これを読んでらっしゃるあなたが図書館関係の方だったら。
10分、いや5分でいいです。
ぜひ、どうか、万障お繰り合わせの上、下記の論文をご覧ください。
リンク先は抄録じゃなくて、フルテキストのPDFで、フリーです。いますぐ入手できます。
工藤 絵理子, 片岡 真. “次世代OPACの可能性―その特徴と導入への課題―”. 情報管理. Vol. 51, No. 7, (2008), 480-498 .
http://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/51/7/480/_pdf/-char/ja/
もう、↑ワンクリックだけなんで。
クリックなんか、毎日何百回とやってはるでしょ?
そのうちのたった1回でいいんで。
ついに出ましたよね、これが、ていう。
これさえ読めば、あっという間に、「次世代OPAC」ていうのがどんなもので、何が問題なのかがわかりますよね。
もうこれからは、情報を求めてwebをさまよう必要も、英語論文にしかめっ面する必要もないですよね。
氷解です。カビキラーです。これ1本、マジックリンスプレーです。
しかも、末尾の参考文献リストを見たらわかりますけど、このテーマを論文形式でがっつりまとめた日本語の記事っていうのが、これ以前にほとんど見受けられてない、ていう。
こういうのを横文字なんていうでしょう、ベンチマーク? ランドマーク? マイルストーン?
なんかそんな感じの位置づけとして、今後1-2年は据え置かれそうな予感がぷんぷんしてますよ。
まずこれ読んでから、話しましょうよね、ていう。
システム業者さんも、これ読んでくれはりますよね。水向けても水向けてもきょとんとしてるとか、書評投稿機能ばかり押してくるとか、これからはもうないですよね、ていう。
なんか実のあるコメントがほとんどできてないので(笑)、もうちょっと落ち着いて読んでみると。
・Google・Amazonの類との関係性というか、距離が、つかず離れずの上手なところにある。「もうGoogleの話はいいよ」ていうような辟易感がいっさいなくて、「ああ〜、読んだなあ」ていう読後感になる。
・スクリーンショットが豊富。しかも、ただ羅列してるんでなくて、マークや矢印や解説文を重ねたり、見せたいところをぴっちり切り取ったりしてくれているので、理解しやすい、ていうか、理解せざるを得ない。
・代表的な機能の話で終わるのかと思ったら、各システムや業者やの話をきっちり並べてはる。そのおかげで、「将来こうなったらいいな」話でもなんでもなく、「現在こうですよ」話なんだなということが、イヤというほどわかる。そう、「次世代」とは言え、これはまさしく「現在」の話であって、「将来」の話ではない、ということ。
・引用文献リストがハンパじゃないので、これをもうこのまま「次世代OPAC基本文献リスト」と「次世代OPACリンク集」として使っちゃってください、ていう。
・そして何よりも怖かったのが、「じゃあ、国内の業者さんはどう実現してくれるだろうかな」という流れを期待して読んでたら、「国内の業者さんが、この海外のシステムをどう輸入してくれるか」ていう話になった。・・・・・・思わず天を仰いでしまった。ホラーを感じた。”もうやだこの国”タグが付いた。
やっぱり、実のあるコメントができなかった。
できないよ、そんな余地なかったもん、もはや(笑)。
でもこれじゃあなんのこっちゃわからんでしょうから、ご自分の目でお確かめになってください。
念のため、ここにも↓もう1度貼っとくんで。
工藤 絵理子, 片岡 真. “次世代OPACの可能性―その特徴と導入への課題―”. 情報管理. Vol. 51, No. 7, (2008), 480-498 .
http://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/51/7/480/_pdf/-char/ja/
・・・・・・まあ、こんだけあおったら、読んでくれはるでしょう(笑)。

