2019年05月28日

今日の「CA読み」メモ: 「図書館総合展の20年」「韓国の公共図書館の多文化サービス」他


●CA1944 - 図書館総合展の20 年 / 今井福司
 http://current.ndl.go.jp/ca1944
・「本稿の執筆にあたり、図書館総合展事務局より過去のパンフレットおよび開催記録の提供を受けた。」「なお、図書館総合展は印刷媒体での記事化が希である。その代わり、インターネット上での記録はかなり多く、代表的なものとしてはTwitterの投稿アーカイブサイトであるTogetterが挙げられる。」
 →togetterが記事化の代表というのもなかなかつらい。”足下のアーカイビング不備”的なことってほんとに難しい問題だなと思いました、うちとこ含め。
・ほかの参考文献は注のかたちでリストアップされてる一方で、同じカレントアウェアネス内記事への参照は本文中に「(E2035ほか参照)」って書くかたちになってるというのは、カレントアウェアネス自身のきまりごとなんだろうか。それは、”この記事で使われている参考文献”があちこちにちらばってしまってすごく使いづらいので、やだな。
・図書館総合展自体に関するまとめでわかりやすかったのは、下記の大西文献だったなと思ってたのですが、これもう10年以上前なのだなあ。
 http://kulibrarians.g.hatena.ne.jp/kulibrarians/20081219/1290519705
・↑このときも思ってたんですけど、図書館総合展って企業展示メインのビジネスなイベントだと思ってたのが、いつのまにか図書館業界人の是非もの的な、交流・フォーラムメインのイベントにイメチェンした、という印象が極私的にあって、いったい何きっかけでいつからそうなったのか、とずっと思ってたんだけど、この記事でも特にその疑問は払拭できなかったので、わかった、じゃあもうこの疑問はとりあえず無かったことにしよう。

●CA1945 - 近年の公立図書館による出版活動の概要:定期刊行物を中心に / 武田和也
http://current.ndl.go.jp/ca1945
・以下は、#調べる タグで。調査の参考にする。
「調査は、日本図書館協会編『図書館年鑑』(2009年から2018年までの10年分)掲載「各地各図書館の動き」内の「図書館等による発行資料」の項目等での文献調査及び、都道府県立図書館等が作成しているリンク集から各都道府県内の図書館のウェブサイトを閲覧することで行った。さらに、オンラインで公開されていない出版物の遺漏を防ぐため、本文中で整理した区分に従って、日本図書館協会資料室及び都道府県立図書館に対して、各館が所蔵する資料の範囲内でのレファレンスを依頼した(13)。また、レファレンスの回答で紹介があったツールや助言に基づく再調査もあわせて行い、書誌事項については国立国会図書館所蔵資料の確認に加え、CiNii Booksや当該出版物を刊行している館のOPACでの検索を実施した。直接当該館に尋ねた場合もある。」
・文芸誌の紹介その他のところでタイトル・書誌事項を本文中に羅列してるあたり、無理に文章化せずにリスト化しちゃったらダメだったのかな、と思った。CAって、記事として読むだけじゃなくて、レファレンスツールとしても使うじゃないですか。
・「ところで、今回の調査の過程で、国立国会図書館や日本図書館協会資料室、都道府県立図書館では所蔵が確認できない出版物もあった。当該出版物を刊行する図書館のOPACでヒットしない場合もあり、ウェブサイト上でのみの掲載や、エフェメラ扱いで蔵書としては管理されていないことも考えられる。」
→今日2回目の、”足下のアーカイビング不備”的なことってほんとに難しい問題だなと思いました、うちとこ含め。

●CA1946 - 韓国の公共図書館の多文化サービス−プログラム事例を中心として− / 廣田美和
http://current.ndl.go.jp/ca1946
・「韓国は、日本より一足先に、また急速に多文化時代に突入し、政府の多文化政策と共に、公共図書館における多文化サービスも発展を続けている。事例集には、本稿で紹介した事例のほかに6の事例が掲載されているが、そのすべてに共通するのは、多文化プログラムを図書館だけで運営するのではなく、学校や多文化家族・外国人支援機関(20)、民間支援団体、大使館など、関連機関・団体と協力して運営している点である。このような、韓国の公共図書館における多文化サービス事例は、日本の公共図書館で多文化サービスを企画・運営する上でも参考になるものと思われる。」
→日本が学ぶべき、一歩先を行く韓国の多文化サービス。では、その韓国はこの多文化サービスをどこから学びとった? オリジナル? やっぱりアメリカ? アメリカだとしたら、なぜ日本はそれを学びとれなかった?
posted by egamiday3 at 08:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする