2017年12月22日

201611it イタリア・シチリア旅 8日目その1「ナポリさん、揚げ物天国だった」


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 おはようございます。
 さすがイタリアの夜行列車ですね、朝一番でエスプレッソがサーブされるんですよ。この一杯がどれだけ身体にエネルギーを与えてくれることか。

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 ヴェスビオス火山がもう見えてます。街が朝霧の中に沈んでます。
 ナポリは晴天のようです。

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 ナポリ着。
 もうね、超都会だ!という感想しか出ないですよ、シチリア帰りの身には。
 ただ、大きさは都会だと思うにせよ、道はゴミ捨てられ放題だわ、チケット売り場の場所がわかんなくて散々迷うわで、さすがだなと。

 午後にローマに向かうとして、しばらくブラナポリです。
 ナポリ散策は12年ぶり2度目。

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 ↑地下鉄駅から、即席作りつけのような階段をかんかんとあがってくると、てろっとした板に「AREA ARCHEOLOGICA」とか書いてあって、イタリアは歴史との"間合い"の取り方がおっとこまえだな、と思いました。

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 ↑卵城へ。

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 ↑卵城。

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 ↑卵城から、サンタルチア港やヴェスビオス火山を望む。

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 ↑あんなに都会で道はゴミだらけなのに、海がこんなに青いのすごいな。

 続いて、スパッカナポリへ。
 イタリアの中でもだいぶお気になプレイス。

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 一応クリスマスシーズン到来ということになるからこんなに賑わってるのか、それともデフォルトでこうなのか、まあ、デフォルトでしょうここは。
 こういう、歩けて、路地で、人と物売りで賑わってて、というプレイスが、祇園祭の宵山と同じくでたまらなく愛おしいですね。

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 ↑ここがこの街のドゥオーモですが、絢爛なうえにとんでもない人混み、とてもじゃないけどお祈りも安らぎも無縁でした。

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 ↑クリスマスに次ぐクリスマス。

 食レポです。
 実はナポリさん、揚げ物天国だったんだなということが、今回よくわかりました。

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 ↑揚げ物その1。フリッタニアという名前で売られていたもの。マカロニのクリームソース煮とモッツァレラチーズをグラタンコロッケの要領で揚げたものなんだけど、皮がわりと厚手で食べ甲斐があって良い。あと塩気がうれしい、日本人向け。

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 ↑揚げ物その2。小さい揚げボールが4つ入った1袋が1ユーロ、というのでなんとなく買ったら、これが大当たりだったというやつ。
 第1球目、モッツァレラを揚げたの。これはシンプル。
 第2球目、香草の効いたマッシュポテトの中にやっぱりモッツァレラが入ってて揚げたの。そっか、モッツァレラはそもそもこのあたりのチーズなんだ。
 第3球目、細いパスタを刻んだのをコロッケにした感じのやつで、中にトマトソースが入ってる。
 第4球目、海藻入りの揚げパン。これもナポリ名物のパンだと聞いてるので、こんなかたちでお目にかかれて光栄です的な感じ。
 この4色で1ユーロですよ、そりゃもう1袋追加で行っちゃいたいですよね、と思いきや、そもそも人気店だったらしく、あっというまに長の行列ができてしまってて、断念。

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 ↑揚げ物のラスボス、揚げピザ。ナポリのローカルなピザの代表ってマルゲリータだときいていましたが、いや、こっちのが元祖らしいです。そもそも石窯というものが発明されピザを焼いて調理するようになるのは後年のことで、もともとは揚げて調理していたとのことです。中身はリコッタ的なチーズ、モッツァレラ的なチーズ、プロシュート的なハムと、トマトソース。これを二つ折りのジャンボ餃子っぽく包んで、でっかい油鍋で揚げる、そうするとみるみる膨らむ、揚げたてを手渡しされる。その揚げたてをおそるおそるかじると、中の蒸気が口角を直撃するという、さすがラスボスの名に恥じぬかなりの凶器ぶりを発揮しています。が、とにかく美味いので、熱くてでかいのを格闘するかのように食べてるという。そしてここもやはり結構な行列。

 次ナポリ来たら、揚げ物めぐり優先ということで、数年後の自分へ申し送ります。
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201611it イタリア・シチリア旅 7日目その2「「家庭料理」というより「家庭の料理」」


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 シチリア最終日の夜、夜行列車まで残り2時間ほど。
 カターニアの街中にあるとあるイタリア料理レストランに来てます。
 結果として、シチリアで通いたい店ナンバーワンがこちらになります。

 ほんとは疲れ切って食事をとる元気も出ず、ただ座りたい休みたいと、駅のベンチに座ったままぼーっと列車到着時刻が来るのを待っていたところ、徐々に体力が回復したらしく、その途端に空腹を覚えてしまい、食事処を求めて市バスに飛び乗ったという。半世紀近くつきあってきたはずの自分の身体でも、なかなか思いもしない反応をするものだなと。

 シチリアのラスト食事でやってきたこのお店は、家庭料理が売りで行列ができる人気なんだよとあちことで評判が良く、試しに来てみたらぜんぜん空いてたので、これ幸いととびこんだところです。
 厨房近くの席を確保したので、活気のある音や声がきこえてくる、働く人たちの姿がちらほらと見える、ああ、どこの国のであっても厨房が一番のエンタテイメントだなって思いますね。そのちらほらと見える厨房でメインにやいやいやってはるのが、肝っ玉母さんみたいなおばちゃんで、なるほどイタリアのおふくろの味を出してくるという体なんだなというのがよくわかります。

 で、いただいたのがこちら。

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 ↑カザレッチ、というシチリアローカルのパスタのひとつで、長めのマカロニがねじれた感じのやつ。これをカルボナーラで注文したのですが、日本で外食してもこういうパスタ出てくることなんてないよな、というようなのが出てきて、ちょっとふふふってなっちゃった、ていう見た目だなと。
 まずパスタがもっちりとしてべったりとしたやつで、アルデンテなんて概念はこの世から追放しました、みたいなデンプンの歯ごたえ。で、これが絶妙のもっちりさで実に美味く、あとちょっとべったりしたら途端に不味くなるんだろうけど、ギリギリでめっちゃ美味い。やたら分厚く、やたら長く、裂けるチーズみたいになってて、ほんとにこれをカザレッチと認識してもいいんだろうかという、そんな不安まったく無関係に美味い。すみません、アルデンテなパスタ屋さんのみなさん、ほんとの本音はこういうパスタが食べたいんですよって、もう言っちゃいたい。
 それに加えてこのカルボナーラとしての見た目が、典型的な”失敗した”カルボナーラのそれ、加熱し過ぎでガリガリに炒めちゃってて、ベーコン・スクランブル・焼きマカロニかなんかでしょうこれ、ていうやつなんですが、困ったことにこれがまためっちゃ美味い。よくよく思い返してみたら「肉」特に「豚」を食したのがかなり久しぶりなので、その加点もあったのかもしれませんが、それでもこの玉子焼きそばにだいぶ虜にされてしまってます。

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 付け合わせで注文したカポナータがまた美味い。カポナータというより、ただの野菜のごちゃっと煮みたいになってるのが美味い。
 これをあの肝っ玉かあさんがお台所でバシバシつくったんだな、と思うと、家庭料理が売りの店だと言われるのも合点がいくわけです。
 いやこれ、「家庭料理」と言うよりむしろ「家庭の料理」だろうと。レストランのシェフがつくったやつじゃない、そのへんの民家の食卓に朝な夕なに並ぶのの見事すぎる再現だろうと。いまこれ、リアルにおばちゃんちに来てごはんお呼ばれしてる状態のやつだろうと。もはや月並みな表現すぎてこっぱずかしいだけではありながら、こういうのをこそ「あたたかい食事」って言いますよね。
 うわあ、カターニアで4食ほど食べたけど、全部ここにすりゃよかったあ、といういまさらながらの悔やみです。

 悔やみつつ、チャ〜オ〜っ、という感じでカターニア駅に戻ります。
 (別にこの街が気に入っているわけでもなんでもないのに、旅のほとんどをここで過ごしてる気がする。)

 夜行列車のカターニア発まで、残りあと1時間。
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 30分前。表示板にディレイ30分の文字が点灯。
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 来ない。眠い。座ったままだと寝そうなので、立つと、立ったまま寝そう。
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 ディレイの時間がどんどん延びる。
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 とうとう、ディレイの時間は延びないけどただ単に来ない、という暴挙に。
 ↓

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 来たーっ!
 
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 これで8時間くらいでナポリに到着するはずです。
 ようやくカターニアを脱出。長かった・・・リアル脱出ゲームかと思った・・・。

 寝酒をすすりながら車窓を眺めてます。街灯が走り去っていく、道が添ったり離れたりしていく、誰もいない街で看板が照らされている、駅まわりの小屋の軒先で野宿している人がいる。そういうのを見たり見なかったりしながら、夜行列車はシチリアを走り、そして去っていきます。

 ちなみに、シチリアと本土の間の海峡を今回も通るわけで、あの2日目の列車切り離しやフェリーへの出し入れという一連がおこなわれた、はずなんですが、すでにぐっすり眠っていてまったく気付いていないのでした。メッシーナ駅(シチリア側)の看板とヴィラ・サン・ジョヴァンニ駅(本土側)の看板だけ、それぞれ見た気がする。実はもう橋が架かっててそこ通ったんですよ、と言われても信じるんじゃないかな。

 余談。個室にロック付きのドアみたいのがあり、ここが洗面台かなと開けたら、真っ暗な隣の部屋だったので、あ、あかん、と思って急いで閉めた。数分後にトイレに行こうと廊下に出たら、おじさんが立ってて、こっち見つつ、隣の部屋の扉開けつつ、隣の部屋サイドの例の扉のロックをいじりつつしてたので、あ、これたぶん気まずいやつやと察知して、すうってトイレ行った。

 そんな感じです。
posted by egamiday3 at 07:46| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月21日

201611it イタリア・シチリア旅 7日目その1「がんばって見どころ探してスキャンするように」


 起きたら金曜日、シチリア最終日です。
 ただしイタリア全土でショーペロ=ストライキの日だということで、下手に動くと今夜のナポリ行き夜行に乗れなくなるかもしれない。
 というわけでカターニア市内でおとなしくぐうたらに過ごすことにします。

 なんせ、夜遅くまで時間をつぶさなあかんので、インをアウトするのも朝10時くらいになりますよね。
 しかも、夜行で出るから遅くまで荷物を預かってもらえませんやろか、とフロントの兄さんにがんばって交渉し、「7時"以降"の受け取りならOK」を得ました。

 とりあえずショーペロの様子はどんなんかな、とカターニア中央駅へ様子見に行ったところ、特に何の表示も案内もなく、列車が運行しているのかしていないのかもわからない。ていうか、ショーペロじゃなくても運行についての案内があったりなかったりよくわかんなかったりなので、あ、なるほど、ストライキがそこまで打撃じゃない土地柄なんだな、と気付きましたよね。
 だってそもそも、駅前から市バス乗ろうとしても動こうとしてるのかしてないのかもわからないし、何時発車するつもりなのかもわからない。運転手のおっちゃんらがたむろしてダラダラしてるから、いつ出るのかきいたら「10:30」だと言って運行表のボードを見せてくれるんだけど、出る本数がめっちゃ少ない。てっきりバスもショーペロで減便なんだろう、だから動かないんだと思ってたんですが、いまになって考えると、あの減便も不案内も動きのなさもたむろのダラダラも、ただの平常運転なんじゃないかと思えてきましたね。
 しかたないので、郷に入っては郷に従えというノリで、他の乗客が動く様子もないバスにぼーっと座り込んで待ってるのを、ならって自分も待ってるという感じです。結局運行表の時刻通りにも発車しませんでしたが。

 市内歩きです。
 カターニアは、シチリア第二の都市で経済の盛んな街とのこと。ギリシア時代からの歴史がある街で、かつ、17世紀の火山噴火や地震災害で一度街を再建することになり、そのタイミングで街全体がバロックでデザインされた、というのはシチリアの南東部に共通した事情です。だから建物の外観のデザインで言えばバロックに次ぐバロックという土地柄。ただ、新市街のメインはきれいで整ってる感がありますが、おおむね車が乱暴だったり道が狭かったり街全体が排気ガスか何かで薄汚れた雰囲気もあり、路上駐車や落書きやゴミもかなり多く、ガシャガシャしてるイメージ。
 というところを、がんばって見どころ探してスキャンするように歩く感じです。

 まずは市場を攻めます。
 カルロアルベルト広場の青物市場。

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 しかし「買って帰れない市場」というのは、興奮が沸き上がるのと同時に、虚しさが澱のように溜まっていく一方だから、精神衛生上だいぶよろしくないわけです・・・。

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 ↑ピスタチオのアランチーノで一服。

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 ↑この街出身のヴェッリーニさん。

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 ↑大学広場と呼ばれるあたり。街のどまんなかに街にまぎれるようにあるカターニア大学。

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 ↑カターニア大学建物の中庭で、もとはサンジュリアーノだかなんだかいうたぶん貴族の人の邸宅だったところ。

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 ↑また別の大学建物の中庭、実は観光的にはこっちがメインで見事な幾何学模様の白黒デザインがある、んだけど思いっきり工事中という。残念。ていうか、掲示見たら終了予定日過ぎてるんですがな・・・

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 ↑街の南の方にある魚物市場にやってきました。

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 だから買って帰れないのがですな・・・涙。

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 ↑この街のドゥオモ。バロックだなあ。

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 ↑ドゥオモ広場とその一帯の建物。
 ドゥオモ広場に象の像があり、とにかく象推しの感じ。

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 ↑これは大学広場の敷石に彫ってあったデザイン。
 この敷石もそうですが、とにかくあちこちで使われてる火山岩の黒が映えるなあという感じです。
 バロックが映え、黒と白のコントラストが映え、幾何学的なデザインが映え、という土地柄。
 
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 ↑サンニコロ教会。床にあるこのラインは日時計とのこと。

 昼食です。

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 ↑このボリュームならパスタもいらんだろうという感じの。

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 マッツィーニ広場。建物と広場のシンメトリーなデザインとしては一番好きな感じのところ。

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 ↑クロチーフェリ通りへ入ります。ここが一番濃密にバロックな教会建築が立ち並ぶという噂のエリアです。
 バロックに次ぐバロック攻撃。

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 ↑サンニコロ修道院にやってきました。
 現在は大学として使われている建物ですので、制限はありますが、大学探訪という感じになります。
 大学探訪になるとまたおもしろさがぐっとちがってきますね。

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 ↑入口からしてこうなんだもの。

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 修道院の旧式な構造の建物の中を、だいぶ工夫して図書室や自習スペースを捻出しているという感じがします。ていうかみんな勉強してはる。

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 ↑屋上庭園もある。

 実はさっきからセルフガイド的な地図を片手に構内をうろちょろしてますが、そういう観光目線でのぶら歩きができるくらいのアトラクション感あふれる大学建物なわけです。たぶん、一番長居したかな。

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 ドゥオーモに戻ってきました。疲れてへたりこんでる。
 ヨーロッパで旅というか観光をすると、だいたいその町のドゥオモの類にお世話になるものです。あたしのような旅の者でも拒絶することなく出迎えてくださり、座る場所を与えてくださり、平安と安らぎの空間の中で、犯罪に遭うかもというような心配をする必要もなく、ただぼーっと座って脳内の整理をしたり、次はどこへ行くべきかのプランニングの余裕を与えてくれるという。
 とりあえず座って神の下で安らぎを得ています。

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 ↑シチリア名物カッサータっていうお菓子があるというので、いただいてみたら、アホほど甘い+ほんのり冷たい、というなかなか出会ったことないコンセプトの食物でやや戸惑った。中身はリコッタチーズクリーム、緑のはマジパンかな?
 
 日が暮れてもなお、夜行出発までまだあと6時間あるので、カフェでぼーっとするなど。

 この後、やっとのことで宿に荷物を取りに行くと、オーナーのおじいさんに「お前の荷物はもうないよ」とふざけられるなどして、いまになって、あれ、ここって荷物を預かる制度のないとこだったかな、とちょっと申し訳なく思うことあり。旅行事務的に今後の反省点とする。
 まあ、この日一日ルームキーを返すのを忘れて持ち歩いてたのを、ごめんなさいって言って返したら、向こうがそれに気付いてなかったので、なんというか、ちゃんとやってる風のホテルと同じノリで考えない方がいいとこなんだなという理解です。



posted by egamiday3 at 12:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

201611it イタリア・シチリア旅 6日目その3「これをなんと読む!」


 旅行事務的な記録を書いておきます。
 まあ、こういうごにょごにょ、旅行事務の右往左往やトラブルをあえて楽しみたいがために旅しにきてる感はあります。

 まず、宿について。

11/22 4日目 カターニア泊
11/23 5日目 タオルミーナ観光→シラクサ泊
11/24 6日目 シラクサ観光→カターニア泊(★いまここ)
11/25 7日目 ○○○→夜行列車(カターニア→ナポリ)車中泊
11/26 8日目 ナポリ・ローマ観光→ローマ泊
11/27 9日目 帰国

 まず、宿決め。
 6日目の早朝までのうちに、カターニア泊、夜行列車、ローマ泊まですべて(ネットやメールで)予約を済ませて、これでだいたいの旅程がデザインできた、という感じになりました。
 カターニア泊の宿は、4日目と同じところをとりました。なんだかんだで駅近で荷物預かってもらうのに都合が良いし、家族的経営で親切だし、朝食美味いし居心地いいしで、出発前におかみさんに「もし次の日にも泊まりたかったらどうしたらいい?」と水を向けたらウェルカムに要領教えてくれたので、旅の拠点扱いにしちゃってたっていう。ただ、ほんまに6日目夜に再訪したら、オーナーのおじいさんに「荷物忘れて取りに来たのかと思った」と言われましたが。

 で、7日目は○○○、つまりまだ未定で、シチリアの南東部、鉄道で2時間のノートへ行こうかしら、4時間かけてラグーザへ行こうかしら、などといろいろ思いを巡らしては楽しむ、というはずでした。だったんです。

 どういう虫の知らせだったのかはわかりません。あれ、そういえば自分、なんか気になる貼り紙を国鉄駅で見つけて、写真撮ってたりしてたよな、あれなんだったんだろう、変なこと書いてなけりゃいいんだけど。
 と思って、↓あらためてiPhoneの中の写真を見返すわけです。
 
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 「SCIOPERO」
 福留さんが声高らかに「これをなんと読む!」と叫びましたよね・・・。

 イタリア旅行者が「ボンジョルノ」「グラツィエ」の次に覚えるべきイタリア語、とジョークで言われる単語。
 ショーペロ=ストライキです。

 え、11月25日(7日目)がストライキって言うんだったら、あたし明日カターニアに足留めじゃないか、越すに越されぬカターニアじゃないか。
 ていうかちょっとまて、7日目夜行に乗って8日目にはローマに着いてないといけないのに、これストライキで走らないんだったら、帰国に支障が出るんじゃないか。
 リアルに帰れない案件なんじゃないのか。

 (´-`).。oO(・・・それはそれでおもろいかも)

 いや、そうじゃなくて。
 慌てて、イタリア国鉄のサイトのニュース掲示を、イタリア語しかないのでGoogle翻訳で読み、サイト内のストライキ解説ページ(そんなのあるのか・・・ http://www.trenitalia.com/tcom-en/Purchase/Info-&-Contacts/In-case-of-strike)を、こっちは英語版があったものの、読んでみるとどうやら英語版とイタリア語本編で情報に差分がありそうだぞと察知してGoogle翻訳でさらに読み、結果わかったことと言えば、
  ・その夜行は、列車種類的に対象外かもしれないし、そうでないかもしれない
  ・その夜行は、長距離列車だからという理由で対象外かもしれないし、そうでないかもしれない
  ・その夜行は、ストライキ時間帯の対象外かもしれないし、そうでないかもしれない
 結局、確かなことはわからない。
 勘弁しておくれよ orz...

 というようなことがあり、ダメ元でというか無理やりに、宿のオーナーのおじいさんにちょっと相談してみたわけです、こんな貼り紙あったんだけど明日の夜行が走るかどうかって、どうやって調べたらいいかな的な。するとオーナーも親身になってくださり、なんか旅行業者的なところに問い合わせてくださりした結果、まあ、結局確かなことはわからない。
 最終、駅に行って窓口のけだるそうな駅職員をつかまえ、おたくのとこがショーペロやるっつってるけど、この夜行、走るのかい走らないのかいどっちなんだい、と問うと、けだるそうに、しかし投げ出すことなくじっくりと、あれこれの書類を見比べ同僚と相談しなどした挙げ句、「走ります」、無問題でフィニッシュです、と。

 夜行は走りますが、日中の列車は走ったり走らなかったりしますとなると、明日7日目はカターニアからおいそれとは動けないわけです、そんないつ足止めくらうかわかんない状態で片道4時間の街に行ってる場合じゃない・・・行けないとなるとさらに行きたくなるけど・・・・・・。
 
 というわけで、丸一日のカターニア滞在が決定したところで何をしたかというと、市バスチケットを買って乗る、っていう。
 駅前でアイスクリームを売ってるトラックがあって、そこでバスチケット買えるんだよ、というシステムなのはまだいいとしても、バス停案内も路線案内も皆無なので、いつ発車するかもわからない、どのバスに乗るとどこへ連れて行かれるかもわからない、乗ったが最後どこで降りたらいいかわかんない、結果、Googleマップを延々凝視し続けるパターン。

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 ↑その末としての、イングリッシュパブでのIPAビールなのでした。
 おつかれちゃん。

posted by egamiday3 at 12:43| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月20日

201611it イタリア・シチリア旅 6日目その2「日本人好みする食の土地柄なのかな」

 
 食レポです。
 シラクサ島での昼食に、あちこちで名前の挙がっているシーフードのお店に行ったら、この旅同率1位で美味かった、ていう話。
 お店の名前はOsteria da Mariano。
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 ↑内装は町家レストラン的なの。
 座ってるだけでもありがたい感じ。

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 ↑シチリア名物、オレンジのサラダ。甘塩っぱ酸っぱオリーブオイリーな感じ。ふつーの蜜柑よりぐいぐい食べられる。

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 ↑シチリアのシーフードミックス的なプレート。
 おそらくカジキマグロのカルパッチョ的なのがあり、オイルサーディン的なのがあり、さらにイワシでパン粉を抱きかかえるようにして焼いたインボルティーニだかベッカフィーコだかいうやつ。真ん中にアランチーノ。クスクス。エビとイカと小魚の類のパン粉まぶしフリット。シラス的なのを卵と小麦粉かパン粉的なので生地つくって、焼いたの。
 シラスもシチリアではよく食べるらしく、全体的になんというかこう、”日本人好み”する食の土地柄なのかなっていう気はしますね。
 あと、奥の方にうつってるガーリックなパンが美味いのは、もう当たり前的な。

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 ↑パスタはタコの。これに適宜パン粉をふりかけていただきます。
 もうわかったから>パン粉。

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 ↑あれ、たのんでないけど付き物としてデザートが何か出ましたね。ドライフルーツと、乾燥イチジクと、ゴマの砂糖がためみたいなの。
 あと、カップに入ったのは、シロップか何かかな?と思って、くいっと行きそうに・・・なったところで、すんでのところで、あれ、これ酒だぞと。しかもたぶんまあまあ強めだぞ、と。お隣のテーブルの老夫婦も様子見様子見という感じで口をつけてるような。たぶんマルサラ酒の、デザートと一緒にいただくタイプの濃いめのがあるらしいです。

 以上、シラクサの昼食。

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 ↑これはシチリアぶら歩きでさすがに疲れた末に入ったバールで、バリスタの女性となんか話しこんじゃったところ。と言っても、お互い英語がなんとなくでしかないので、日本から来たの、何時間かかるの、遠いねとか、自分はフィレンツェ出身でカフェ出しにここに来た、みたいなとりとめない話を、したりしなかったりしてたという。

 次、カターニアに戻っての夕食。

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 ↑カルパッチョ的なののもりあわせ。

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 ↑トロフィエというショートパスタ、生地をねじねじしたやつ。もちろん生パスタなので、美味い。ずるい。しかもねじねじしてるからソースが絡むので美味い。ずるい。そしてパン粉がけするからシチリアーナということなのか、それでいいのかw

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 昨日に引き続き、イングリッシュパブを見つけてIPAビール飲んでる。
 つまり、この旅ももう終わりの潮時という感じ。
posted by egamiday3 at 00:45| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする