2012年02月18日

情報発信を考えるヒント(6):笠間書院

・笠間書院 kasamashoin online
 http://kasamashoin.jp/

 笠間書院さんのblog形式のwebサイトです。笠間書院さんといえば、分野では主に日本語・日本文学の研究書を出版しておられるところですけども、ここで掲載されてる情報は、自社の新刊書・出版物の情報に限らない、日本語・日本文学に限らない、歴史も芸術も、ありとあらゆる日本の人文系学問・研究にまつわる情報を、出版にも限らない、学会や講演、催し物の情報、展覧会の情報、最新ニュースなどなどを掲載していて、まあ日本・人文系でここにひっかからない情報はほとんどないくらいの勢いなんじゃないかなと思ってるんですけども、やっぱ一番注目すべきは、よその出版社の出版物・雑誌・学会誌の情報、しかも目次だとか特集記事、出版イベントみたいな踏み込んだものでも、ご自身のところの情報と同じノリで収集しては発信している、ていうところですよね。もうひとつ、それだけじゃなくて、科研費・助成金にまつわる情報だとか、研究者・教員ポストの公募なんかについても拾っている。ああなるほど確かに、ここを見るであろう人文系の研究に関わる人々が、必要とするであろう、ていう情報だなあと。想定してはる”受け手”にとって有用なものはなんだろうかって考えたら、まあそりゃ科研費や公募情報もそうでしょうなあと。いうふうに考えると、出版関係で情報発信してはるところはいくらもありますけど、ここまで徹底して網羅してるところってほかに例がないんじゃないかって思うんですね。
 blogサイトだけじゃないです、メールマガジンもあるしTwitterもある、はてなアンテナでRSSまとめてはるし、Googleカレンダーでイベント情報まとめもしてはる。ありとあらゆる手段で。ありとあらゆる業種・立場の情報を。
 これをこそ、ポータルサイト、って言いますよね。言いましょうよね。
 「メディアとしてのプライドを取り戻す」(http://kasamashoin.jp/2007/06)とおっしゃってる。そうだなあ、って。取り戻すべきは我々もだよなあ、って。そういう気持ちを新たにするです。

posted by egamiday3 at 11:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする