かねてより気にはなっていたものの、その機能が理解できないままに適当に放置していたというはてなブックマークさんについて、つい先日突如として、あ、わかった、こういうふうに使えばこういうことについて便利な機能なんだ、という理解が降っておいでになり、使い始めてみることにしたのでしたよ。
ぶっちゃけると、かねてより気にはなっていて、過去に3度ほどアカウント登録したことがあったのだけども、そのたびに「・・・・・・やっぱし、なんやようわかれへん」てなって退会する、という繰り返しだったので、今回新たにアカウント登録しようとすると「そのIDは(過去に消費済みなので)使用できません」と断られまくったという、しょっぱいエピソードが。
過去の敗因。タギングのソーシャルな部分に過敏になりすぎて、何をどう内容分類しろと言うんだこのシステムは、てなって、パンクした。
今回のノリ。日頃読み捨てがちになる各種webページの情報に、能動的にキーワードを付与することによって、後日、容易に再参照できる下地を整える。
おかげで、(それがいいことかヤバいことかは別にして)読み捨てに罪悪感がなくなって滞架が解消しやすくなった/逆に滞架しやすくなった、という。
しかも分類ではなく件名付与なので、どこに入れたらいいかわかんないという迷いがなくてよかった。例えば、”補助タグ”という考え方を導入。その内容的なところにかかわらず、これはレファレンスツールである、これはwebサービスである、これはちょっとしたコツや考え方を書いてくれている情報である、というのに対して、toolとかwebとかtipsとかいう英小文字の単語を付与するということをやってみているよ。あえて小文字でちんまく付与することで、目立ちはしないが機能はするという”感触”を。
そう思いながら他の人のタグを見ていると、「あとで読む」などのステータス(処理状態)に関するタグ、「これはすごい」などの評価値などが駆使されていて、なるほどおもしろいなあ、と思う。註:ニコ動ほどではない(笑)。
そして何より、タグ付与のしやすさ・・・インタフェースの心地よさといったら尋常じゃなかった。人気の出るサービスというのはこういうところがちがうんだなあ、と思った。欲しいときに、欲しい情報やボタンが出て、その動作が実にスムーズで、我が業界の不甲斐なさをまざまざと見せつけられた気がして泣けた。堪えきれずに泣けた。タグが自分の思う順番に並んでくれないという悩みがちっぽけに思えた。
などと調子に乗って使っていたら、ある日ある時、はてなさんから大量のメールが同時期に届くので、なになになに、何か悪いことしたのあたし、ごめんなさいごめんなさい、と震えていると、誰々さんがあなたのことを見ています、みたいなサイコホラーなメールが来てて、どうしよう、手前勝手にブックマークしてたらいいだけのツールかと思ってたのに、もしかしたら”あの”ツイッターのように他人様とつながりメッセージを送り合うためのコミュニケーションツールだったのかしら、ごめんなさいごめんなさい、と軽くパニックに陥ったので、こういうときにいつも頼りになる同僚の人に相談したら、これはこういうはたらきをする機能なだけで、別に個別に返事とかしなくても大丈夫なんだよ、ということを優しく、生来鎖国体質の江上に優しく教えてくださって、あまつさえ、このIDは誰それ、このIDは誰それだよ、ということまで教えてくれて、なあんだ、あんたらかよ、びっくりさせないでよ、と胸をなで下ろすという。
そんな、またもしょっぱいエピソードを乗り越えながらも、使い続けるうちになんとなく、手に馴れてくる感じになってくれたらいいな、という約10日目。このツールの出現のせいで、自分の勉強のための情報収集の枠組みがドラスティックに変えられつつあるよ。たいへんだこりゃ。
何にしても、インタフェースが使いやすいだけでなく、スムーズに動いてくれるので、馴れやすいのお。おかげで、長年意固地に使い続けてきたIEをあっさり捨てて、Firefoxにいとも簡単に乗り換えたという。(註:乗り換えたのははてなブックマークさんが動機なだけでなく、かたつむりさんのblogがうちのIEでちゃんと表示してくれなくなったためでもある)
教訓:使いやすいは、正義だ。

