2017年03月04日

立命館大学アートリサーチセンター(ARC) #2017年の本棚の中のニッポン

 ”在外資料””デジタルアーカイブ””コラボ”っていうと、立命館大学アートリサーチセンター(ARC)さんが思い浮かびますね。

・立命館大学アート・リサーチセンタ一
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/
・立命館大学大学院 文学研究科 行動文化情報学専攻「文化情報学専修」(2014年新設)
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/gslbunkajyoho/
・赤間亮. 「立命館大学アート・リサーチセンタ一の古典籍デジタル化 : ARC国際モデルについて」. 『情報の科学と技術』. 2015.4, 65(4), p.181-186.
 
 2002年のヴィクトリア&アルバート博物館での浮世絵コレクションデジタル化事業をきっかけとして、ARCでは海外の美術館・博物館・図書館などへ出向いては、そこで所蔵されている“在外資料”、日本美術・古典籍について、撮影・デジタル化・アーカイブ構築を進めていく、という活動を行なってはります。
 それは単なるデジタル化工場として働いているというだけではなくて、資料のデジタル化に欠かせない機材・システムまわりのスキルとか、デジタルアーカイブの知見とか、資料に対する専門知識とか、資料の保存修復技術も必要になってくるわけなんで、そういう人材を育成していこうという。長年の活動で蓄積されてきた実践的・総合的なノウハウを、「ARCモデル」と称して、ワークショップなんかを国内外で開いては、レクチャーしていく。それを、たとえばデジタル化しに行った先の海外機関やそこに関わる学生さんなり若手研究者の人なりを集めて、共同研究なり共同プロジェクトとして、最初にレクチャーをすればあとはその流れでもって現地でデジタル化作業が進められる。そういうふうに学生や若手研究者をプロジェクトに巻き込むことが、若い世代の育成や知見の継承につながる、っていう意味での国際的なコラボレーションの理想的な事例だなって思いますね。

 現在ARCさんのデジタルアーカイブですが、海外に在する資料も含め、浮世絵ポータルデータベースで49万件、古典籍ポータルデータベースで8.7万点だそうです。

posted by egamiday3 at 13:10| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする