2012年05月19日

なぜ土日朝にわざわざスタバ出勤するか、の理由


 本を読んだりノートパソコンをぱしゃぱしゃしたりするために、わざわざ遠くのスタバまでバスに乗ってまで出かけなくたっていいじゃない、そのまま自宅でやってれば、というのがふつーの感覚だろうとは重々承知なんですけど、じゃあなぜわざわざそうするかの理由。

・だって平日はいつも”朝一で外に出て職場へ向かう”ていうアクションをとってるわけだから、身体と脳のリズムがそうできあがってるからそうしたほうがいい。(土日も平日とほぼ同じ時間に目が覚めるのと同じタイプの理由)

・朝起きてすぐの部屋は”自分のにおい”が充満してるから、いったんそこを離れてリフレッシュしたい。

・目覚めてすぐそのまま読書や書き物などのデスクワークをするのは効率が悪いもので、短距離でもバスにのるだけでもいいから、まずは軽く歩くという身体の運動、あるいは風景の変化を目にするという脳の運動を行なってからとりかかったほうが、血がめぐってデスクワークの効率がよくなるから。(だから2ストップ分くらい手前から歩く)

・スタバに向かうまでの数十分で、軽くひとりブレストをすることによって、今日やることのおおまかなプランが構築できるという時間確保。

・”外”っていう緊張感があったほうがデスクワークがはかどる場合があるから。(そうでない場合があるときは帰る)

・どうせ朝食べるものを調達するのに外に出なきゃいけないから。

・自宅より、朝の”混んでないときのスタバ”のほうが広々としてるから。(混んできたら帰る)

・ソファにすわりたいから。身をゆだねたいから。

・スタバが好きだから。

・ずっとスタバが好きだから。

・家にいるとだらだら「せやねん」とか見ちゃって、気付いたら昼になっちゃうから。

・なんだかんだいって、自分のコーヒーを淹れるスキルがいつまでたっても上達しないから。
posted by egamiday3 at 08:34| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月13日

事務連絡:『本棚の中のニッポン』blogを始めました。

 年末年始のごあいさつ↓でも触れましたが、
 http://egamiday3.seesaa.net/article/243648428.html
 「海外の日本研究図書館、日本語図書館やその活動を紹介して、あわせて日本からの情報発信的なことを考える」的な本を書いていたのが、もうじき出版されることになりましたので、その著書のための専用のblogを立てて、記録・広報・フォローに使うことにしました。

 『本棚の中のニッポン』blog
 http://jbsblog.seesaa.net/

 よろしくです。
 
posted by egamiday3 at 12:56| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月02日

2012.4.1 エープリルフールについたウソ一覧

講評:
opa2002(打ち合わせ無し)がナイスアシスト過ぎるwww

赤=ウソ
青=ほんと


06:41 あたしは夏木マリ以降のカーネーションしかちゃんと見てないけど、1話1話丁寧に撮ってはるなあということはわかった。
07:33 Google Mapのドラクエ地図って何? ぜんぜん見れない・・・
07:36 4/1だろうと思ってたけど、そうでもないらしいし>Googleドラクエ地図
07:38 がっちりマンデーは和歌山・パンダ特集か
07:44 やっぱり見えない・・・
07:49 キャッシュていうのか何かを消去するのかな
08:09 すげえおなかへってる・・・
08:22 急停車の拍子に後部座席のお年寄りが落としたペットボトルが、加速のため運転席近くまで転がって行く、という事件が発生した。
08:40 けいおんラッピングの市バスに無反応のお子さま・・・
08:47 ファミマのレジで新人さんにゼロから一気に全部説明しようとするおねえさんと、うなずきながらも絶対にりかいできてなさそうな新人さんを見て、新年度だなあと思った。
08:50 アイリッシュパブの店先に「EBISU beer served here」という札が出てた。正気の沙汰と思えん。
08:56 とうとう、ブロンドとダークにどちらにするかしかきかれないようになってしまったではないか。 (@ Starbucks Coffee 京都錦小路店) http://t.co/9n93udmX
09:07 はい、すごくうれしいです! “@michzurRuh: @egamiday 昇格おめでとうございます。”
09:30 校正の赤ペンがすらすら進むなあ
11:28 トールノンホイップ抹茶クリームフラペチーノ。
11:31 博多っぽい観光客の人が、まゆまろにジャンケンで勝って八ツ橋もらった、とはしゃいどる
12:28 筆が進むなあ
13:41 スタバで校正してたら @opa2002 の来襲を受けたよ。
13:48 さっき @opa2002 がくれたマドレーヌが美味いよ。
14:23 うん、バターたっぷりでおいしかったよー☆ “@opa2002: @egamiday あ、おいしかった?今度お店の場所教えるね☆”
14:25 さんま食べたくて入った店なのに、さんまは平日やってないんですと言われたので、じゃあまた来ますって注文せずに店を出たよ。
14:27 @tsysoba 応援してますし、人手足りなければ言ってください
14:57 あーそうだ、思い出した! “@opa2002: @egamiday を来襲したところ、長らくスタバで勉強してるけど、ここまで来たのは君が初めてだと言われたけど、そんなことはないです。なぜなら、私は以前にも来襲したことがあるから・・・ということを帰りに思いだしました。
15:01 バスの中で若い娘さんが、うまれかわったらローラとトリンドルのどっちがいいかを延々しゃべってる
15:19 アメーバピグ?ていうのが最近ちょっと気になってる。どういうものかはすげえおぼろげにしかわかってないけど、1回やってみようかなって。
17:37 今年まだ初詣に行ってないことをたったいま思い出したよ。
17:50 @negadaikon うらやましいなあ
17:51 スタバで校正していた章には赤がたくさん入ってたのに、自宅で校正している章にはまったくといっていいほど赤が入らない。非常に不安。
19:29 奇遇にもまったく同じことで悩まされた今日 “@hayashiyutaka: おさかな定食が食べられるところってそんなにない。とくらは日曜休みか……。”
19:34 お昼自体食べなかった。 “@hayashiyutaka: @egamiday で、どうされたのですか先輩は”
19:39 ところで、いまだもってGoogleマップのドラクエ版が見つからないんだけど、もうあれはエープリルフール認定でいいのかしら
20:25 GoogkeドラクエマップのURLはこれだと教わったんだけど、どうもドラクエっぽくないですね。 http://t.co/lwNFg4nj
20:29 遊んでたら清盛の筋がわかんなくなったw
20:33 @erikow3 机・イスもろもろ、届きましたー
20:44 @emonkidZ ねーw
20:44 清盛がちょっとよくわかんなかった
21:00 @negadaikon ご武運を @archivist_kyoto
21:58 @negadaikon 新アイコンもかっこいいと思いますよ!
23:42 @negadaikon これが国際的に通じるからすごいなって思う。
posted by egamiday3 at 06:50| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月15日

電子書籍について(とりあえず本日2012.3.15付けで)考えたことのメモ


 あるところで、電子書籍どうよ、ていう話題が出て、コメントを求められる感じになったのですよ。
 それで、こうだったらいいなあ、ていう感じのことを思ったので、現時点で自分はこう思ってる、というのをメモしておきます。

 電子書籍の中でも、特に、iPhoneやiPadやkindle的なので読むのにどうか、ていう話ですけど、じゃあそもそもiPhoneやiPadみたいなんはノートパソコンと比べて何がどうちがうだろうかっていうことを考えたんですよ。
 そしたらやっぱり、コンテンツを読む・書く、とかよりもむしろ、情報を入手して、その入手した情報を別の情報と結びつけて、そして別の外界に流す、ていうようなもっと動的な感じのことじゃないですか、ああいうのって。そういうもんだと思うんですよ。
 いや、あれは持ち運びに便利な場所をとらないデバイスとしてなんだ、ていうのが電子書籍のそもそもの発端かもしんないけど、正直、軽いとか薄いとかいうような性質は長い目で見りゃ誤差でしかないんじゃないの、ておもうんですよね。それかインディアンペーパーでも使ってろよ、て。
 情報にしろコンテンツにしろ、場所・タイミングを問わず入手できて、結びつけるべき相手と結びつけるために、流す、という行為もまた場所・タイミングを問わずにできる。それができてこそのiPhoneなりiPadなりkindleだと思うんですよ。そして、それがweb情報だけじゃなくて、書籍というまとまった形のコンテンツについても可能になる、ていうのが(いま言う)電子書籍、だと思う。そうあってほしいなって、思うんです。
 だから、電子書籍どう評価しますか(書籍にしろフォーマットにしろデバイスにしろ)、って問われたら、いまのところとあと当面は、別のコンテンツや別のサービスや別の読者や別の媒体にどれだけ柔軟に、継ぎ目無く、場所・タイミングのしばりなく、そしておもろく、結びつけて流してやることができるか、てことじゃないかなって思うと思います。じゃない電子書籍は紙書籍と誤差でしかないんじゃないかなって。

 いまのところ。
 ぼんやり。
 どうせまた変わるしw。

posted by egamiday3 at 17:33| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月11日

メモ:菅谷明子『未来をつくる図書館 : ニューヨークからの報告』第3章・1「評価を高めたテロ事件への対応」

 菅谷明子『未来をつくる図書館 : ニューヨークからの報告』
 第3章「市民と地域の活力源」
 1「評価を高めたテロ事件への対応」

 概要メモ

●経緯
・9.11当日、NYPLは”緊急事態”のため閉館した。
・テレビ等にはテロ報道、しかも事件そのものを扱うものばかりがあふれていた。
・テレビ等の報道に、ニューヨーク市民にとって実際に役立つ情報はなかった。
・ニューヨーカーの間では、安否確認をはじめ、即座に役立つ情報が必要とされていた。
・図書館にも様々な問い合わせが殺到し始めていた。
・市民は、不安定な生活が続き、様々なタイプの情報を必要としていた。

・NYPL司書のカレンバーグは、市民が使える地域情報は、図書館が提供すべきだと考えた。
・9.11の翌日、テロ事件の中で市民が必要とするであろう情報源をまとめたwebサイトを立ち上げた。
事件から2日後には図書館のwebサイトに地域情報が満載だった。
・図書館のwebサイトは、2時間ごとに、毎日更新・充実された。

●地域情報提供の実際
・メールで司書に問い合わせができる体制を整えた。
・インターネットにアクセスできない市民のためにプリントアウトしたものを用意した。
・リストは、イベントなどで積極的に配布した。
・「緊急電話番号リスト」として、緊急用場土口、災害支援団体、WTC内の金融機関一覧、交通機関、その他各種相談窓口などが掲載された。
・精神的苦痛を抱える人が相談できる地元関連団体のリストを作成した。

●地域情報提供の背景
・アメリカでは「引っ越したらまずは図書館へ」と言われる。
・図書館は地域コミュニティの情報センターとして市民にしっかり定着している
・地域の人びと・団体にとっての図書館は、行政やビジネスから離れた独立・公平な情報提供を行なえる「コミュニティ・メディア」だった。かつ、幅広い層の市民が数多く訪れる公共空間だった。

・NYPLでは日ごろから、地域コミュニティについての情報を膨大に蓄積してきていた。また、地域団体、市の各部署との広範かつ密接なネットワーク作りを行なっていた
・NYPLの地域情報部門では、地元行政、民間団体、NPOなど市民サービスを行なう組織のデータベースを構築し、webサイトで公開している。(キーワード検索可能)
・テロ事件後の情報発信においては、すでに蓄積されたものを再加工することによって、緊急時でも地域情報を瞬時に提供できた。

●NYPLが行なった図書館サービス(地域情報以外)
・図書館をあげてテロ事件関連のサービスを強化し、情報提供、関連講座の開催を行なった。

・事件の背景を理解する推薦図書リスト(中東・イスラム・異文化理解・宗教など)
・地域の人びとが参加する、テロ・戦争・米国中東政策についての議論をする講座。
異文化への偏見を防ぐ多文化共存をテーマにした議論の開催
・コミュニティの絆を強める講座・プログラム。

・ひとりで部屋にいるのが不安な市民が安らぎを求めて図書館に来た。
・精神的苦痛へのカウンセリング情報
・精神的に安らげる詩・小説・セラピーなどの本の一覧
地域の医療団体と共同で、心理学者・セラピストを招き、講演や質問会、同じ悩みを抱える人同士の集い・共有の場を提供した。

・子どものための癒やし朗読会。
・子どものための救助隊へ感謝を表わす工作講座。
・ティーン向けに事件を題材にした創作ワークショップ。
・親・教師のための子どもへの接し方、テロをどう説明するかの講座。

・経済混乱のせいで失業した人のために、求人情報、就職関連情報、コンサルタントによる履歴書書き方講座、就職情報探し方講座など。
・テロを対象とした緊急救済貸付の申請方法説明活動。
・電話が使えなくなった市民、パソコンを持たない市民が、連絡を取り合うために図書館の無料インターネットを使って電子メールを利用した。
・オフィスや仕事を失った市民のため、ノートパソコンを持参すればインターネット接続ができるジャックを増やし、仕事・就職活動を支援した。

●事件後の評価
・図書館の迅速な情報提供活動は、市民の大きな支持を獲得した。
・事件後数週間のNYPL利用者数は12%増。貸出19%増。(他の文化施設は利用者が激減している)
・これまでに図書館を利用しなかった人たちへもアピールできた。
・これまでに図書館を利用しなかったけれども試しにやってきた人たちに、図書館の価値を理解させることができ、その後の利用につながった。

●総評
NYPL館長:自由な考え、情報交換、人びとの結びつきは、市民社会にとって最も重要なことである。そのことが、図書館での情報提供・講座開催によって再確認されている。
・菅谷:緊急事態にこれほど迅速に対応できる情報の蓄積と実行力を備えていることには驚くばかり。
・菅谷:果たしていま、日本でこのような事件が起こったら、図書館はいったいどんな対応をするだろうか。


◆egamiメモ
・非常時は平常時の賜物。
・情報の蓄積が図書館の基礎体力。
・地域・専門家との連携・コミュニケーション。
・専門性をまっとうするために、別の専門家に任すべきところを任せられるのが、専門家。
・メディア、インフラとしての、図書館の機能提供。
・情報・サービスを提供した結果、市民になにをもたらそうとしているのか。
posted by egamiday3 at 19:10| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月18日

情報発信を考えるヒント(9): WINE(早稲田大学OPAC)

・WINE 早稲田大学学術情報検索システム
 http://wine.wul.waseda.ac.jp/

 海外に行って、日本研究のライブラリアンとか先生とか学生さんとかにお会いするじゃないですか。で、いろいろ話をうかがうなかで、日本の本を探すのによく使うデータベースは何ですか?てきいたりするじゃないですか。もうまちがいなく、十中八九、パンにはやっぱりネオソフトくらいの勢いで、みなさん「早稲田大学のOPAC」って答えるですよ。これはもう、アメリカでもヨーロッパでも台湾でも関係ない。必ず早稲田って言う。賭けをするなら「早稲田って言うか言わないか」は賭けにならない、「1番目に早稲田が出るかどうか」でまあなんとか賭けになるかなあ、くらいの勢い。NACSIS Webcat? NDL-OPAC? なにそれ、聞いたことない。ていうような人が、即、「ワセダ!」て言うくらい。そういう勢い。
 え、なんでっていう理由もだいたい決まってて、理由その1。ヨミのローマ字が表示されるから。ローマ字の検索・ヒットだけならまあよそさんでもできなくはないみたいなんだけど、ローマ字”表示”のほうはそんなにお見かけしない。これがやっぱ大事らしいです。たとえ、たとえですよ、探す本が日本語であり、探す人も日本語がある程度わかってるっていうような学生や先生であったとしても、それでもなお、ローマ字付きで読めたほうがずっといい。そういうあれで、人気。
 もうひとつは、早稲田さんはあれなんですよ、OCLCのILLに参加してはって、ILL依頼できるんですよね。そりゃ人気なはずです。OPACなり書誌DBなりってのは、検索してヒットして結果見て、それで終わるわけなんかないんですもの。検索して、ヒットしたら、条件によってはオーダーできる可能性があるんですもの。そりゃ、そっちひくよなあ、て。特に最近のネットは、どういうものがある、どこにそれがある、ていうところまでは比較的簡単にわかるようになってくれたけども、うん、それが簡単にわかるからこそ余計に、その次の”入手”につながる手段・ルートがないとかなんなの寝てんのイジメなの、てことになっちゃうからなあ、て。
 情報の発信はそれ単体で機能してるわけでもなんでもなくて、その先に何が起きるんだ、ていうことなんだよなあ、て。忘れるな自分。
posted by egamiday3 at 12:07| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

情報発信を考えるヒント(8): 宮城資料ネットニュース / 宮城歴史資料保存ネットワーク

・宮城歴史資料保存ネットワーク
 http://www.miyagi-shiryounet.org/

 NPOの宮城歴史資料保全ネットワークさんでは、震災以降、県内の史料・文化財のレスキュー活動的なことをずっとやってはって、それで活動の報告的なのの「宮城資料ネットニュース」は、これ自体は震災前からずっとやってらしたことでもあるし、それにこれは宮城さんだけってわけでもなんでもなくって、全国の被災地その他の各県の同じ歴史資料保存の団体さんも、活動報告をニュースで出しておられる。しかも、そのニュースを集積して英訳して世界に発信しているという英訳blogだってある。それが「rekishishiryonet」(http://rekishishiryonet.wordpress.com/)なんですけども。
 え、じゃあなんでここで宮城のことだけ挙げてんの、て思われるかも知れないんですけど、これはあたし当時見ながらあれ?って思ってたんですけど、震災後の一時期、この宮城さんの「宮城資料ネットニュース」の本文が、一時期H-Japanていう英文メーリングリストに流れてたことがあったんですね。
 H-Japanていうのは、海外で日本の歴史・文化・社会その他について研究する研究者・学生・学術関係者が広く広く参加してらっしゃる海外の日本研究メーリングリストなんです。アメリカとかヨーロッパとかアジアとかオセアニアとか日本とか世界各国から参加してらっしゃる。言ってみれば、世界における日本研究のメインストリーム的インフラ、って、あたし言っちゃいたい。
 そのこのH-Japanに、震災後の一時期、全部じゃないけど10数号分くらい、宮城資料ネットニュースの本文が投稿されてたんです。それは、日本語原文まるごとっていうときもあったし、英語に翻訳されてたときもあったし、ダイジェスト訳だけだったこともあった。けど確かに、宮城では史料・文化財がこういうふうに被災して、それに対して保存活動がこういう現状にある、ていう記事が流れてた。
 あたしこれ見ながら、これはすげえなあ、て思ってたんです。いや、英語記事だけだったらさっきのrekishishiryonetのほうにも、他の地域のも含めてあがってるんですけども、blogでの情報発信と、メーリングリストへの投稿って、ある意味ぜんぜんちがうって言い切っちゃっていいと思うんですよね。メーリングリストのほうは、歴史や文化財の分野の専門家じゃないいろんな人が参加していて、そういう人たちの中には、自ら英訳blogを見に行こうなんてアクションを起こさないタイプの人もいたでしょう、ググることも別段しない人もいたでしょう、でも、そういう人たちが日常目にする受信boxの中に、宮城の震災後の史料保存に関するニュースが、英文で届いた、ていうことですよね。英文記事としてその目に触れさせることができた、視界の範囲に届けることができた。
 メインストリームに情報を合流させる、ていうのはそういうことなんだろうな、て思うんです。だからあたし、・・・経緯は知らないんですけど・・・これはすげえなあ、て思いながら見てました。これは忘れるな自分。


posted by egamiday3 at 11:52| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

情報発信を考えるヒント(7): ブログ「情報の扉の、そのまた向こう」 / 実業史研究情報センター


・実業史研究情報センター・ブログ 「情報の扉の、そのまた向こう」
http://d.hatena.ne.jp/tobira/

 実業史研究情報センター(公益財団法人渋沢栄一記念財団)さんは、実業史のデジタル博物館的なプロジェクトをやっておられるところで、渋沢栄一関連の資料のデジタル化ですとか。社史の収集・公開ですとか、錦絵のデジタル化とかをやっておられる。そういうセンターさんのblogなんですけども、この「情報の扉の、そのまた向こう」でやっておられる情報発信って、大きく分けたら2つあって、1つは渋沢栄一関連資料の紹介とか、社史とか、所蔵資料についての情報を発信していくタイプのもの。で、もう1つは、アーカイブズニュースとか図書館ニュースとか震災関連カテゴリみたいに、国内外の最新ニュースを収集してきては紹介したりリストアップしたりしていくっていうタイプのもの。だなあと。
 "専門"情報や"所蔵"資料の"遡及"的な発信と、"最新"の"外部"から収集してきた"一般"情報の発信と、両方だなあ、と。
 なんか、情報発信を考えよう、そして実践しよう、っていうことになったときに、なんでかわかんないけど「どっちか」になっちゃいがちなの、あれなんでなんだろう。ほんとは両方あっていいし、あるべきなのに。意外と、どっちかは得意だけどもう片方はそうでもない、みたいなところが多いような気がする。
 そうじゃないよね、ということを忘れるな自分、ていうヒント。
posted by egamiday3 at 11:32| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

情報発信を考えるヒント(6):笠間書院

・笠間書院 kasamashoin online
 http://kasamashoin.jp/

 笠間書院さんのblog形式のwebサイトです。笠間書院さんといえば、分野では主に日本語・日本文学の研究書を出版しておられるところですけども、ここで掲載されてる情報は、自社の新刊書・出版物の情報に限らない、日本語・日本文学に限らない、歴史も芸術も、ありとあらゆる日本の人文系学問・研究にまつわる情報を、出版にも限らない、学会や講演、催し物の情報、展覧会の情報、最新ニュースなどなどを掲載していて、まあ日本・人文系でここにひっかからない情報はほとんどないくらいの勢いなんじゃないかなと思ってるんですけども、やっぱ一番注目すべきは、よその出版社の出版物・雑誌・学会誌の情報、しかも目次だとか特集記事、出版イベントみたいな踏み込んだものでも、ご自身のところの情報と同じノリで収集しては発信している、ていうところですよね。もうひとつ、それだけじゃなくて、科研費・助成金にまつわる情報だとか、研究者・教員ポストの公募なんかについても拾っている。ああなるほど確かに、ここを見るであろう人文系の研究に関わる人々が、必要とするであろう、ていう情報だなあと。想定してはる”受け手”にとって有用なものはなんだろうかって考えたら、まあそりゃ科研費や公募情報もそうでしょうなあと。いうふうに考えると、出版関係で情報発信してはるところはいくらもありますけど、ここまで徹底して網羅してるところってほかに例がないんじゃないかって思うんですね。
 blogサイトだけじゃないです、メールマガジンもあるしTwitterもある、はてなアンテナでRSSまとめてはるし、Googleカレンダーでイベント情報まとめもしてはる。ありとあらゆる手段で。ありとあらゆる業種・立場の情報を。
 これをこそ、ポータルサイト、って言いますよね。言いましょうよね。
 「メディアとしてのプライドを取り戻す」(http://kasamashoin.jp/2007/06)とおっしゃってる。そうだなあ、って。取り戻すべきは我々もだよなあ、って。そういう気持ちを新たにするです。

posted by egamiday3 at 11:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月15日

メモ:『越境する書物』


 いやもう、ほんとにね、びびったんですよ。
 ニューヨークに初めて行ってね、雪深くて足下の悪い街中をしゃくしゃくかきわけながら、大学キャンパスの中の図書館に入らせてもらってね、なんかわかんないけど階段や通路を上り下りしていった先の、しずかーな書庫の中に、ずらーっと並んでるんですよ。
 日本語の本が。
 国文学の棚だったんですけどね、そりゃもう、たくさんなんて話じゃないですよ。あたりまえの日本の大学図書館みたい、いや、それどころの騒ぎじゃない。当時あたしはまだ京大で図書館員やってましたけど、例えば源氏物語の注釈書なり大御所的な研究書なりの品揃えだったら、京大の附属図書館の本棚なんかとてもとても、ここの品揃えの足下にも及ばない。いや、附属なんか相手じゃない、京大の文学部のほうの図書館の本棚と充分にいい勝負ができるくらいに、源氏物語関係の本がそろってる。そういうレベルですよ。

 まさにその通りですよ、本書の冒頭。
「本がある、ということはそれらを購入する理由があり、資金の流れがあり、書物を運ぶルートがあり、さらにはそれら手に入れた書物を整理し、使うノウハウがあるということである」
「もしも海外で目にした書架に日本語の書物が並んでいたとしたら、こうした疑問が湧かないだろうか。あるいはもしもそこに一〇万冊、あるいは二〇万冊を超える日本語の書物があったとしたら。」

 あったんですよ。書物がね。

 すげえなあって。こんなところに、こんだけ大量の日本の本がちゃんとやってきてて、ていうことは使って研究する人がちゃんといて、ってことだもんなあって。それ見て、がつーんって感銘受けちゃって。
 それが、2011年の震災後に日本に永住するってゆってこっちに来はった、ドナルド・キーン先生のいたコロンビア大学の東アジア図書館なんですけど。

 『越境する書物』(新曜社, 2011)、ていう本について書きます。
 和田敦彦先生の、前著『書物の日米関係』(新曜社, 2007)の、まあゆっちゃえば続編なんだけど、あんま続編続編みたいな扱いするのもひょっとしたらどうなんかなっては思うんですけど、ただ、あたしは前著読んで、本書読んで、ああ続編だなあと思いながら読んだ身の上なんで、これはちょっともうしょうがない、ここで無理に切り離してぐだぐだになるくらいなら開き直ってそういう視点でちゃんと見たらいいや、ていうあれで書くんですけど。

 前著っていうのが、日本語の書籍がアメリカの、特に大学図書館その他に日本研究用資料としてたくさん伝わりましたよ、と。蔵書、コレクションが形成されていってましたよ、と。それの、特に20世紀前半頃から太平洋戦争中、占領期、戦後っていうあたりを、章立て追って読んでくとなるほど通史的に描いているなあ、ていう感じの本で、書物が渡米した経緯とかあちらでの処遇とか、蔵書を巡る人びと・組織・社会の動きみたいなんが描かれていくと。それで、要所要所で個々の大学の日本語蔵書の歴史が解説されていると。
 で、それを受けての本書はっていうと、先生はなんかそれを「大きな課題として残されていた」て言うてはるんですけど、「それら日本の書物を送り出した日本国内の販売機関」「その間に立った組織や人びと」に焦点をあてた、て言うてはるから、あたしはこっちは“なかだち”(媒)の存在の人たちのこと書いてはるなあ、て思ったんです。思ったって言うか、そうなんです。そう思って前著見返してみるとああなるほど『書物の日米関係』のほうは、描き方としては通史っぽくて内容としては蔵書の歴史だなあと。蔵書+それをとりまく、だなあと。で、その中でも「それをとりまく」のほうにちょいちょいと顔を出しては重要な役割を果たしてるように描かれていた、例えば国際文化振興会だとか、チャールズ・E・タトル出版だとかが、本書『越境する書物』では独立して1章とか半章とかを使って、スポットライトぱーんあてられて、掘り下げて描かれている、という感じ。チャールズ・E・タトル出版の章なんかわくわくして止まりませんでしたもん。

 構成としては、一応、1部・2部てなってます。第1部は「越境する書物」、アメリカにおける日本語蔵書の形成や歴史について、書物の所蔵や流通からどのような問題が見えてくるのか、そんな感じ。第2部のほうが「書物と読者をつなぐもの」ていうので、さっきゆったような仲介した存在にスポットをあてる感じ。
 で、まあこれは前著もそうなんですけど、どっちも、アメリカなり日本なりの各地・各図書館・各機関に残る膨大な量の文書だとか資料だとかメモっぺらだとか、あと、たくさんの人たちにじかに取材をしてそれをもとにしている。そこから丹念に当時の有り様を復元していく。ていう感じ。もうね、わくわくが消せやしない感じ。
 で、さっきゆったように、前著の通史の中でちょいちょいと顔を出しては重要な役割を果たしてるように描かれていた存在のいくつかが、こっちで独立トピックとしてぐっと掘り下げられてる。だから前著読んだ身にしてみれば、もう単純にすげえうれしいんですよ。わあー、それ来たかーっ、つって(笑)。あんましこういう卑近な例出しちゃうのは申し訳ないんですけど、スピンオフ、来たーっ、つって。真下が交渉人やるのかーって。

 さっきもゆった、チャールズ・E・タトル出版とか国際文化振興会とかがそうでしょ。あとは、本書第2章の「書物の戦争・書物の戦後」ていうところだと、前著第5章の「占領軍と資料収集」ていうところで紹介されてたワシントン文書センターとかプランゲ文庫とかの、占領期の接収文献の話が出てくるんですけど、それをさらに掘り下げて、たとえばそれらがどんなルートでアメリカに流れてきたんだ、伝わってきたんだ、誰がどう“なかだち”になって動くことによって、結果、どう"書物"が"越境"したんだ、ていうことの追跡なわけですよね。これなんか、ただ簡単な言葉で「蔵書の歴史」だとか「読書の歴史」だとかひとことで片付けるような話じゃないんですよ、ここで語られてるのって。そういう、なんていうかな、本棚にちょこねんとと収まってますー的な無機質な存在のお話じゃなくて、もっとこう、いろんな人の、いろんな思惑が、群がって立ち上って、ていう。生々しい、という言い方がよくなかったら、湿り気のあるというか、水気をたっぷり含んだような話。

 それと本書第5章「人と書物のネットワーク」ていうのでは、角田柳作先生が出るんですよ。先生ですよ。ていうかSENSEIですよ、日本学の。あのきな臭い時代のニューヨークで、日本文化センターなんてものを作ろうってんで、なんやかんやがあって最終的にはコロンビア大学に5000冊の日本語の本をもたらした、ていう。そういう“なかだち”をした人。なかだちの話ですよね、書物でも蔵書でもなく、著者でもなく、本と読者のなかだちになった人についてスポットをあてましたよ、ていう。これも前著読んだ方には思い出深い、前著第2章「蔵書の記憶、蔵書の記録」のコロンビア大学の日本語蔵書史を、さらに別角度から掘り下げましたよ、ていうあれですし。

