2019年02月02日

目撃せよ!フェイクシンポジウム「マジカル・ランドスケープ」@京都市北文化会館 ホール


 まず、”フェイクシンポジウム”という聞き慣れないワードのために二の足を踏んでいる、という関西のMALUI関係者の方がいらっしゃったとしたら、その心配はまったくいりませんので、安心してふつーのシンポのつもりで見に来てください、ていう。
 ふつー&非常に聴き応えのある、リアルシンポジウムです。少なくとも自分はそう理解してる。
 京都、民衆史・生活史、都市景観、地形などなどの話題をめぐるパネルディスカッション、このテーマに興味のある方なら聞くべしかと思います。

 遠山昇司 フェイクシンポジウム 『マジカル・ランドスケープ』
 http://circulation-kyoto.com/program/toyama
 2019年2月2日[土] 18:00開演、3日[日] 15:00開演
 会場|京都市北文化会館 ホール

 それにしてもすっかり”芝居”を見に行くつもりでいたせいで、最初、どこにフェイクがあるだろう、もしかして登壇者のプロフィールも、説明されている事例も創作なんだろうか、などなど、探り探り話を聴いてたんですが、途中から、あ、これふつーのシンポジウムのつもりで聴いてていいんだ、ってなって、それからは安心して内容に入りこんでふむふむとうなずきながら聴いてました。万一フェイクがあったとしても、話としてはうなずける話ばかりだったので、じゃあフェイクがあるならあったでもいいや、もし”ヒストリー”と”ストーリー”が融合するキワがこの世に存在するとしたらちょうどココなんだろうな、と。まあ、少なくともコーディネーターが披露したいくつかの話ネタは何度か本人から聞いたことあるやつなので、フルでフェイクということはないんでしょう。

 ただ、内容はフェイクじゃないにしても、しゃべってるのはどこまで”台本”なんだろうか、それとも台本無しのガチなんだろうか、というのは最後まで気になってたんですけど。
 例えば、このシンポはほぼ最後まで演者の姿や顔が表に出ずに進行するんだけど、それって言わば、「Youtube等でライブストリーミングされてる遠隔地のパネルディスカッションを、仕事中に耳だけで聴いてる」状態に似たものがあり、そうやって耳だけで聴いてるとパネルディスカッションの進行やコメントってやたらわかりにくくて訳わかんなかったりすることがよくあるパターンなんですけど、今回はそういう聴きづらさわかりづらさがあまりなくて、進行もコメント内容もスムーズに理解できる風だったので、あ、これある程度は台本あるやつなんだろうな、とも思ったり。
 その一方で、例えばコーディネーターが何故か自らしゃべり過ぎなところなんかは非常にリアルなので、これ素でやってるんだろうな、と思ったり。
 さらにその一方で、シメが近いのにふわふわしてるわりにやたら「校歌」について語らせたがるなこのコーディネーター、と不審に思ってたら、ラストのパフォーマンスがなるほど「校歌」をかたどったものだったので、あ、ちゃんと伏線のために仕事してたんだな、お役目ご苦労様です、と思ったり。

 ・・・というようなのは、”芝居”見るつもりで来てしまったあたしだけの極私的な取り越し苦労だと思うので、そういうのまったく関係なく、京都、民衆史・生活史、都市景観、地形などなどに関心のある方はふつーに行ったらいいと思います。
 岡崎に琵琶湖の在来種がのこる話とか、北大路周辺の不自然な路地とか、インドの公務員が公園につくったものとか、いろいろおもろかった。

 ちなみに、2ステしかないんですが、登壇者もテーマも違うみたいなので、なんだい、明日も行かなきゃだわ。
  1日目 「京の輪郭」惠谷浩子
  2日目 「北山の海」松田法子

 ※ネタバレ(するようなイベントでもないのですが、なんとなくしそうな)部分**は、後日追記します。
 ※2/4 **部分を追記しました。
 ※2/4 2日目は議論の様相がだいぶちがってたことだけ追記しておきます。


posted by egamiday3 at 21:55| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする