2010年07月09日

ビブリオバトル!についてのこんな夢を見た。

 
 ※今回は”夢落ち”です。

 (参照) ビブリオバトルとは?


-----------------------------------------------------

 夢の中で司会者が言う。
 「自分で選んだ本を紹介するだけでは真のビブリオマスターとは言えません。
 こちらが指定した本を紹介し、多くの人に「読みたい」と思わせてください。」

 登壇者は2−3人。
 すでに何回戦か勝ち進んだ、準決勝か決勝に近いくらいの場。
 オーディエンスは50人。

 「今回の課題図書はこれです」
 司会者が課題図書を示す。
 まったくの新刊なら、事前に読んだことある、という偶然も起こらなくていい。

 登壇者はこの課題図書を50人のオーディエンスに向かって、ビブる(←えっ!?)ことになる。

 準備時間は、企画によっては1時間でもいいし、1日でもいい。どちらでもそれなりにおもしろくなりそうな気がする。

 ただ、同じ図書を紹介するということになると、登壇順によって有利・不利が大きく左右されることになってしまう。
 これについての対応その1。とはいえ、先が有利な場合もあれば、先が不利な場合もあろう。そこはあえてふつーに抽選とかでいいんじゃないか。という考え方。
 対応その2。登壇者が2人、オーディエンスが50人なら、オーディエンスを25人づつの2班にわけ、先攻後攻を入れ替えて登壇させる。これで対等。

 webで動画なら登壇順関係なくなるよ、と言われるかもしれない。
 ただ、ビブリオバトルはぜひライブで、客前で行なわれてほしい。
 でないと、お客の反応を見て内容・戦法を変えるということができなくなってしまうので。

 というわけで、そこまでやるからにはやはりこの回は、準決勝か決勝くらいの場と思われる。

 そんな、夢。

-----------------------------------------------------

 半ばくらいの企画。

 ビブる本は、自分が選ぶのでも、課題図書でもどちらでもいい。
 同じ本が10冊与えられ、登壇者はそれを抱えて街へ出る。
 街を行く人を選んで呼び止め、その場でその本を紹介する。
 相手がその本に興味を持ち、その場で1冊買ってくれたら、クリア。
 それを繰り返し、手持ちの10冊をすべて売りきるまでの、タイムを競う。

 題して、「書を持って街へ出よう」バトル。

-----------------------------------------------------

 用意された10冊の本の中から、自分で好きなものを選び、ビブる。
 というところまではまあ、ふつうのバトル。

 但し。

 その1。用意された10冊が、「桃太郎」「浦島太郎」「あかずきん」のような、誰でもがすでに知ってるような昔話の絵本。それでもなお、オーディエンスに「読みたい」と思わせることができるかどうか。

 その2。用意された10冊が、統計、法律、データ集のような、いや、読むもんちゃうし誰も読みたいと思わへんやろ、というようなもの。それでもなお、(ry

-----------------------------------------------------

 10枚(別に10じゃなくていいんだけど)のカードが用意されている。
 カードは、表を向けて自分で選んでもいいし、裏を向けてひかせるというランダムなのでもいい。

 カードには、これからビブる相手であるオーディエンスが書かれてある。
 「女子高生50人」
 「大阪のおばちゃん50人」
 「○産のゴ○ン社長+○間○代の2人」
 「たったいま、その本を原作とした映画を見てきた50人」(←これはイヤすぎるw)
 
 何割の人に読みたいと思わせるか。

-----------------------------------------------------

 ついに、決勝戦でも勝利を収め、全国○万人の頂点に立った、ひとり。

 「おめでとうございます。あなたが優勝者です!」
 司会者が祝福する。

 「では、これから、真のビブリオマスターになるべく、最後のチャレンジにのぞんでいただきます。」

 その場で、アイマスク&大音量ヘッドホン。
 手を引かれ、車に乗せられ、何かしらの乗り物に乗せられ、移動、移動、移動・・・。

 20時間ほど経っただろうか。

 椅子のようなものに座らされ、ゆっくりとアイマスク・ヘッドホンがとりはずされる。
 おそるおそる目を開ける。まぶしい。

 どこかの屋内。
 どこかはわからない。窓もない。
 目の前に50人ほどのオーディエンス。
 日本人でないだろうことだけはわかる。ある人は濃い黒ひげ、ある人は白い肌、ある人はアフロヘア、ある人は見慣れぬ民族衣装。いったいどこの国の人たちなのか、それともそれぞれ違うのか。

 目の前に置かれた一冊の本。
 アルファベットであることはかろうじてわかる。が、あきらかに英語ではないし、フランス語やドイツ語ともたぶんちがう。見たことのない言葉。

 司会者(あんた、おったんか)が高らかに宣言する。
 「これが最後のチャレンジです。この本をこの方々に紹介してください。8割以上の方に読みたいと思わせることができれば、あなたこそが真のビブリオマス

 できねえよ。





 ※注。あたし自身はまだビブリオバトルを、生でも動画でも見たことがありません。

posted by egamiday3 at 22:08| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。