 でもあたしが個人的に一番興奮したのはあれですね、本書第4章「一九三三年、米国日本語図書館を巡る」。高木八尺、アメリカをまわる、みたいなやつ。1935年に『A survey of Japanese studies in the universities and colleges of the United States』ていう報告書が出版されてるんですけど、これは、1933年に高木八尺ていう人が実施した、アメリカ全土の日本語図書館と日本研究についての実態調査、なんですね。この調査っていうのが、期間はたった2ヶ月で、アメリカ全土をがーってまわってはる。いや、それってね、この交通機関の発達しまくった&インターネットだe-mailだで連絡調整が簡単になりまくった現代においてだってなおですよ、ぜんぜん一筋縄ではいかんような話ですよ。ようやらはったなて、マジでそんなん、1933年、てことは満州事変のすぐあとにですから。その背景には何があったんや、ていう話になって、最終的には政治がどうのっていう話になるっていう。これはびびる。

 ていうようなこと言うてたら、ああそういう歴史系の話かー、歴史興味ないし意味わからんし食傷気味やしなあ、みたいな不届きなこと言う人もいるかもしれんけども、そこで、第3章ですよ。第3章「今そこにある書物 --書籍デジタル化をめぐる新たな闘争」。ここで俎上にあがるのが、Google Booksであり、早稲田の古典籍総合データベースであり、NDLの現在まっさかりのデジタル事業であり、そしてそれに先立つマイクロ化事業であり、なわけで、前著&本書の歴史的なトピックをたどっていく中で、この第3章に出逢ったときに、ああなるほど、と。それまでここで扱われてきたテーマなり問題意識なりってのはまったく歴史学オンリーの舞台上の話ってわけでもなんでもない、そこにある“現代性”みたいなものがちゃんと存在するんだなということを、思い出させてくれるというあれですよ。だからこれは是非、いま電子書籍に興味あるんだけど自分、という人こそ、昨今のうわっつらだけの電子書籍議論に辟易してるような人こそ読んでくれはったらええと思うですたぶん。ぜひ。おもろいから。歴史学は歴史学そのものの自己目的のためにあるんじゃないって思えるから。

 そんな感じですげえいい加減な自分勝手な紹介の仕方ばっかりしちゃった感じになるのもあれなんで、もっとずっとまともな紹介・書評関係のリンクを下記にまとめときますね。
http://b.hatena.ne.jp/egamiday2009/%E2%97%8F%E8%B6%8A%E5%A2%83%E3%81%99%E3%82%8B%E6%9B%B8%E7%89%A9%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF/

 あとなんだろう、もう一エピソードあるっちゃあるんだけど、それはまあ本編(えっ(笑))のほうにとっときます。

越境する書物―変容する読書環境のなかで [単行本] / 和田敦彦 (著); 新曜社 (刊)
posted by egamiday3 at 20:44| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月11日

情報発信を考えるヒント(5): saveMLAK

 saveMLAK
 http://savemlak.jp/

 もうあえて言うまでもないんだけど、あらためて、wikiってすごいなって。
 扱ってる地域は広いし数も膨大だし、その情報を収集して記述して編集して編纂してって途方もない労力なんだけども、その途方もないことを、意志のある人であれば誰でも参加できる、寄与できる、という仕組み。一部の専門家や担当者だけの労力を頼みにするんではなくって、専門知識のない人、実務経験のない人、被災地から遠い人、普段は別の本業に専念している人、ちょっとの時間を割いて使える人、が参加できる仕組み。wikiのシステム自体はそれほど難しいものじゃないし、難しいなあっていう人であっても、それを互いにサポートし合う仕組みもまた用意されているという。
 そういう、分散したリソースを無理なく集約して、途方もなく膨大な情報を継続的に編纂していける仕組みがwikiなんだなあって、あらためてわかりました。

posted by egamiday3 at 21:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

情報発信を考えるヒント(4): 「(短信)海外日本研究と図書館」(@JLA_line)

「(短信)海外日本研究と図書館」(@JLA_line)
http://twitter.com/JLA_line

 「(短信)海外日本研究と図書館」(@JLA_line)は、わたしが運用しているTwitterのアカウントで、海外の日本研究とか日本図書館とかについて、日々メールやtwitterやRSSやGoogleアラートやで受信している情報の中からそういうトピックを見つけて、その都度その情報とリンク先URLとを投稿する、ていうやつなんですけど、でも、ほら、あたしってものすっごいめんどくさがりなもので、めんどくさくなくて済むようになるんであれば、そのためにどんなめんどくさいこともいとわない、っていうくらいのめんどくさがりだよっていうあれで、情報を見つける度に手入力とかコピペとかしなくても、数クリックだけで、複数の場所にその情報を投稿・保存する方法っていうのを自分なりに考えたんですよ、これが正解かどうかわかんないんだけど。
 
Firefoxでブラウジング中に情報・webページを見つける。
→Firefoxに組み込んである「はてなブックマーク連携アドオン」で、その場でブックマークする。このとき[JLA短信]というタグをつける。
→「twitterfeed」に、はてなブックマークの[JLA短信]タグのみのRSSを受信させる。
→「twitterfeed」が[JLA短信]タグのついたブックマークの情報を、Facebookの「toshinori.egami」のアカウントと、twitterの「JLA_line」のアカウントとに自動投稿する。
→twitterの「JLA_line」に自動投稿された情報は、ブログ「海外日本研究と図書館のブログ」(http://jlablog.seesaa.net/)と連携し、1日1回記事として自動的にまとめ投稿する。

 まああれです、情報発信で何かネックかって、やっぱ”手間”だなあと。カレントに、毎日・定期的に、こまめに扱うような情報作業って、やる気や意志の力だけではまずまちがいなく持たないので、できるだけ負担なく面倒くさくない方法・仕組みを用意する、ていうことも、効率的・効果的な情報発信には欠かせない、これはたぶんまちがいないと思うのですよ、いや、上の方法が最適なスマートな方法かどうかはあたしまだわかんないから大きなこと言えないんだけど、考え方として。

posted by egamiday3 at 20:43| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月23日

情報発信を考えるヒント(3): カーリル・レシピ / 国際交流基金関西国際センター図書館

 カーリル・レシピ / 国際交流基金関西国際センター図書館
 http://calil.jp/profile/国際交流基金関西国際センター

 国際交流基金関西国際センターの図書館さんが、カーリル・レシピで、海外の日本語学習者とか、来日・滞在したての外国人とか、そういう人たちにとって役に立つ本をレシピにして紹介してますよ、ていうやつです。「日本に暮らす外国人の子どもの日本語教科書」「世界に日本を紹介するプロジェクト」とか、そういうのです。日本語教育の専門性と、図書の知識と、情報編纂スキルと、情報発信スキルと、カーリル・レシピの、五重奏です。
 いつか使う。


posted by egamiday3 at 21:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

情報発信について考えるヒント(2): NIHONGO eな(いいな) / 国際交流基金関西国際センター

・NIHONGO eな(いいな)
http://nihongo-e-na.com/

 国際交流基金の関西国際センターていうのは、関空の近くにあって、海外の人に来てもらって、そこで日本語の研修をするっていう専門のところなんですけど、そこで作ってはる日本語学習ポータルサイトで、webサイトとかデジタルツールみたいなんをコメント解題付きで紹介するっていうあれなんですけど、まず、コメント解題がついてるっていうこと。
 それから、「聞く」とか「文学作品」とか「タイピング」とかの”タグ”がついてて、タグをクリックしてブラウジングする方法。タイトルや記事本文なんかをサーチエンジン的なので検索する方法。あと、「iPhoneやiPod touchで日本語の歌詞を見つけよう」「助詞で悩んでいますか」ていう感じで、読んで得られるっていう方法。ていうふうに、リソースは同じものなのにアプローチが3つもあるから、自分のその時々の必要性やお好みのルートでたどっていける、ていうウェルカムな設計のところ。リソース1つでアプローチ3つですよ。いいなあ。
 あと、これがやっぱ一番だよなあっていうのが、各サイトに「初級」「中級」「上級」ていう難易度評価が付いてて、ブラウジング中に難易度でしぼりこめるところ。これすげえなあって。なんだかんだいって、誰か分かってる人が先に”評価”してくれてる情報って、とっつきやすいんですよ。いや、評価は自分でせなあかんってのもそりゃそうなんだけど、でも、特に初学者初心者ってそれがわかんないから情報迷子になるんであって、やっぱそれがないとあかんよなあ、特に学習・教育サイトは、って。話違うけど、OPACでや書店サイトで表紙画像出せよってやたら云々されるのも、タイトルや件名標目じゃさっぱりわかんないけど、表紙画像見たら一発で、あ、これ入門用だな、これ研究用だな、これなんだ実はエンタメか素人さん用か、ていうのがわかるじゃないですか、そういうことなんですよねたぶん。
posted by egamiday3 at 20:52| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

情報発信について考えるヒント(1): リブヨ

・リブヨ
http://libyo.web.fc2.com/
・リブヨ・ブログ
http://libyo.jugem.jp/
・リブヨ・カレンダー Google版
http://libyo.web.fc2.com/calendar-google.html

 リブヨさんのがすごいなーと思うのは、関西の図書館系・本系のイベント情報がほとんど網羅されてて、みんな知ってて、だから、情報を持ってたり仕入れたり催す中の人だったりする人のほうから情報提供されたりして、よく言われる「情報は出す人のところに集まる」の見本みたいな感じになってるところですよ。
 あともうひとつは、Googleカレンダー形式で出力してられるところ。htmlでもblogでも出してるのに、それでもなおかつGoogleカレンダーで。2つ出してたら、もおいっか、って思っちゃいますよあたしなら、でも出してる。たくさんの人が使ってるであろうGoogleカレンダーを選んでる、てのもそうだし、それに、そのカレンダーを使ってる人ならそのまま情報を取り込んで、自分自身のカレンダーと結合させることができるでしょう。それがすげえ大事だなあって。自分の出している情報が、転用されること、他の情報と結合されること、が前提になってるから。これひとつあるかないかで、内容は同じなのに価値が変わっちゃうんだもの、情報の。
posted by egamiday3 at 20:36| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月31日

ごあいさつ2011→2012

 
 なんか聞いたところによれば、人は同じことばかりはできない、らしくて、例えば、人付き合いでも同じ距離感くらいの人付き合いはある一定の人数以上はなかなかできなくて、上限というか定量がある、みたいな感じ。なるほど、まあ確かに、同じようなことをやりつづけるのはなかなか難しいというか、どっかで飽きが来るというか。リフレッシュというかなんか”寝かす”感じの相応の時間でもないとというか。何かの用向きでそのことをやりつづけた後で、別の用向きで同じことをまたさらにやるというのは、わりと気持ち的にしんどい、ということはあるなあと。定量ってあるなあと。

 で、今年は例年にも増してこのegamidayのblogの記事をぜんぜん書いてないんですけど、なぜひときわ書いてないかと言えば、別の用向きで集中してものを書いているせい(という解釈にしておきたい)というあれなんで、いまは本を1冊出すために集中して執筆してるところです。海外の日本研究図書館、日本語図書館やその活動を紹介して、あわせて日本からの情報発信的なことを考えるというか考えられたらなあ、みたいなあれなんですけど、もうすぐ書き上げられたらなあ、そしたら春かそのあたりに出るのかなあ、みたいな感じです。ぼんやりしてますけど(笑)。
 縁あって、海外での日本研究をサポートする図書館みたいなところにいるんですけど、そういう仕事をしたりそういう立場でいろんな人と接したり交流・情報交換したりお手伝いしたりとかして、あと、そういうことをしてる機関や団体ってほかにもいくつかあって、なんですけど、でも、そういうのって、そういうことを専従的にやってる一部のところだけがやっててさえすればまかなえるわけでもなんでもないんですよね。いろんなところのいろんな立場のいろんな種類のいろんな資料のあるところに援軍になっていただかないと、ご理解いただけないと、やっぱりとてもじゃないけどやってけないしまかなえないので、とは言っても、じゃあ専従でない人にわかってもらえるような、そういうトピックのことをゼロから読めてわかりやすいようなのがないとなあ、じゃああったほうがいいなあと。で、情報を発信する、っていうことがどういうことなのかなんて、あたしもいまだにさっぱりわかんないんですけど、オチとしてはそういうオチにすべきだよなあ、という感じで。

 あ、えっと、↑こういう文体ではないですけど(笑)。

 そういうのを書こうと言うんで、ちょうど1年前、去年の1月くらいから取りかかり始めて、文献をかき集めたり、読みこなしたり、とても読めなかったり、人と会ったり、話を聞いたり、図書館に出向いたり。昔書いたのをひっぱり出してきてうんうんうなったり、プレッシャーにうんうんうなったり、自分の国語力のへちゃさにうんうんうなったり、もう何書いていいかわかんないってうなったり。その間にもいろんなことがあったりなかったり、ひどく大きなことが起こったり、そわそわしたりばたばたしたり、両手ひろげて待ってるほど暑くなったり、歩道の錆び付いた自転車が凍えるほど寒くなったり。自分の所属が変わったり、というかむしろ変わらなかったり、アメリカ行ったり、イギリス行ったり、台湾行ったり、スタバ行ったり、いろんな人に励まされて、アドバイスされて、書けたり、書けなかったり、8割くらい書けたり、スタバ行って、ギネス行って、酒飲んで、リフレインが酒飲んで、スタバ行って、書いて、スタバ行って、スタバ行って、ていう感じで取りかかっていたので、んー、まあそりゃあ定量もオーバーするだろうな、ていう。だってそれ以外のことなんて、スタバ行ったことくらいしか記憶にないもの。
 でもまあ、たぶんあとちょっとなので、もうすこしがんばります。

 いろんなことがあるけど、でも、あたしたぶんこういうことくらいしかできないから。
 そのできることを。
 
 本年中は。
 来年も。

 まだまだ書くぜい。


 
posted by egamiday3 at 21:35| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

極私的流行語大賞 2011

 自分だけが得をする年末恒例企画。

転籍
KSM
すたばむかい/すたばいん/すたば辞す
しょくばむかい/しょくばいん/山を下りる
横向き
紙貼りのおっさん
みんなちがってみんないい
横断
地デジ化
愛知
負ける気がしない
・・・したくなったではないか
・・・法案が可決された
ラジオ
和本
執筆の神
posted by egamiday3 at 19:50| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月30日

棚卸し・2011年に書いたコント


コント・もしもタイガーマスクの正体が中原中也だったら。
http://twitter.com/egamiday/status/25884225358008321

コント・タモリ
http://twitter.com/egamiday/status/28088206347993088

コント・ワイン
http://twitter.com/egamiday/status/34985635991261184

コント・バレンタイン
http://twitter.com/egamiday/status/35324025370583040

コント・この中にひとり
http://twitter.com/egamiday/status/38524097918930944

コント・和風エンバーゴ定食
http://twitter.com/egamiday/status/49422966009757696

コント・院生
http://twitter.com/egamiday/status/50562089651146752

コント・院生2
http://twitter.com/egamiday/status/50564446438952961

コント・院生3
http://twitter.com/egamiday/status/50566954074910720

コント・AC
http://twitter.com/egamiday/status/50569065579806722

コント・ノーベル賞
http://twitter.com/egamiday/status/51237477402419201

コント・聞いてない
http://twitter.com/egamiday/status/58293930915151872

コント・物理
http://twitter.com/egamiday/status/58376749951631361

改訂コント・物理
http://twitter.com/egamiday/status/58377108430393344

コント・物理
http://twitter.com/egamiday/status/58378426914050048

コント・オムライス
http://twitter.com/egamiday/status/62853056009744385

コント・オムライス2
http://twitter.com/egamiday/status/62853982590205952

コント・オムライス3
http://twitter.com/egamiday/status/62854717402914816

コント・魔性の女
http://twitter.com/egamiday/status/81651648908365825

コント・魔性の女2
http://twitter.com/egamiday/status/81652186710421504

コント・魔性の女3
http://twitter.com/egamiday/status/81653653001342977

コント・自己矛盾
http://twitter.com/egamiday/status/89473346873458689

コント・号令
http://twitter.com/egamiday/status/89581376407486464

コント・執事のいる図書館
http://twitter.com/egamiday/status/89588682083934208

コント・キュレーションの時代
http://twitter.com/egamiday/status/89974054710296576

コント・沖縄のライオンキング
http://twitter.com/egamiday/status/90387786473021440

コント・天国と地獄
http://twitter.com/egamiday/status/91503934778249217

コント・父の背中
http://twitter.com/egamiday/status/94027469597839360

コント・もしも彦摩呂が怪盗だったら
http://twitter.com/egamiday/status/99041870251962368

コント・浴衣で国際線
http://twitter.com/egamiday/status/103458953345777666

コント・どゆこと?
http://twitter.com/egamiday/status/120800073109094400

コント・銀行強盗
http://twitter.com/egamiday/status/120815736179523586

コント・文献複写
http://twitter.com/egamiday/status/133313871866892288

コント・カット&ペースト
http://twitter.com/egamiday/status/152348513680900096


posted by egamiday3 at 21:17| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月30日

Ustream試験放送(第1回MLA連携ナイト@京都 20110820)の記録(その2)

 
●ホストと会場
・今回は我が自宅からやって、それは、環境コントロールしやすいし、みんなで呑み会できるし、まあ、うちにお呼びするついでにustていうのもなくはなかったのでそうしたんだけど、掃除して、料理作って、場所セッティングして、ホストして、機器の準備して、給仕して、放送を仕切って、煮物よそって、しゃべって、お総菜あっためて、ディレクションして、味見して、って、無理でした、ごめんなさい。呑み会のホスト役と、ラジオのホスト役、どうしてもどっちかがほっとかれになっちゃう。
・なので、次にやるとするなら、ちょっと大きめの個室でみんなが入れて、区切られてて、Ustでラジオもやっていい、みたいなところにするべきだと思いました。電源が使えて。ただし問題があるとするなら、音声がちゃんと入ってくれるかどうかの事前のチェックができない、ということがひとつ。それから、ケータイの電波で果たして途切れずに中継してくれるか。今回は自宅のネットにiPhoneさんから無線LANでつなげてそこからだったんだけど、果たしてiPhoneさん単体からケータイ電波で、どこぞの建物の内部から、中断することなく存分に発信できるか、というのは疑問と言えば疑問。


●自分のしゃべり方
・なんか不自然なところで、間を置いたり、言葉をのばしたり、ためたりする、クセがあるなあ。 知ってたけど。
・ぼけにしろツッコミにしろ仕切りにしろ、もっと言葉言葉、フレーズフレーズを、ぱきっと発語せんとあかんな。なんかぐねってなってる。ぱきっとさせな、伝わらんねん。


●twitter係・AD係はいるかどうか
・twitter係とかまあいらんだろう、あたしがディレクターとしてtwitter横目で見て拾っていけばいいだろう、と思ってたんだけど、そんな余裕なかった。ごめんなさい。すげえごめんなさい。いや、拾えるだけなら拾えるんだけど、これをこのタイミングでこう拾ったら、こう活かせるし、じゃあこうひろげよう、と、その場では思いつくんだけど、それと、話の流れとを噛み合わせるのは、これは並大抵のあれじゃない。そう、拾うことが課題じゃないねん。話と噛み合わせることが課題やねん。だから、Twitter係なりAD役がいてその人に拾ってもらったとしても、結果、いっしょやねんたぶんw
・ただ、いわゆる”tsudaり”役のtwitter係もいらんだろうと。それは放送で聞いたらいいんだし。と思ってたんだけども、録音したものをあらためて頭からリスナー目線(耳線)で聴き直してみたら、中継がいらなかったとしても、「いま何の話」かという見出し、チャプタリング、タグ付け、そういった意味でのtwitter流しは、あってよかったな、と。それは実際にいま聞いている人にこそ有益なtweetだろうな、と。いまこんな感じの状態です、ていうチャプタリングをすること、それは、バラエティ番組で言えば右上にちっちゃく出てるテロップみたいなのが、Ust聞いてるときにtwitter欄に表示されてる、ていう感じ。それは、あったほうが絶対に便利。そういう役目ができる人は、いる、たぶん。


●今後どうやるのか
・やりたいなあ、また。いまはいろいろ忙しいからあれなんだけど。
・この番組は、特定のテーマや特定のパーソナリティにしぼって流される”コンテンツ”ではなくて、不特定の人やテーマなんだけどしゃべりたいことを持ってる人がいればしゃべれる、という、”プラットフォーム”でありたい。
・プラットフォームでありたいから、番組名に自分名はつけたくなかった。
・テーマ内容が先に決まってとか、番組を流すことがまず決まってて、それにあわせて無理に人を探す、というんじゃなくありたい。そこは絶対。マジで。そうじゃなくて、伝えたいことがある人、しゃべりたいことがある人、に、それを伝える場を提供する、という姿勢がいい。テーマ先行、テーマありきの催しではない。しゃべりたいことを持ってる人がいるかどうか、の問題。そして、それをディレクションしたい。しゃべりたいことを持ってる人の、アンプ(増幅装置)でありたい。メディアって、そういうものでしょう? もちろん、そのしゃべりたい内容に心から賛同できるようでないと、まともなアンプにはなれないとは思うんだけど。
・もうひとつ思いついたのが、今回たまたまそうなったんだけど、今回のように、企画の”よすが”として「本」を柱にすることで、やりやすくなるのかも、と。ある本があって、それに書いてあること(自分が書いたこと)について、しゃべる。かっちりした柱があるから、動きやすい、しゃべりやすい、脱線もしやすいし、戻りやすい。遠くのリスナーとも共有しやすい、いや、実際にその場では共有してなくても、「共有できる余地があることをしゃべってるんだ」というだけで、テーマに安心感が出る、気がする。その場で思いついたことを勝手にくっちゃべってるわけじゃないんだ、こいつがいましゃべってることを後で追体験しようとすればできる余地があるんだ、という安心感みたいなの。
・註:本じゃなくてもいい。論文・論考や記事でも、○○会議・研究会とかでも、テレビ映画でもいい。コンテンツであれば。できれば、すでにそこそこ固定化されたような感じの。
・で、そういう「柱」な存在があると、しゃべりがついつい脱線したとしても、戻りやすかったんだ、今回。だって、戻るべき場所が、”概念”としてではなくて、「物理的な存在」(=本)として、目の前に見えてるんだもの。さあ、というわけでいろいろ言ってますけど、結局ですね、つってその本に戻れるんだもの。母なる大地がそこにあるんだもの。すげえ戻りやすかった。で、逆に言えば、戻りやすいが故に、遠慮無く好きなように脱線できるといううれしさ。そして、聴き手がおいてけぼりになってるなというところで、すぅっと戻せばいい、というコンビニエンスさ。
・本は、いいよ。


●結果
・最大瞬間視聴者数、60人弱だった。延べじゃなくて、一時に同時に60人弱が聴いてた時間があったということ。しかもそこそこ安定して長かった。正直、びびった。
・理由がわからん。なんであんなもの60人も聴きに来てたんだ・・・広報控えめにしてたのにw。しかも、理由が分からなければ、次につながらないじゃないか・・・。


●抱負
・またやるよ。

posted by egamiday3 at 19:22| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Ustream試験放送(第1回MLA連携ナイト@京都 20110820)の記録(その1)

 
 先日8/20、Ustreamを使ってラジオ放送をやる、という企画を、試験放送的にやってみました、というのの記録。


 Ustream 試験放送(仮)
 第1回 MLA連携ナイト @京都

・8/20 20:00- (約1時間半ほど)
・Ustream http://ustre.am/BxYV
・サイト https://sites.google.com/site/shikenhoso/
・ハッシュタグ #shikenhoso
・当日のtweetのアーカイブ
 Ustream試験放送(仮) - 第1回 MLA連携ナイト@京都 ( #shikenhoso )
 http://togetter.com/li/181330

・演者
 ゲスト・パーソナリティ: archivist_kyoto
 ゲスト・コメンテーター: tsysoba
 (ホスト・ディレクター:egamiday)

・トピックス
 MLA連携トーク (「地域拠点の形成と意義」(『デジタル文化資源の活用』から))
 「こんなMLA連携はイヤだ」(→ #こんなMLA連携はイヤだ , #こんなMLA連携は嫌だ )
 「番組名募集」(→ #番組名募集)

・放送場所 我が家
・機器 iPhoneのみ→我が家の無線LAN
・映像 ホワイトボード(3枚ほどフリップを出した以外は、本の表紙の静止画のみ)


●そもそもの動機
・Ustを知った辺りから、Ustはスキルとして身につけなあかんな、と思っていた。
・なぜUstを身につけなあかんかというと、メディアというものは掌握した者の勝ちだから。メディアは掌握せなあかんから。そういう存在だから。

●なぜ、”ラジオ”か
・Ustreamといえば動画なんだけど、当初からこれはなんとなく”ラジオ”向きだなという直感はあった。そのときは直感なので理由はわかってない。
・Ustreamが広まりだしてあちこちでいろんな人がちょぼちょぼとやるようになると、わりとあちこちで、「動画は質低くてもそんなに気にならないけど、音声が聞こえにくかったり小さかったりすると聞いてられなくなる」というような評価を、ちょいちょい耳にするようになった。プラス、実際自分のUstへの向かい方は、じっと画面を見入るというよりは、何かしながら(パソコンを離れてだったり、パソコンで違うウィンドウを前に出して作業したり)耳だけはUstの中継を聞いてる、ことのほうがほとんどだった。で、他の人も、話聞いてるとなんとなく、そういう人が多いんじゃないかな、という予感があった。その段階で、これはやっぱり”ラジオ”として扱うのに向いてるんじゃないだろうか、という仮説を持った。それは、視聴者は意識してないかも知れないけど。映像はだいぶサブ的な存在じゃないか、という予測。そこからの、「ラジオ」という冠をつけた企画。
・問題は、聴いてる方が音声メインでラジオっぽく聴いているのに対し、流す側は「映像」を前提という意識で放送しているというズレ。流す側は「自分たちは映像(+音声)を流してるんだから」と思っちゃうと、意識がどうしても映像に頼る形になって、途中で音声に間があったり聞き取りづらかったりしても映像が流れてるんだから、コンテンツとしては成立してるでしょ?というふうに思っちゃう。だから、平気で音声に間ができる。しゃべりに谷間ができる。無音の状態があるのがふつーになっちゃう。でも、それを聴く側はラジオとして聴いてるのに、そんなしょっちゅう無音状態を作られちゃったんでは、うっ、となる、つっかかる、逆に気になって仕方ない、軽くいらっとする、という、お互いのズレ。
・これが、プロの作るテレビ番組だと、テレビって一定以上無音が続くと”放送事故”って扱いになるから、そうそう無音状態にはならないですよね。始終何か音声を聞いてることになる。だからテレビって、ラジオっぽく”ながら”で聴いててもぜんぜんOKなんすよ。ところがUstの動画はプロじゃなくてアマの流すあれだから、うっ、てなる無音や谷間が平気で頻発しちゃう。
・で、じゃあ、聴く側が”ラジオ”という意識で聴いてるんだったら、流す我々側も”ラジオ”のつもりで流した方がズレはなくなるんじゃないか、というふうに考えての、ラジオ企画ですよ。自分たちがこれからやるのは、ラジオです。まあ画もあるくらいのラジオです、画もあるけど、基本ラジオなんで決して画には頼りません。ラジオだから、無音はやばいのでできるだけしゃべり続けます、しゃべりを聴いてもらうのがメインのコンテンツとして、やります。そういう、姿勢。そういう、ラジオ企画。
・が、しっくりいくんじゃないかなあ、という予測で企画したですよ。
・余談。「テレビの劣化画像版」よりは「画もあるラジオ」のほうが”得”してる気はする、というのはある。

●ギャラリーを入れるということ
・ギャラリーを入れることになった経緯は多少ノリや流れでもあるんだけども、でもやはり、やるんだったらギャラリーを入れた方がしっくりいくというのは元から考えていたことではある。
・何よりも、しゃべり手がしゃべりやすい。それは認める。
・聴く側としては、ラジオだから、後ろのほうで笑い声があったほうが安心するよなあ、という発想を持ってる自分ですよ、あれですよ、どういう種類のラジオを聴いて育ってきたかのお里がばれますねこれはw
・なんというか、Ustreamは人と人とが体験を共有し合う場だと思う、共有がキーワードだと思うから、聴き手としゃべり手の共有という場を作るんだろうと。ただ、聴き手にとって、共有する相手がいきなり顔の見えないしゃべり手だけだと、1対1で向き合わなきゃいけないからすげえ負担が大きいんじゃないだろうか。しかも、しゃべり手は今回3で、3対1だから、さらに負担が大きい。3人だけが顔を見合わせてしゃべってる様子を、横で1人がじっと聴いて受け止めてなきゃいけない感じになる、負担。そこへ、ネットの向こうから、複数大勢のギャラリーの笑い声やさわさわとした感じが聞こえてくる。そうすると、3対大勢(+自分)になる。負担が減る。ほっとする、ああ、自分ここにいて、大勢の中にまぎれた1人として、だらっと気楽に聴いててもいいんだ、てなる。共有が、「パーソナリティ対自分」だけじゃなくて、「パーソナリティ対ギャラリー+自分」てなる、そういう、つくねでいうとつなぎの役割。というのが前半のひとつ。
・それが後半になってくると、ギャラリーが我慢しきれなくなって、どんどん発言しだしてくる。これは大正解だったと思う。コメントがぽんぽん出る。そこで緊急ゲストを召還する。前半、「パーソナリティ→視聴者」だったのが、視聴者側に立つギャラリーが舞台に登場して議論をふっかけたり意見を述べたりするようになって、「パーソナリティ→←ギャラリー(+自分)」てなる。しかも、誰対誰なのかが話題によってハプニング的に変化する。ハプニング!現代のコンテンツに不可欠な、ハプニング!w 臨場感が半端ない。しかも舞台に立つ”誰か”のキャラが誰も彼もすげえ立ってる。もりあがったなあ、いや、現場だけかもしれませんがww
・但し、課題:「ギャラリー」と「twitter」の関係性や違いがよくわかってない。
・ていうか、生で放送してると、twitterに目を配るのがしんどい、という問題。


 たぶん、続きます。
posted by egamiday3 at 07:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする