2008年10月05日

世界でいちばん万人に読んでもらいたい、次世代OPAC論文

 
 これを読んでらっしゃるあなたが図書館関係の方だったら。
 10分、いや5分でいいです。
 ぜひ、どうか、万障お繰り合わせの上、下記の論文をご覧ください。
 リンク先は抄録じゃなくて、フルテキストのPDFで、フリーです。いますぐ入手できます。

 工藤 絵理子, 片岡 真. “次世代OPACの可能性―その特徴と導入への課題―”. 情報管理. Vol. 51, No. 7, (2008), 480-498 .
 http://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/51/7/480/_pdf/-char/ja/

 もう、↑ワンクリックだけなんで。
 クリックなんか、毎日何百回とやってはるでしょ?
 そのうちのたった1回でいいんで。

 ついに出ましたよね、これが、ていう。
 これさえ読めば、あっという間に、「次世代OPAC」ていうのがどんなもので、何が問題なのかがわかりますよね。
 もうこれからは、情報を求めてwebをさまよう必要も、英語論文にしかめっ面する必要もないですよね。
 氷解です。カビキラーです。これ1本、マジックリンスプレーです。
 しかも、末尾の参考文献リストを見たらわかりますけど、このテーマを論文形式でがっつりまとめた日本語の記事っていうのが、これ以前にほとんど見受けられてない、ていう。
 こういうのを横文字なんていうでしょう、ベンチマーク? ランドマーク? マイルストーン?
 なんかそんな感じの位置づけとして、今後1-2年は据え置かれそうな予感がぷんぷんしてますよ。
 まずこれ読んでから、話しましょうよね、ていう。
 システム業者さんも、これ読んでくれはりますよね。水向けても水向けてもきょとんとしてるとか、書評投稿機能ばかり押してくるとか、これからはもうないですよね、ていう。

 なんか実のあるコメントがほとんどできてないので(笑)、もうちょっと落ち着いて読んでみると。

・Google・Amazonの類との関係性というか、距離が、つかず離れずの上手なところにある。「もうGoogleの話はいいよ」ていうような辟易感がいっさいなくて、「ああ〜、読んだなあ」ていう読後感になる。
・スクリーンショットが豊富。しかも、ただ羅列してるんでなくて、マークや矢印や解説文を重ねたり、見せたいところをぴっちり切り取ったりしてくれているので、理解しやすい、ていうか、理解せざるを得ない。
・代表的な機能の話で終わるのかと思ったら、各システムや業者やの話をきっちり並べてはる。そのおかげで、「将来こうなったらいいな」話でもなんでもなく、「現在こうですよ」話なんだなということが、イヤというほどわかる。そう、「次世代」とは言え、これはまさしく「現在」の話であって、「将来」の話ではない、ということ。
・引用文献リストがハンパじゃないので、これをもうこのまま「次世代OPAC基本文献リスト」と「次世代OPACリンク集」として使っちゃってください、ていう。
・そして何よりも怖かったのが、「じゃあ、国内の業者さんはどう実現してくれるだろうかな」という流れを期待して読んでたら、「国内の業者さんが、この海外のシステムをどう輸入してくれるか」ていう話になった。・・・・・・思わず天を仰いでしまった。ホラーを感じた。”もうやだこの国”タグが付いた。

 やっぱり、実のあるコメントができなかった。
 できないよ、そんな余地なかったもん、もはや(笑)。
 でもこれじゃあなんのこっちゃわからんでしょうから、ご自分の目でお確かめになってください。
 念のため、ここにも↓もう1度貼っとくんで。

 工藤 絵理子, 片岡 真. “次世代OPACの可能性―その特徴と導入への課題―”. 情報管理. Vol. 51, No. 7, (2008), 480-498 .
 http://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/51/7/480/_pdf/-char/ja/



 ・・・・・・まあ、こんだけあおったら、読んでくれはるでしょう(笑)。
posted by egamiday3 at 20:46| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする