2021/02/26/world/asia/harvard-professor-comfort-women.html
・The ‘Comfort Women’ Issue, Freedom of Speech, and Academic Integrity: A Study Aid | The Asia-Pacific Journal: Japan Focus
 https://apjjf.org/2021/5/MorrisSuzuki.html


■デジタルアーカイブ

●Grassroots Operations of the Japanese Empire
 https://www.japaneseempire.info/
 「This website introduces a variety of primary sources related to the history of the Japanese empire in English translation. It is designed as a sourcebook…to allow students in high schools and colleges to read the sources」
 帝国時代の日本に関する一次史料を初学者向けに英訳紹介する。

●「Japan Search: Introducing a New Research Tool for Scholars of Japan and Its Region」(The Asia-Pacific Journal: Japan Focus)
 https://apjjf.org/2021/1/Morris-Suzuki-Iacobelli.html
 ジャパンサーチが海外の日本研究者に”具体的に”どう有用かを丁寧に事例紹介した感じの記事。私は、国内外に限らず、こういうのがもっと増えまほしいと思います。

●東京大学デジタルアーカイブとInternet Archiveの連携
 25コレクション4180点がInternet Archiveで検索、閲覧、PDF保存できるとのこと。
・総合図書館のデジタル化資料が世界的なデジタルアーカイブInternet Archiveと連携を開始しました | 東京大学附属図書館
 https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/contents/news/20210217
・「Library Holdings from the University of Tokyo Now Available Through the Internet Archive」
 http://blog.archive.org/2021/02/16/library-holdings-from-the-university-of-tokyo-now-available-through-the-internet-archive/


■文献・発表等

●E2357 - ウィズ・コロナ時代の北米の大学図書館サービス<報告>
 https://current.ndl.go.jp/e2357
「北米の著作権法で認められているフェア・ユース(米国),フェア・ディーリング(カナダ)が機能して,デジタル資料の貸借など,デジタル情報へのアクセスのサービス拡張を後押ししたが,その点で,日本の図書館とはサービスの格差が拡大した」
「日本の電子書籍は,教育プラットフォームへの掲載が一部分であっても許されない,同時アクセスの制限が厳しいなど,リソースシェアという点で制約が多い」
「海外の日本研究者・学習者を支援する立場として,海外からの日本のデジタル資料の利用につき,法改正を含めたアクセスの改善を望んでいる」
 (参照:当日のパワポ等が公開されています。https://www.jaspul.org/ind/committee/kokusai/seminar.html

●マクヴェイ山田 久仁子. 「海外大学図書館における電子書籍の動向:パンデミック下のハーバードでの教育と研究の支援」. 『情報の科学と技術』. 2021, 71(1), p. 28-33.
 https://doi.org/10.18919/jkg.71.1_28
 コロナ禍下でのハーバードにおけるデジタル資料の潤沢さ、コースリザーブへの電子化、日本語電子資料の活用状況と使い勝手の問題点など。全文丸ごと参考になるので、ぜひ本文をごらんください。
 「電子ブックの改善点などの要望に日本と米国の利用者を代弁して、両国の図書館員が協力して声を上げられないだろうか」

●神谷信武「デジタル人文学と大学図書館」(人文情報学月報第114号)
 https://w.bme.jp/bm/p/bn/htmlpreview.php?i=dhm&no=all&m=29&h=true
「人文学のための大学図書館として、人文学研究のために必要最低限のリテラシーももちろん提供したいと考えている。こうしたリテラシーの提供のためには司書がデジタル人文学の分野の新しい動向をおさえつつ情報リテラシー教育に反映させる継続的な自己研鑽と、そういった分野に詳しい教員が身近にいるならば、その教員との積極的な連携が重要」

●マルラ俊江「COVID-19下の図書館運営とサービス:カリフォルニア大学バークレー校の場合」(関西デジタルヒストリー研究会、2021年1月23日、オンライン)
 https://twitter.com/hashtag/%E9%96%A2%E8%A5%BF%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A?src=hash&f=live
 −コース用e-reserve。図書館が電子書籍やデジタル画像を用意する。375コース約2000タイトル図書の9割を用意できたとのこと。
 −学生アンケートにどうやって文献を入手するかを問うと、図書館で紙資料、は最下位、1割程度。
 −ILL現物貸借(郵送)に頼ってたのができなくなって困ってる。

●蓮沼龍子「ドイツの日本専門図書館の取り組み」(大学図書館問題研究会、2021年1月23日、オンライン)
 https://twitter.com/hashtag/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%B0%82%E9%96%80%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8%E3%81%AE%E5%8F%96%E3%82%8A%E7%B5%84%E3%81%BF?src=hash&f=live
 −研究者がいないのでベルリンとの図書館館貸出に参加できない、日本の銀行口座がないのでNACSIS-ILLに参加できない、など。
 −ドイツ語圏の日本資料図書館連絡会。コンピュータ目録構築をベースに、1995年から。次第に日本語学科図書館がアジア・本館に統合されるようになり、司書も日本人が少なくなっているとのこと。
 (参照:蓮沼龍子. 「COVID-19禍による閉鎖から再開、そしてその後 : ドイツの日本専門図書館の記録」 (特集 新型コロナウイルス感染症対策 : 図書館の記録). 『専門図書館』. 2020.10, 301・302, p.56-59.)

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2021年1-2月のまとめ

■2021年1-2月のまとめ

●総評
 再びの在宅勤務期間。デスクワークがはかどったことと、体調心調が崩れそうだったのをギリギリ持ちこたえられたことだけでも、良しとするべきか。

●1〜2月のまとめ
・ヨーロッパ企画のカウントダウン(オンライン)
・無我霧中(志賀高原ビール)
・がめ煮、紅白なます、田作り、たたきゴボウ、昆布巻き、だし巻き、かまぼこ。丸餅にすまし汁、鶏肉、ぶり、かつお菜、藻貝。
・家族会議@ZOOM。オンラインの前の、リテラシーとインフラの壁。
・映画「口づけ」。自助って何よ、と。橋本愛は最初からすごかったんだなと。
・東海自然歩道、桂坂〜松尾。
・笑の内閣「お正月ダヨ 走れメロス」。メロスが嵐山から三条木屋町までライブで走る、その道々で路上寸劇が入る、京都堪能兼京都演劇界堪能コメディで、配信段取りの手落ちは多々ありながらだらだらと楽しめた感。同じ京都コメディでもいろいろ対角にある。
・京都一周トレイル、桃山〜大岩神社。
・感染拡大による、突然のリアル寄席最終回。
・「逃げるは恥だが役に立つ」SP。最初から”怒り”をガンガンぶつけてくる描写だし、中盤以降は何度も目頭を熱くさせられた。人気で見過ごされがちだけど、本来はふわっと軽くは見れない重いドラマであることを再認識する。
・「ナナマルサンバツ THE QUIZ STAGE O」(オンライン配信)。ステージ"O"の名の通りで、"創り手"のおもいが炸裂してた。おっしゃるとおり、ほしいものはつくる。
・コロナ禍で白手袋運用を開始。ただし、じきにうやむやになる。
・帰宅後すぐおちょやん。
・庭の椿に、メジロが来るよ。
・笑の内閣「助成の大学」。お役所仕事に慣れ染まってるヤバさを再認識する。
・古賀&福島のアーカイブ・トーク(司会?)。
・在宅勤務期間、再び。土日後の2日連続は、正直鬼しんどい。勤務日朝起きてすぐ「出勤できる!」ってなる。
・ウォーキング→朝パン→デスクワーク→ウォーキング→昼弁当→デスクワーク→ウォーキング→きぬがさ→デスクワーク。
・毎日歩いててもいつも知らん路地に出会う。
・山伏活動
・ドラマ「ミヤコが京都にやって来た」。すごく良かったんだけど、距離感(物理的な)だけちょっとヘンだった。今熊野の紅葉の映像きれいだった。
・『首里の馬』。「地域資料のアーカイビング」と「日本文化の海外受容」と「クイズ」の3つがテーマで、何これあたしだけ異様に得してないか、っていう小説。
・「図書館とLGBTQ:関連資料の提供を中心に」(日本図書館研究会、オンライン)
・マルラ俊江「COVID-19下の図書館による デジタルサービスの実態と課題」(関西デジタルヒストリー研究会、オンライン)。北米でも「ILL現物貸借(郵送)に頼ってたのができなくなって困ってる」というが、それはe-resourceで解決しないのか。だとしたら、紙で求めるのは何で、電子で求めているのは何なのか。
・蓮沼龍子「ドイツの日本専門図書館の取り組み」(大学図書館問題研究会、オンライン)
・「我々も一歩一歩進んではいるんですよ。ただ、我々が1歩進むうちに周りが5歩進んでたら、それはつまるところ4歩下がってるんだ、という算術的自省が必要なわけで」
・ドラマ「天国と地獄」。日本が誇る演技派男女俳優による演技合戦。ほんとに本人同士が入れ替わってるように見えるのがスゴイ。
・ドラマ「にじいろカルテ」の安達・西田・水野回、鬼気迫る善意。
・「「海外の日本研究と日本図書館」に関する2020年の動向レビュー」(egamiday 3)
 http://egamiday3.seesaa.net/article/479822915.html
・ガスファンヒーター導入。秒速で部屋が暖まる。
・「京都市明細図でバーチャル旅行!語られざる占領下の京都へ」
・桂坂野鳥公園〜唐ト越
・高雄〜清滝〜保津峡駅
・「分離派建築会100年 建築は芸術か?」@京都国立近代美術館。「我々は起つ」、からの、その志から運命づけられていたかのような離散。
・松尾山〜地蔵院
・ドラマ「青天を衝け」。3回見たけど、3回とも爆笑してしまう「こんばんは、徳川家康です」と、3回ともうるっとしてしまう目頭が熱いオープニング映像とで、感情が忙しい。
・「舞台芸術のアーカイヴの現在」
・笑の内閣「ツレがウヨになりまして」
・『高間響戯曲集』
・西芳寺〜桂坂野鳥園
・中村覚「東京大学デジタルアーカイブズ構築事業の取り組みとその利活用について」(KU-ORCAS国際シンポジウム、オンライン)。シンプルでわかりやすくてベストな仕組みと実践例。
・緋毬(京都醸造)
・「ウェブファースト」「いちいち成田まで行くの、つらいし、時間かかるし、楽しくないし、よくわからないし、不便」
・「ほしいものはつくる」「ピラミッドは登るな、建てろ」「肩書よりもその個人に何ができるのかが問われる」
・「安江明夫氏が死去 元国立国会図書館副館長: 日本経済新聞」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG015LP0R00C21A2000000/

●1〜2月の進捗
 1月:JLAのレビュー → うまくいった。
 2月:monthlyの定着 → なるほど行けそう。

●3月の取り組み
 ・AAS&CEAL(オンライン)
 ・QOLを上げる

posted by egamiday3 at 05:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする